See Base

秋に入るも夏の残り香が若干ながら寂しさを届けてくる今日この頃。

そろそろ旬を迎えるヒラスズキのお刺身が楽しみな能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



季節の変わり目はどうしても体調の管理が難しゅうございますね。

夏の疲れがどっと押し寄せるような、そんな日もあるかもしれません。

疲労が溜まりますと、やはり執務の馬力と効率が落ちてしまいます。

そうならないために、もしなってしまったときに、どう対処するか。



執務の間で仮眠を取ることが、私の昼間ルーティンでございます。

一日の後半からの執務パフォーマンスを更に向上させるために、

どうすれば良いものか。その方法をずっと考え続けておりました。

そしてこの度、私なりの個人的な解決法を編み出すに至った訳です。



一つ目はなんと言っても身体が資本。プロテインで馬力アップ。

タンパク質を摂り、体の内側から疲れを取るという方法です。

シンプルながらかなり理にかなっているのではないでしょうか。

桐島や雛森が好みそうな手法でございますね。



二つ目は神経・循環器系へのアプローチ。ホットアイマスク作戦。

神経と血流の巡りをよくすることにより、疲労の抜けを感じました。

疲れは眼から。花や果実の香りがよりリラックスを促してくれます。

脚本を頑張る伊織にぜひプレゼントしたい。そう企んでおります。



三つ目は気持ちで解決。とにかく楽しいことを想起しましょう。

今宵の夕飯とワインはどのようなペアリングにしようかな。

そう考えるだけで、疲れが吹き飛ぶような気がいたしませんか。

特に実りの秋、食欲の秋には大切な思考回路なのかもしれません。



この夏から秋にかける季節の変わり目。

どうかお身体をご自愛いただけますと幸いでございます。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

Day Dream

まさに夏模様とうだるような暑さが連日のように続いておりますね。

アウトドアではきっと日焼けをしていただろう能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



とんでもなく暑い日には自室に籠るのも一つの正解でありましょう。

自室にてアイスコーヒーをいただきながら、世の中が落ち着いたら、

どのようなことをやってみたいかということを空想しておりました。

まず何と申しましても、お屋敷での季節の催しでございましょうか。



もしかするとご存知ないお嬢様もいらっしゃるかも知れませんが、

夏祭りやハロウィン、そしてカウントダウンなどのパーティーを、

以前はお屋敷のティーサロンにて毎年開催しておりました。



まだ季節の催しに参加したことのない使用人も多くおりますので、

そのようなフットマンがどのような化学反応を見せてくれるのか。

鬼が出るか蛇が出るか、未知数に期待するのもワクワクしますね。

お嬢様とこれから見られるそんな景色が私も楽しみでございます。



あと私個人としては、フランスへの短期留学でございましょうか。

ソムリエとして、現地の風を感じながら沢山の学びを得たい。

異文化やワインを通じて、お嬢様に色んな世界を知って欲しい。

知れば知るほど興味深く、面白い世界でございますので。



そんな気持ちがあり、最近はより書物を読むようになりました。

ブルゴーニュの風景写真や生産者の歴史や拘りについての本です。

ウェブ上にも沢山の情報があるので環境的にも充実しております。

少しでもお嬢様に還元できますように、より精進いたしますね。



世情が落ち着きましたら、やってみたいことを2つ挙げました。

その他にも、沢山のお屋敷とお嬢様との未来予想図がございます。

これからのお屋敷での夢、お嬢様もございますか?

是非、お聞かせくださいませね。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

Platinum

ようやく季節も夏という毎日が続き、世間の夏休みまであと僅か。

離島に行く理由はリゾートかサバイバルか、悩ましい能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



今年の夏は特に大変な暑さが予想されております。猛暑のようですね。

年々厳しくなってくる気候に、私も毎日食後のアイスが欠かせません。

避暑地へいらっしゃるのもなかなかままならない状況でございますので、

お嬢様も同じ夜空の下、アイスを片手に熱帯夜をお過ごしでしょうか。



自室での楽しみを昨年から模索していた結果、行きついたひとつの答え。

最近の世情を鑑みまして、私は俗に言う「家飲み」をいたしております。

ただ単純に自室にてワインをいただくというシンプルなものなのですが、

「灯台下暗し」という言葉通り、思わぬ新発見がたくさんございました。



その一つの例として、ワインと食事のペアリングの幅が広がりました。

日常生活で手に入りやすいワインと手に入りやすい食材の組み合わせ。

よりカジュアルなペアリングに焦点を当ててみる機会を増やしました。



例えば、オーストラリアのビオ・ワインと根菜チップスのペアリング。

どの環境でも手に入る組み合わせは、グラスが進みすぎて困ります。

溌剌としたレモンのニュアンスが表出したスパークリングワインの、

スペイン産カヴァと烏賊のお刺身との重なりの自然さには驚きました。



それらの小さな発見が、日常にエッセンスを与えてくれるように。

楽しいことは探さなければ見つかることはないのかもしれません。

好奇心を常々忘れないようにと、自戒することも増えてまいりました。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

