はやく来い

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木にございます。

暦の上では立春が過ぎたなどと申しまして。
確かに暖かさを感じる時もありまして、
そのようだと首肯しかけるのですが
頷く首の挙動よりも
早く寒さは戻ってきてしまうもので、
まだまだ春満開とはいかないものだと
身を縮めて日々を過ごしております。

寒さというのは如何ともしがたいもの。
とはいえ暑さも似たようなものです。
結局は中庸がいいのが世の理だから、
あまりふり幅をつけるのも如何ものか。
あてどない説教を独り言ちるばかりで、解決は致しません。
何も言わずとも待てば来るのも理解できますが、
ぱっとしないおみくじの文言の様で、
いいのか悪いのかよく分からなくなりますね。
善しも悪しもないのは勿論ですが、
とにもかくにも、冬よ去れ。
そればかりが頭をよぎるところです。

そんな私は炬燵の中におります。
暖かさに包まれていると、
ここが私の居場所なのだなと強く思います。
布団に対しても同じ感覚を抱くことが多いです。
炬燵は猫のものではなく、私のものです。
炬燵ペンギンです。
ペンギンは炬燵の中にいるのか?
でもそれは猫が箱に入るのかと同じ問題です。
開けてみるまで分からない訳ですから、
考えることは自由です。
空想と妄想に虚実が入り混じり、
思考実験と言葉遊びを繰り返し、
眠くなれば寝るくらいがいいなと思います。

冬眠には少し遅いですが、
冬の終わりの一か月くらいは眠っていれば、
起きた時にはいい気分かも知れませんね。
起きるころには良き頃勿れ。
無理をせず明日のことは明日に期待いたしましょう。
おやすみなさいませ。

才木
Filed under: 才木 — 22:00

ピアノ磨き

立春の候、ご機嫌麗しくお過ごしのことと存じます。
わたくし聖が御嬢様にお仕えするようになってから、早くも一ヶ月が経ちます。
寒さは最盛期を迎えようとしており、連日、早朝の厳寒のうちに目覚めては震える手で支度を整える有様でございます。
さりとて「冬はつとめて」と謳われるだけに、寒さの中にも冬らしい美しさを見出せることもございましょう。
殊に御嬢様のように紅茶好きのお方にとっては、極まる冬の寒ささえも茶に興を添えるものと存じます。

閑話休題、私が御屋敷に参ってからの務めと申しますと、御嬢様のお世話は当然のことながら、しばしば音楽室のピアノ磨きを仰せ付かります。
「一流の人は自分の使う道具を常に綺麗に磨いておくものだ」と、物の本で読んだのを思い出します。
今ではぴかぴかに磨かれた大旦那様の靴を見るたび、また、ピアノ磨きを仰せ付かるたびに大いに納得する次第でございます。
そこで私は、なにか自分にも磨けるものがなかろうか、と考えたのでございます。
その日、宿舎に戻った私は、私物のティーカップにうっすらと茶渋が付いているのを見つけ、大慌てで磨き上げました。


先日お休みを頂いた折、久しぶりに実家に帰ってみますと、無沙汰しておりましたバイクが土ぼこりを被っているではありませんか。
以前は何千キロ、何万キロと共に旅をした大切な仲間でございます。
到底このままにはしておけない、と水を浴びせつつ布で磨き、最後に跨ってエンジンをかけてみると、上機嫌に吹け上がります。
嬉しくなった私は用事も無いというのに、ついそのまま町の方へと走り出してしまいました。


風の便りに聞いていたアンティーク店に立ち寄ってみると、山積みになった箱の奥から女主人が見えて「イギリスでの買い付けから帰ったばかりですみません」と挨拶をして下さいます。
折角伺いましたので、ケーキを食べるのに良いフォークがないか尋ねてみますと、積まれた箱の中から一本の純銀のフォークを取り出して下さいました。
1902年のイギリス製、古いだけあって流石にくすんで年季の入ったフォークでございました。
それを拝見して、はて、どうしたものかと悩んでおりましたら、女主人が「こうすると綺麗になります、いかがでしょう」と慣れた手付きで磨き上げたのです。
磨かれた純銀の光輝燦然たる煌めきに魅せられた私の手元には今、その時のシルバーフォークが置かれています。


