Recoltes

すっかり気候面でも秋が深まり、年末へのカウントダウンが進みます。

時期柄、頭の中が漫才のネタ作りの脳になってきた能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

いよいよ全ソムリエが待ちに待った新酒の季節がやってまいりました。

今年の新酒は果たしてどのような完成度でございますでしょうか。

2022年ヴィンテージの今後の先行きを示す新酒の風味や個性。

ソムリエにとって一年の中でこれほど楽しみなことはございません。

 

11月2日深夜には今年初めて行ないます「山梨ヌーヴォー解禁祭」、

11月16日深夜には「ボジョレー・ヌーヴォー解禁」配信をいたします。

もしお時間がございましたら、盃を共に出来ますと幸いでございます。

※変更や中止の可能性もございますので予めご容赦くださいませ。

 

先日、とある機会があり睦月にワインをプレゼントいたしましたら、

驚くべきことに何と早速、本人からお返しのワインをいただきました。

贈り物を渡し合うという関係性というのは嬉しいものでございます。

 

 

コルクでもキャップでもなく、王冠というのは新鮮でございました。

ナチュール系の身体にも優しいワインで染み入るような味わいです。

微炭酸ゆえの飲み心地の快適さ、シトラスの酸味やミネラルのバランス。

グラスがすいすいと進んでゆき、瞬く間に乾いてゆきました…。

 

次は一緒にグラスを傾けながら、あれやこれやと談義したいものです。

どのワインに焦点を当てようか、今から楽しみでございますね。

Montrachet

高く広がる秋晴れの天候に、遠く遠く離れたブルゴーニュを思います。

いつの日か彼の地を訪れ、記憶のアルバムに刻みたい能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

少しずつ秋も深まってまいりまして行楽の季節が到来いたしました。

今年、お屋敷でのハロウィンパーティーのテーマは「学生時代」。

十年以上ぶりに着たブレザーにはなんとも言えぬ気恥ずかしさと同時に、

制服に袖を通していた頃を思い出し、大変ノスタルジーな思いでした。

ボーイスカウトの活動でよく六甲山に登ったなという記憶がございます。

関東地方で申し上げますと、高尾山がそちらにあたりますでしょうか。

ハイキングやキャンプなど、紅葉やドングリを見ながら散策を楽しむ。

子どもの頃ならではの体験ができたことは今でも財産でございます。

立ち止まって振り返ることでしかわからないことも多くございます。

充実だと思っていた毎日の中でつい見落としがちになってしまったり、

無意識に優先順位を下げてしまっていたものに気づくことが増えました。

執務室から眺める景色も数年前より大きく変わってまいりました。

たまにはこうして、過去や今の自分を見つめ直して現在地点を知る。

他人と比べるよりもずっと大切なのだと、そう思う秋の夜です。

お嬢様、秋の夜長はほどほどにお楽しみくださいませ。

能見

winds

夜半に風が吹くたび、季節の巡りを感じるようになりました。

 

書物のジャンルが季節ごとに傾いてきました能見でございます。

 

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

 

 

夏はバカンス!といった印象ですが、秋といえば行楽でしょう。

 

幼少の頃は秋の遠足が楽しみで仕方がなかった記憶がございます。

 

刹那的に入眠できる私ですが、遠足の前日はワクワクが募りまして、

 

目が冴えて5分ほど眠れなかったのも懐かしい思い出です。

 

 

 

そしてだいたい雨だったのは何か理由があるのでしょうか。

 

天候に関しては謎が謎を呼ぶ不思議なことばかりですね。

 

気掛かりな天候はさておき秋という季節に思いを馳せております。

 

大人になっても童心を忘れずに秋を楽しみたいものです。

 

 

 

使用人たちとともにキャンプに訪れるのも候補に挙げられますし、

 

紅葉を楽しむべく長距離ツーリングも捨てがとうございますね。

 

こうして想像を膨らませていくさなかに秋が終わらぬよう、

 

ぜひとも実現したいなあと目論んでおる所存でございます。

 

 

 

夏もよいですが秋もよい。四季が巡る国に生まれてよかったと。

 

感謝の念を抱きながら日々を過ごすことにいたします。

Thira

夏真っ盛りの天候も次第に慣れ、夜半の涼しさが心地よくなりました。

将来的には甚平の似合う者になっていたいと目論む能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

今年の夏もお屋敷でたくさんの経験をさせていただきました。

的場や桐島とともにステージに立ち、朗読会を開催いたしましたり、

隈川と浪花へ向かい、懐かしの場所でお仕えをさせていただきました。

荒れる時勢の中で貴重な機会をいただきありがたい限りでございます。

 

ギリシャ・サントリーニ島の白ワインをお屋敷でもご用意いたしました。

暑い暑い夏にぴったりなミネラル感のあるワインであったかと存じます。

地中海の優美な風景はお嬢様の脳裏に浮かんでまいりましたでしょうか。

ぜひとも一生のうちで一度は訪れたい風光明媚な街並みでございます。

 

