まだ梅雨明け前というのに、夏さながらの毎日が続いております。
吹きつける風が、真綿のような体積を持っているように感じられるのは、ひとえに湿度のなせる業なのでしょう。まとわり付いて、払えどもはらえども拭いきれない湿った風が、流す必要のない汗まで滲ませるようです。
湿度に耐え切れぬ忌まわしいクセ毛を短く刈ってまいりました伊織でございます。
SWALLOWTAIL
まだ梅雨明け前というのに、夏さながらの毎日が続いております。
吹きつける風が、真綿のような体積を持っているように感じられるのは、ひとえに湿度のなせる業なのでしょう。まとわり付いて、払えどもはらえども拭いきれない湿った風が、流す必要のない汗まで滲ませるようです。
湿度に耐え切れぬ忌まわしいクセ毛を短く刈ってまいりました伊織でございます。
お嬢様、藤堂でございます。
お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがでしょうか?
鬱陶しい雨の日が続き湿気が多いこの時期、毎年のように髪をバッサリ切ってしまいたい衝動に駆られながら耐えている金澤でございます。
さて今回は、今私が行っている小さなチャレンジをこっそりとお話致しましょう。
季節は段々梅雨へと移り変わり、じめじめした天気が続いておりますが、いかがお過ごしでございましょうか?
環でございます。
歌劇団の公演が一段落いたしましたので大旦那様にお願いして休日をいただきました。
寒暖の起伏激しい日々が続き、幾分梅雨の到来を予感させるような雨も続いております。
急な白雨にお体を冷やされませんよう、十分にお気を付けくださいませ。
伊織でございます。
そろそろ衣替えの時期かと思い立ち、引き出しをひっくり返している最中に突然の雨。
まったく気のおけない毎日でございます。
そんな中、ふと開いた整理箱の中から古い日記帳が出てまいりました。
拝啓、我が敬愛せしお嬢様、真夏を思わせる暑い日々が続いておりますが、ご健勝にお過ごしでございましょうか。
先日までまだ桜が舞っていたような気が致しますのに、何とも季節の巡るのは早きことにございます。
過ぎた季節に驚いてしまうほどに、忙しく充実した日々を過ごさせて頂いているのかと思うと、有難き限りにございます。
季節の移り変わりも、世俗の流れも、人々の移ろう様も誠に慌ただしい事でございますが、私共はいつでもお嬢様方がサロンにお戻りの際にお寛ぎ頂けますよう、
サロンを磨き、カップを磨き、人を磨き、万全の備えでお待ち申し上げております。
この身が御傍に在れる限り、僅かでも御役に立てますように。
それはそれと致しまして。
またつらつらと駄文をしたためてございますので、お暇なときか眠れぬ夜にでもご覧くださいませ。
目を閉じ羊を数えるよりは、迅速に眠りに墜ちれるのではないかと自負しております。
司馬でございます。
皆さま、お健やかでいらっしゃいますか?
そろそろ汗ばむような陽気も増えてまいりました。
しかしながら、初夏の緑風はからりとして、とても爽やかでございます。
皆様方におかれましても、快適な日々をお過ごしいただければ、と常々お祈りいたしております。
さて、六月も間もなくでございます。この月の風物詩といえば、いささか単純でございますが、ジューン・ブライドという言葉をつい連想してしまいます。