純銀は使わずとも硫化により黒ずむため、定期的な手入れが必要とされております。
教えていただいた限りでは、3箇月に一度は磨くとよい、とのことでございました。
となると、次に私自身で磨かねばならないのはまだ2箇月以上も先の事。
ああ、早くこの銀を磨いてあげたい。
そんなことを考えながら本日も、音楽室のグランドピアノを磨く手に力が入るのでございます。


Filed under: — 22:00

時間が経っても忘れたくないものってございますよね

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様方。
羽瀬でございます。

1月はエクストラティー、魔法バーと
初めてのことに2つも携わることが出来た、
フレッシュスタート2020年初月でございました!
お越しいただいたお嬢様方、
本当にありがとうございました。
不慣れな部分もございまして、
なにか不手際ございましたら、
申し訳ございません。。

披露したお茶や魔法を楽しんでいただけたのであれば、
私にとっても嬉しい報せでございます!


2月にも初めてのものが控えてございます。。
お嬢様方もお分かりですね!

時任と共にスペシャルカクテルをお作り致します!!

『Never Rotting Bouquet』と申します。
『朽ちることの無い花束』という意味のこの言葉。

諸行無常という言葉とは相反するカクテル。
成長・衰退は、物事に付き物でございますが、
変えてはいけない、信念や仕来りというものも、
私はあると思います。

ティーサロンで給仕を始めて、1年と少々。
自分への初心の戒めも含めて、
お嬢様へ私が出来ることは?
貴女を笑顔にできているか?
あの時の気持ちは変わらず給仕できているか?

お嬢様方も、宜しければ、
『私がここに戻ってきて変わらないこと』
を探しながら、お過ごしいただき、
私共からの花束をバレンタインに
受け取っていただければと存じます。


え?日本のバレンタインは、女性から男性へが普通ですって?

世界ではそれは常識では無いようでございます。
広い視野をもって、知識見聞を増やしていっていただければ、、、

先程は変わらぬことが大切と言いながら
変わることを奨めるなんて、
人間とは難しいものでございますね笑


らしくないのでこれくらいに。
素敵な花束を用意してお待ちしてございます。

羽瀬
Filed under: 羽瀬 — 22:00

イト

ご機嫌麗しゅうございます、隈川でございます。

運命の赤い糸…
縁結び…
絆の綻び…

関係を糸に喩えた言葉をよく耳にします。なるほど、確かにと思わされますね。


私は常々、人と人との関係は編み物にも似ているのではないかと存じます。

一箇所、最初の結びを作るのは簡単です。

しかし、様々な場面で増えていく糸が絡まってしまわないように重ねていくためには、どちらかの糸を下に潜らせる必要があります。

特に隙間のない強固な繋がりを築くには、丁寧な思いやりを持って順番に互いを尊重する必要があるのではないでしょうか。

ときには間違い、ほつれてしまうこともあるかもしれませんが、それをどこまで気にするかはその方次第。

ほつれを直すためには一度どこが絡まっているのかを解明し、ほどき、編み直さなくてはなりません。

それには手間や時間がかかる上、もしかしたら同じ形には編み直せないかもしれません。

それでも、諦めず編み続けた先には元の形より素敵な仕上がりが待っている可能性もございます。

逆に少しのほつれくらい気にしない、というのもある種の解決策でしょう。
私はわりとそういうタイプです。


一番悲しいのは小さなほつれや綻びが気になって、編むことを諦めてしまうこと、糸を切ってしまうこと。

例えみっともなくほつれ、穴が空いたセーターであったとしても裸でいるよりはよほど温かいはずのに。
(もちろん、自身を締め付け苦しめるような不要な糸に関しては躊躇わず切ってしまうこともときには大切ですが)



いつでも相手の「意図」を正しく感じ取りたいものでございますね。

隈川
Filed under: 隈川 — 22:00

古谷でございます

グラスに注がれる其れは限りある故、その味が触れることを許されるのは瞬きの如く束の間。



だとしても


(more...)
Filed under: 古谷 — 22:00

暖かく

敬愛せしお嬢様、お坊っちゃまへ。

早いもので、暦ももう2月となりました。
冷え込みが厳しい日もございます。お休みになられるときはお部屋を十分暖めてくださいませ。

お部屋だけではなく、お体も暖めて頂いた方が良うございます。
ご別宅でもお気軽にお召し頂ける、「ハニージンジャー・トディー」などナイトキャップに如何でございましょうか?