Cray

虹の先に澄んだ晴れ間が見えるのはいつの日になるのでしょうか。

旬を迎えた鯵とのペアリングにもより力の入る能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



先月からノンアルコールスパークリングワインをご用意しておりました。

このようなことは、お屋敷創設以来、初の試みでございます。

風味や味わいに気品があり、飲み物としても素晴らしい完成度。

ノンアルコール飲料の実力、お恥ずかしながら侮っておりました。



新しい発見や思わぬ収穫があり、見聞を広められるということは、

この時世ならではの怪我の功名だと言えるかもしれません。

ワインが苦手でなかなか取っつき辛いと敬遠されてきたお嬢様も、

美味しくお召し上がりいただけましたらば幸いでございます。



お嬢様、お坊ちゃまの御前で抜栓する姿を見る機会が増えるごとに、

当家の使用人たちも随分逞しくなったものだと感心いたしました。

荒波が押し寄せる時代でも、そんな少しずつ成長する使用人たちを

支えてくださっているのは、紛れもなくお嬢様、お坊ちゃまでございます。



本来ならば使用人はお支えする側の身であるはずではございますが、

暖かく成長を見守っていただき、感謝の念が募るばかりでございます。

誠にありがとうございました。

また、お屋敷を取り巻く環境も随分と変容を遂げました。



ときに環境の変化に対応し、みなさまの心身の安全をお守りするのも、

お傍でお仕えする使用人としての大変重要な責務でございます。

現段階でも既に沢山のご不便をおかけしているかと存じますが、

どうにか、この時代をご一緒に乗り越えてまいりましょうね。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

