日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

さて、すっかり秋らしい日々が続くようになってまいりました。

使用人たちもそれぞれの秋を感じている今日この頃ですが、お嬢様は今年の秋はどんな【秋】になさいますか?

私はいつの間にやら様々な秋を行っております。

中でも つい先日、ようやく使用人の1人との約束を果たすことが叶いまして、スイーツ作りを行なってまいりました。

初めはホイップクリームを使った苺のショートケーキを作る予定だったのですが、どうしても苺をご用意するのが難しく、

そんな折、目の前にとても立派に実った梨を見つけまして、
急遽 梨のクリームチーズケーキをお作りすることとなりました。

普段は 自身でお料理をする事は多いのですが、、、いやはや、
スイーツ作りはとても奥深く、
中でもケーキの生地をこねる時は童心を思い出すかのように
恥ずかしながらも少しはしゃいでしまいました。

まさか 今年の秋が【スイーツの秋】から始まるなんて思ってもおりませんでした。

幾つになっても新しい事との出会いというものはわくわくいたしますね。

 

いつかお嬢様にお作りすることをお許しいただいたあかつきには、手製のケーキと紅茶をご用意いたしますので、気長にお待ちくださいませ。

 

それまでの間に、スイーツのレパートリーをたくさん増やしておきますからね。

 

では、オーブンを温めてまいります!!

 

火野

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

日々の暑さにお疲れになってはいませんか?

 

いつの間にやら季節は夏を終えようとしておりますね。

 

以前 少しお外にお散歩に出かけた際には程よく木漏れ日が温かく感じておりましたが、

 

いつの間にやら蝉時雨がまるでオーケストラのように聴こえてくる今日この頃でございます。

 

さて、7月の末、才木と共に私にとっては初めての歌劇団イベント【夏祭り2025】に出演させていただきました。

 

お嬢様、楽しんでいただけましたか?

 

特に目の前でお歌を披露する際は、柄にもなく驚く程に緊張していたのが記憶に新しくございます。

 

それでも先輩方がたくさんフォローしてくださったからこそ、
私自身 本番の際はとても楽しんでパフォーマンス出来たと自負しております。

 

特に、能見には感謝してもしきれません。

 

2人でのお歌のご披露にて お嬢様からの笑顔をたくさんいただけたのは、ひとえに 当人の人柄と、ご助力があったからこそだと思います。

 

この場を借りて、

 

能見さん、本当にありがとうございます。

 

またこのような機会をいただけるよう、日々の給仕もたくさん頑張ってまいります。

 

火野

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

夏も本番に差し掛かってまいりました。

暑さも厳しいこの頃ではございますがお加減はいかがでしょうか。

是非ともご自愛くださいませ。

 

さて、間もなくしますと七夕でございます。

 

夏が大好きな私ではございますが、七夕にも少しばかり思い出がございまして、

 

幼少の頃 まだ七夕を良く理解しておりませんでした。

 

「ここに願い事を書けば叶うって事はサンタさんが来るってこと?」と無邪気に母に尋ね、

 

母は冗談混じりに「サンタクロースがサーフィンに乗ってプレゼントを持ってくるんだよ」と答えておりました。

 

その言葉を真に受け止めた幼き私は短冊に欲しいものを書き、朝起きて枕元を確認しては しょんぼりしておりました。

 

今にして思えば私のイタズラ好きは母親譲りなのかもしれません。

 

今年もティーサロンでは笹の葉を飾ってございますのでお嬢様もお帰りの際には是非とも短冊にご自身の願いを込めて頂けると幸いです。

 

サンタクロース、、、とまではいきませんが、お嬢様の願い事がきっと叶いますようにお傍でお仕えいたします。

 

今年の夏、かけがえのないものにいたしましょう。

 

火野

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

先月のカクテルはお楽しみいただけましたか?

私自身初となるタイニーブルームーン、とても良き経験となりました。

当日はお戻りいただき、そして味わいをお楽しみいただきまして誠にありがとうございます。

 

ご用意した際、そしてお召し上がりなされている際の笑顔を思い出すだけで、私も心が弾む思いです。

 

さて、ご用意していたお品の中でもお嬢様、そして使用人の皆が特に目を引かれたであろうお品、「お屋敷のカシスウーロン」

 

本日はこちらに関してお話をさせていただければと思います。

 

と申しますのも私としてもあの味わいをお嬢様に忘れて欲しくございません。

 

ですので簡単なルセットをお嬢様に僭越ながらご教授いたします。

もしお時間がございましたら一度お試しくださいませ。

 

まず 必要な物はバラのシロップ、カシスのシロップ、そしてお屋敷の紅茶、ロンロンのアイスティー

 

たったこれだけでございます。

 

まずグラスに小さじで5~6杯程度のカシスシロップをお入れ下さい、

 

その後、氷をグラスいっぱいに敷き詰めてまいりましょう。

 