銘醸地を調べれば調べるほどその風景がワインの味わいや風味に重なり、

土地への理解が深まるにつれて、私の知的好奇心がくすぐられるのです。

足を運んでみたいと思う場所が常に増えていくことは大変嬉しい反面、

これは人生という限られた時間の中での葛藤ともなってゆくでしょう。

 

まずは山梨のワイナリー見学へとお嬢様をエスコートすることができれば、

という当面の目標もございますので、第一にそちらを叶えたいと思います。

本当に幸いなことに、ワインに興味を持つ使用人も増えてきましたので、

その計画を実現と成功させるために下見に行きたいなあと企てております。

 

かのように未来のお話をたくさんいたしましたけれど、

まだまだ今年の夏はこれからでございます。

 

お嬢様にとりましても夏の思い出ができておりましたら幸いでございます。

 

能見

Hummingbird

お嬢様、使用人たちの夏服も見慣れてまいりましたでしょうか。

自称お屋敷随一、夏が大好きな使用人の能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

私がお屋敷にまいりまして、幾度目かの夏がやってきました。

「夏が好き」というのはきっと数寄者でございましょうから、

中々手放しに喜べないのですが、新しい季節をお嬢様と迎える。

それだけで何とも云えぬ幸せな気持ちになるのです。

 

夏の娯楽といいますと頭の中ではバーベキューが思い浮かびます。

レジャーでの思い出がたくさんできるのが夏という季節ですから。

しかしながらこの時勢ですので大勢で「乾杯!」とはいけません。

実はここ最近、一人バーベキューというものを目論んでおります。

 

キャンプで焚火をしている動画を自室で見る機会がありまして、

私が幼少期にボーイスカウトに参加して野を駆け回っていた頃より

随分と便利な道具がたくさん登場しているのだなと思いました。

この様子なら一人でも日帰りで気軽に楽しめそうでございます。

 

日常生活から離れ、自然の中で過ごすこと。

現代社会でつい忘れてしまいがちな大切なことを、

思い出すきっかけとなるでしょう。

Orchid

課外活動での執務もひと段落いたしまして日常が帰ってきました。

夏服シーズンの到来に月日の経過の速さを感じる能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

今月下旬にはいよいよ藤堂執事のお誕生日祝賀会が開催されます。

この祝賀会には大変多くの思い入れが私の中にございまして、

初めてティーサロンで給仕をいたしましたのが8年前の同催し。

藤堂執事のお誕生日祝賀会、通称「藤堂会」でございました。

 

当時はティーサロンにたくさんのお嬢様をお招きしての藤堂会でした。

藤堂執事や先輩の使用人が壇上で話に花を咲かせ催しを進行していく中、

私はグラスやお皿の片付けをするなど、裏方に勤しんでおりました。

新米の私にとりまして、こんなにありがたい機会はございませんでした。

 

最近はとても嬉しいことに、新しい仲間がたくさん増えてまいりました。

緊張で震える手を見るたびに、一生懸命のあまり強張る声を聞くたびに、

私は自分の初めての給仕、藤堂会に出席したときの初心を思い返すのです。

 

今年も配信という形式で「藤堂会」をお届けいたします。

収録当時も随分と盛り上がりまして、笑いの絶えない時間でございました。

お嬢様もぜひご一緒にお祝いしていただけますと幸いでございます。

とんでもないシーンもご覧いただけるかもしれません。

Victor

春という季節はいつも迷子。気がついたら過ぎ去ってしまいますね。

先日ようやく、今年初めて燕の巣を拝見いたしました能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

遅れ馳せながらですが、執事日誌のレイアウトも若干変更されたようで、

以前の日誌よりもシンプルかつスマートな印象になったように思います。

電子端末画面でもずいぶん見やすく感じられるかと存じますので、

お嬢様も使用人の日誌をご移動中の馬車内などでお楽しみくださいませ。

 

新年度も一ヶ月が過ぎ、新たに始めてみたいことも見当がつきました。

折角、お屋敷には個性豊かで一芸に秀でた使用人が多くおりますので、

使用人の私が使用人から学びたい三つのことについて考えてみました。

永遠に話に華が咲きそうですので、敢えて三つという縛りでまいります。

 

まずは伊織から書の学びを得て、字を綺麗に書けるようにしたい。

毛筆、万年筆、硬筆、多種多様な筆記具の正規の使用作法を知り、

しかしながら、いままでの丸文字を卒業するということではなく、

TPOをわきまえた選択肢を持てるようにしたいと目論んでおります。

 

二人目、フットマン及川からたくさんのトリビアを学びたい。

案外と言っては失礼ですが、及川は様々な分野において博識です。

芸術、歴史、生物、美容と引き出しが多く、話題には事欠きません。

日常生活での関心事へアンサーできるようになるかもしれませんね。

 

最後の一人、使用人兼庭師の蓮見からガーデニング技術を学びたい。

これは胸を張って申すことでは全くないのですが、実はわたくし、

お恥ずかしながら幼少期にアサガオを育てきった経験がございません。

庭園に咲く草花と仲良くなること、これが当面の目標でございます。

 

様々な分野で得手不得手があるのが人間という生き物でございます。

それを豊かな個性と考え、「先生」と自分の中で捉えること。

日常にこそ学びはたくさん存在しているものでございますね。

 

能見