司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?
七月。
いよいよ夏の始まりでございます。
海水浴、川遊び、スイカ割り、山登り、バーベキュー。
盆踊り、花火大会、夜店の焼きそば、綿あめ、トウモロコシ、ヨーヨー釣り、金魚すくい。
油断していると、たちまち溶けていくアイスキャンディー。
透き通った小鉢に、山盛りのかき氷。
高原の避暑地、涼しい夜風に吹かれながらの読書。
余興に語られる恐ろしい百物語。
大輪のひまわり。
水辺を彩る蛍の光。
天空に横たわる天の川。
思いつくままに、夏の楽しさを連想する言葉を挙げてみましたが、まだまだ尽きません。
早くも先月の末あたりから、本当に暑い日々が続いております。
ついつい億劫になりがちではございますが、こうして連想を繰り広げていきますと、やはり夏は楽しいものなのだな、という実感が湧いてまいります。
心躍る日々は、これから数か月は続くことでございましょう。
お嬢様方、照りつける日差しなどにめげることなく、楽しく毎日をお過ごしくださいませ。
ただし、海や山などへお出かけの際は、くれぐれも事故に遭わぬよう、用心のために、必ず使用人を護衛にお連れ下さいますように。
いくら楽しい夏とはいえ、あまりにも開放的になりすぎず、淑女らしい立ち居振る舞いをお忘れなきよう、こちらも重ねてお願い申し上げます。
それでは、紫外線や熱中症の対策はくれぐれも念入りに、どうぞご自愛くださいませ。