そしてロンロンのアイスティーをグラスの7割ほどお注ぎくださいませ。

 

この時ポイントとしまして、少し氷の頭を飛び出させておきましょう

 

最後に氷の頭にかけるようにバラのシロップを小さじ1~2杯おかけくださいませ

 

こうすることでお時間が経つにつれて氷が溶けてゆく際にバラのシロップがカクテルに少しずつ馴染んでいき、風味の変化をお楽しみいただけます。

 

もしもシロップのご用意が難しいようでしたらば
カシスシロップはブルーベリーやストロベリーのジャムに

 

バラのシロップは当家のブレンドティー、ダイアナローズをシロップにするのも良いかと存じます。

 

味わいは変わりますがこちらも新たな発見が見つかるかもしれません。

 

ノンアルコールですので社会勉強の合間の贅沢に是非ともお試しくださいませ。

 

さて、お次はどんな味わいを見つけてまいりましょうか

 

お嬢様のご感想もお屋敷にていつまでもお待ちしております。

 

火野

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

お嬢様、少し私自身のお話をさせていただきます。

 

先日、お給仕のお暇をいただいた際に少しばかりお出かけをしてまいりました。

と、申しましてもそこまでの遠出はしておりませんが、

観光地に近い場でございましたので、海外の方々もたくさんいらっしゃいました。

ちょっとのお出かけだけでもワクワクするものでございますね。

 

そんな中でとある海外の方から道を尋ねられまして、

たしか、「How do I get there?」と仰っておりましたかね

私もなんとなくのニュアンスでしか伺うことができず、

 

身振り手振りで伺い、そのまま目的の場所までご一緒することとなりまして、

 

数分の間 ジェスチャーも含めたくさんお話をいたしました。

 

異国の方とこんなにも触れ合えることがあるんだなと体感した一日でございました。

 

そして余談ではございますが、

タイニーブルームーンのカクテル、お楽しみ頂きありがとうございました。

まだもう1日ご用意することが叶いますので、あの味を忘れられないということがございましたらば、

ぜひともお試しくださいませ。

火野

日誌

お嬢様 ご機嫌麗しゅうございます。

 

陽気に包まれる一日が増えてきたように思われますがいかがお過ごしでしょうか。

 

私ごとではございますが、
ティーサロンにてお給仕を勤めましていつの間にやら3年ほどの月日が経とうとしてございます。

 

まだまだ学ぶべき事は沢山ございますが、それでも、こんなにも長くの間 お勤めする事が叶いましたのも、一重に日頃よりあたたかかく見守って下さったからこそかと思われます。

 

本当にありがとうございます。

 

この3年間でお嬢様へ幸せなひと時を全力でおおくりしてきた自負はございますが、それ以上にいただいたものが沢山あるので
これからの給仕にてめいっぱいお返しできるよう精進いたします。

 

さて少し早くはございますが5月の前半には、僭越ながら私が考案致しましたフットマンケーキ「ベリーロールケーキ」をご用意してございます。

 

苺のスポンジ生地でフランボワーズクリームをお包みした、私の大好きな赤色をふんだんに閉じ込めた1品でございます。

 

是非お試しくださいませ。

 

そして、来たる5月16日と5月27日の2日間、

 

自身初のタイニーブルームーンをご用意することが叶いました。

 

お恥ずかしながら、この日をとても楽しみにしておりました。

 

3年間の中で初めて自身1人でご用意をするカクテル。

 

当日は 私の全てをお嬢様にお届けいたします。

 

ひとつひとつのお品にこれまでの想いを込めて準備に務めてまいりました。

 

ご感想いただければ幸いです。

 

それではお嬢様、

 

また、お屋敷でお会いいたしましょう。

 

火野

日誌

お嬢様ご機嫌麗しゅうございます。

季節が巡り、少しづつ陽射しが心地よくなる日が増えてまいりましたね。

突然ではありますが、お嬢様は四季折々の中でどの季節がお好みでいらっしゃいますか?

 

私は、、、、、

 

全てでございます。

 

え、ひとつに選びなさい?、、

 

中々難しいことでございますね。

と申しますのも、

春には桜の風情を楽しみながら新たな出会いに想いを馳せたり、、

夏にはアイスティーグラスの氷の輝きを 宝石の煌めきかのように楽しみ、、

秋には、燻る煙にどこか物悲しさがありつつも五感で季節の変わり目を感じ、、

冬は、白く揺らめく吐息に、思い出を乗せて1年を振り返る、、

四季それぞれの楽しみ方がございますのでどれが1番と決めるのは、中々難しゅうございます。

 

2025年もまだまだ始まったばかり、、

 

新たな年度からお嬢様と共にどんな1年を迎えられるでしょうか。

楽しみで仕方ございません。

 

是非とも、毎日が楽しい想い出となるように、
そんな日々を隣でお過ごしいただけると嬉しゅうございます。

火野