Green Note

GWをお屋敷で迎えるのは久し振りに感じました。

新緑にも感動を覚え始めた能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



お嬢様も新しい環境に慣れてきた頃合いでございましょうか。

新しい社会勉強、新しい学び舎、新しい仲間。

今までとは違うという違和感を抱くことも多いかと存じます。

何かが変わるということは先が見えないゆえ恐ろしいものです。



わたくしも大人になってからわかり始めたことなのですが、

目の前にあるワインが急に一年分熟成しないのと同じように、

時間しか解決してくれないことも世の中には多いのだなと。

そのタイミングを待つ時間もときには必要かも知れません。



新しいものに触れ合うことには心労が付き物ですから、

どうかその際はくれぐれもご無理はなさらないように。

ゆっくりとご自身のペースで歩んでまいりましょうね。

使用人から老婆心ながら申し添えさせていただきます。



お嬢様に笑顔になっていただきたい。そんな想いから、

使用人たちも各々が信念を持ち、新しいことに向かい、

さまざまなチャレンジを日々続けております。



その挑戦がいつか実を結びますように、

どうか温かく見守ってやって下さいませ。



さて。自室のセラーから一本開けましょうか。

暖かくなってきたので、ロゼもいいですね。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

Quartz

衣替えの季節。始めるとついつい懐かしさに浸ってしまい捗りません。

ヒョウ柄にもトレンドがあるのか、と実感した能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



これから新しい環境に飛び込んでゆき、新生活をスタートする。

そのようなお嬢様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

もしかすると既にその慣れないご環境の中に自ら身を投じ、

現在切磋琢磨していらっしゃる。そんな最中なのかもしれません。



どんなことがあろうとも我々使用人はお嬢様の味方でありたい。

そうずっと心に刻みながら、毎日給仕に尽くしております。

新しい環境で頑張りすぎてしまったり、お疲れが出ましたら、

いつでもお嬢様のお屋敷にお戻りください。



少しでも安らぎのひとときをお過ごしいただけますように

少しでもお嬢様のお支えになれますように

少しでも笑顔になっていただけますように

我々使用人一同お傍でお仕えさせていただきます。



先月、ティーサロンも開館15周年を迎えました。

お屋敷もまた新しい一歩を踏み出そうとしております。

変わりゆく風景の中で、ずっと変わらないもの。

これからも一緒に探してまいりましょうね。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

Ground

自室に差し込む朝日の眩しさや角度から、春の訪れを感じております。

庭園でハンモックに揺られる堕落な一日を確保したい能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



少し暖かくなってまいりますと、動物的な習性なのかわかりませんが、

より活動的にならなくてはと思い、今までにおざなりにしておりました、

毎日の生活の中にある細やかな事象にようやく向き合うことができました。

例にとりますと、靴磨きでございます。



執務を終えた後のケアは簡単なブラッシングのみに頼っていたのですが、

先日、補修できないほどの、トゥ部分のひび割れを見つけてしまいました。

保湿ケアが足りていなかった証拠。そのことに深く反省をいたしまして、

数年ぶりにレザーケア用品を新調いたしました次第でございます。



しかし、靴磨きをはじめとするレザーのお手入れも大変奥が深い世界。

どこまでが日常での可能なケアなのか、難しい線引きもございます。

大河内の域に達するまで恐らく一生か、それ以上掛かるかも知れませんが、

自分のペースでじっくりと向き合うことにいたしましょう。



前を見ることだけではなく、足元も大切に。

今まで積み上げてきたこと、周囲に感謝を忘れることなく。

履き潰した革靴が、肝要を思い出させてくれました。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

Qualia

務室の窓からこぼれる陽気に、少しずつですが春の足音を感じます。

今年こそはと、アウトドアの計画を立てております能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



2月。ティーサロンは甘いチョコレートに溢れた季節でございますね。

ときにスイートで、ときにビター。無限大の可能性があるお菓子です。

お嬢様の味覚や視覚に訴えかけるように、様々なかたちや角度から、

今年も数多のバレンタインプレゼントをお届けさせていただきます。



例えば、屋敷のスチュワード、及びファーストフットマンが考案した、

使用人の個性あふれるアイデアがたくさん詰まったアソートボックス。

そんな中でもわたくしは今回、コーヒーとコニャックを掛け合わせた、

「カフェロワイアルチョコレート」を考案いたしました。



1月にはずっと念願しておりましたスペシャルコーヒーをご用意し、

最近は何かとコーヒーに縁のある毎日でございます。

ティーサロンでの日々に新しい風を吹かせることができておりましたら

わたくしにとりましても大変嬉しゅうございます。



気が付けば今年も当館のアニバーサリーシーズンがやってまいります。

お食事に寄り添うようなワインもご思案とご選定をいたしましたので、

絢爛な食卓に彩りという花を添えてくださいますと幸いでございます。

お嬢様、どうか素敵な毎日を。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

Forerunner

昨年の大晦日は久し振りにゆっくりと過ごすことができました。

新しい年が始まったことを徐々に実感しております能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。



改めましてお嬢様、お坊ちゃま。明けましておめでとうございます。

無事、本年を迎えることができましたこと、誠に嬉しく存じます。

使用人たちからのカウントダウン配信はご覧下さりましたか?

笑顔で満たされる一年の先駆けとなっておりましたらば幸いです。




ハウススチュワードに就任して早一ヶ月が経とうとしております。

執務にも薔薇柄のベストにもこのひと月で慣れてまいりました。

慣れとは恐ろしいもので、以前のお写真を拝見いたしますと、

もう既に懐かしい感情が込み上げてまいります。



私の抱負は配信内でお伝えさせていただきましたが、

お嬢様の今年の目標を、まだ伺っておりませんね。

どんな一年にしたいかという未来予想図があるだけで、

より充実した毎日にきっとなる、と信じてやみません。



そちらは私からの冬休みの宿題とさせていただきますね。

またお嬢様の笑顔を沢山拝見できる日々でありますように。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。



能見
Filed under: 能見 — 22:00

1st Grade Restaurant Service

ご機嫌麗しゅうございます。能見でございます。

お嬢様、お坊ちゃまにご報告がございまして、只今筆を執っております。



わたくし能見は此度、「レストランサービス技能検定1級」に

合格いたしましたことをご報告させていただきます。



「Hotel Restaurant Service」。頭文字をとりまして通称「HRS」とは、

厚生労働省認定の日本ホテルレストランサービス技能協会の略称でございます。

レストランサービスのプロフェッショナル育成のため設立された団体であり、

実施試験に合格致しますと飲料関連では唯一の国家資格を有することができます。



かねてよりサービスのプロフェッショナルとしての道を目指しておりました。

お嬢様、お坊ちゃまがティーサロンで安心してお寛ぎ頂くためには、

小手先や付け焼刃ではなく、プロとして確固たる知識や技術が必要だと、

ずっとそのように思っているからです。



今までその気持ちが揺るいだことは一度もございません。



お屋敷初の「1級レストランサービス技能士」として。

そして勿論これまでと変わらず、お嬢様、お坊ちゃまの使用人として。

これからも心を込めて、お傍でお仕えさせていただきます。



能見
Filed under: 能見 — 09:48