作り方は簡単でございます。
マグカップなどに、はちみつスプーン1杯、ショウガ1スライス。レモン1スライス。ウィスキーをお好みで(30ml~40mlほど?)お入れ頂き、熱湯を注いで混ぜるだけでございます。

ウィスキーをラムなどに変えても良うございますし、レモンではなくオレンジなどに変えても美味しゅうございます。

お酒が苦手な方は、ウィスキーと熱湯に代えて、ホットティーを注いで頂くと良いかと思いますが、時任のおすすめはこの場合、良く暖めたジャスミンティーでございます。
上品な香りの中に、お体を暖めるスパイシーな風味を感じて頂けて、とても美味でございますよ。

おやすみ前には暖かいお飲み物を頂き、心も和ませてからの方が良うございます。

どうか、暖かくお休みになり、良い夢を見てくださいませ。
Filed under: 時任 — 22:00

筆に乗せる。

お嬢様、ご機嫌麗しゅうございます。

瑞沢でございます。


字が綺麗な人に憧れます。

隈川は様々な字体を分けて書くことができ、どの字体も綺麗で読みやすいのです。

絵が上手だからでしょうか?


伊織は無心で字を書く事が好きな様で、その字の美しさには定評がございます。


香川執事、藤堂執事は達筆でございますし、乾執事も筆の扱い方が美しくございますし。


私は幼い頃から字が余り綺麗ではなく、お嬢様の目に触れる際は気持ちだけはしっかりと込める様に心掛けております。


ペン検定。挑戦いたしましょうか。


何から始めたら良いのでしょうか。


ゆっくり調べてみます。
Filed under: 瑞沢 — 22:00

めぐりゆく時間

ご機嫌麗しゅうございます。
あっという間の2月でございます。

今までを振り返ったりしてみると色々な事がありすぎて、むしろ覚えていないのかもしれません。

色んな出会いや別れがあったように思いますが、意外とまだ余り時間が経っていなかったり不思議でございます。


お散歩が好きな使用人、緑茶を使ったブレンド
仲良しで素敵な先輩方、川のようにマイペースな後輩
たくさんの出来事がございました。
これからも色んなことがあるのでしょう。


これからもお嬢様に誠心誠意お仕えしたいと存じます。

平山
Filed under: 平山 — 22:00

出不精

いかがお過ごしでございますか。桐島でございます。

富田くんとの共同生活もいつのまにか4か月が経とうとしております。

彼の変化と致しましては。

・食べる量が3倍になった。
・体が3倍になった。
・人見知りが悪化した。
・寝てる姿が海老マヨ
・基本引きこもり

でございます。

なんだか良いんだか悪いんだかすくすくと成長を感じる毎日でございます。

好物の豆腐をあげると早速さと自室に戻るにくい奴ですが、この寝姿を見ると許せてしまうので自分は甘いなぁと感じてしまいます。



最近見てるのが楽しいので自然と自分も部屋に篭ってしまいがちでして、もっと出かけねばと存じました。

来月はもっとお出かけした事を書けれる様、色々行きたい場所を精査しようと存じます。

お嬢様方もおすすめの場所などあれば是非お教え頂ければ幸いでございます。
Filed under: 桐島 — 22:00

八幡でございます。
先月は大旦那様にいただいたせっかくの休暇を無駄にしないように色々出かけてまいりました。







普段いただかないようなコース料理をいただいたり










桐島と一緒にほんの少し前まではほぼ毎日のように顔を合わせておりました、知人とお酒をいただいたりとても素晴らしい日々でございました。









また3月は私と桐島で初のカクテルをご用意させて頂きます。
他の使用人では絶対に使うことのない材料を1つ用意する予定なので是非ご用命くださいませ。
Filed under: 八幡 — 22:00