さくら・さくら

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

暖かな日々がやって参りました。待ち望んだ春の訪れでございます。
ぶあついコートの出番もようやく終わり、装いも軽やかになりまして、自然と気持ちも浮き立ってまいります。

春先のお楽しみの一つと言えば、やはりお花見でございましょう。
花風吹とは、世界でも最も美しい言葉の一つと言われております。
春の風に舞い上がる無数の花びらは、たしかに豪奢と可憐をかねそなえた季節の絶景。
桜の花は満開の時期も短く、特にソメイヨシノなどは、ほんの数日で花びらを散らしてしまいます。
その儚さゆえに、かえって人々は賑やかに肩を寄せ合いたくなるのかもしれません。

また、花より団子という言葉もございますね。
花の美しさよりも、食欲の方が勝るというのも愛すべき人の本能でございましょう。
桜の木の下に毛氈を広げて、重箱のお弁当をいただくのは、春を寿ぐにふさわしい祝宴でございます。
お嬢様方、お花見はお済みでいらっしゃいますか?
四月はなにかと環境も変わりやすく、なかなかにご多忙かとも存じます。
それでも、時折は庭園で咲き始めた花々を愛でるゆとりがあればよろしゅうございますね。

さて、今月の前半は司馬もお勧めのケーキをご用意いたしました。
王道のベイクドチーズケーキに桜のソースを添えております。
チーズケーキ自体は甘さを控えめな大人の味わいにして、桜の淡い香りを楽しめるようにお作りしました。
お花見の代わりと申し上げては僭越でございますが、春の喜びを感じられる一助になれば幸いでございます。
お目に留まりましたら、ぜひともお試しくださいませ。

 

祝!20周年。

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

先月末に執り行われました20周年アニバーサリーのパーティーは盛況のうちに幕を閉じまして、これもひとえにお嬢様方のご愛顧の賜物と、大感謝、大々感激でございます。

御多忙ゆえか、ご参列が叶わなかった方もずいぶん大勢いらっしゃいましたが、お嬢様方の慶事を寿いでくださる想いは、使用人一同の胸に確かに届いております。

三月の後半は、毎年恒例の開館記念アニバーサリーの期間でございますね。
今年は20周年ということもありまして、例年以上に使用人たちも張り切っております。
パーティーは終わりましたが、本当の意味での祝宴はこれからでございます。
どうかお嬢様方、使用人たちと共に、スワロウテイルを盛り立ててやってくださいませ。

20周年。
その全ての期間を過ごしているわけではございませんが、それでも、司馬も古参の内に数えられるようになりました。
不器用ながら、懸命に精励してきたつもりでございます。
それも、ひとえにお嬢様方の笑顔を見たいがため。
スワロウテイルという場所は、お嬢様方の笑顔と元気の源になっておりますでしょうか?
もしご満足いただけているのなら、これほど嬉しいことはございません。

これから、30周年、40周年と歳月を重ねていくことが、使用人一同の大いなる願いでございます。
いつまでおつきあいできるか定かではありませんが、事情が許す限り、いや、許さないなら、その事情を捻じ曲げてでも、渾身の力で司馬はお嬢様にお仕えし続けるつもりでおります。

これからも末永く、どうぞよろしくお願い致します。

漆黒の誘惑

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

ご存知の通り、今月はバレンタインデーが到来いたしますね。
最近のバレンタインデーは、恋愛のイベントから「感謝を伝える日」や「自分へのご褒美」へと目的が多様化されているとのこと。
友人や家族への贈り物という傾向も強いようでございますね。
元々、バレンタインデーは欧米を中心にカードや花、贈り物を通じて大切な人へ愛を伝える日でございました。
それを愛する人にチョコレートを贈る日へと、製菓会社が巧妙にアレンジしたということでございます。
日本のバレンタインデーも本来の習慣に先祖返りしているような気がいたしますね。

チョコレートは司馬の最も愛するスイーツでございます。
濃厚でほろ苦いダークチョコ、洋酒の香りが芳しいチョコレートボンボン。
もちろん“~の里”や“~の山”といった(ーこっそり打ち明けますと、私は“里”派でございますー)、店頭で気軽に入手できるチョコレートも大好きでございます。
チョコレートを発見した古代南米文化、ならびにバレンタインデーの意味合いを変えることで、この魅惑的なお菓子の普及に努めてくれた製菓会社には、心から感謝を申し上げたいと存じております。

さて、チョコレートには美肌効果、さらに脳内のセロトニンやドーパミンの分泌を促進し、ストレスホルモンの低下と幸福感をもたらす効能があるとのことでございます。
バレンタインデーに関わらず、健康習慣としてチョコレートの摂取は大いにおすすめしたいところ。

毎年の恒例ではございますが、スワロウテイルでも二月はチョコレートフォンデュの「パンドラ」が登場致します。
漆黒のチョコレートソースを、焼き菓子やフルーツと共にお楽しみください。

お嬢様方に、チョコレートのように甘い幸福が訪れますように。

迎春の歓び

新年、明けましておめでとうございます。
司馬でございます。
皆様、穏やかな新年をお迎えでいらっしゃいますか?

本年は、スワロウテイルも20周年のアニバーサリーを控えておりまして、一際大切な節目の年となりそうな予感と期待をひしひしと感じております。

さて、今年の干支は午でございますね。

文字通りに汗馬の労を厭わずに、駿馬のごとく、精一杯の馬力で駆け抜けていきたいと存じます。

ただ、人間万事塞翁が馬とも申します。
一寸先になにが待っているのか定かではございません。
うまい話にうまうまと乗らず、無為に馬齢を重ねたと笑われぬよう、慎重さも忘れることなく。

たとえ、お小言をいただくようなことがありましても、決して馬の耳に念仏とばかりに聞き流すような真似はせず、誠心誠意、お嬢様方とウマが合うよう務めて参ります。

どうぞ本年も何卒よろしくお願いいたします。

 

午年を迎えて上機嫌の司馬でございました。

年の瀬のご挨拶。・・・気が早いでしょうか?

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

とうとう師走となりました。
年末の挨拶には、少し早いのですが・・・。

「今年もお世話になりました」(深々と一礼)

さすがに、まだ実感が湧きませんね。
師走という言葉通り、目まぐるしいほどの忙しさがないと、年の瀬の気分が出ないものでございます。
まあ、こういった気持ちや雰囲気などは、日々が過ぎれば自然と醸成されていくものでもございますから。

大掃除、門松の支度、餅つきに年賀状・・・。
年越しの前に、準備しなければならないことは山のようにございます。
もちろん、世界中が楽しく過ごすクリスマスも忘れてはいけません。
眩いイルミネーションの下、賑々しくお祝いをいたしませんと。

このように今月の予定を考えておりますと、やはり居ても立っても居られない気持ちになって参りました。
とはいえ、バタバタと忙しなく走り回るのは使用人の役割。
お嬢様方におかれましては、お心に余裕を持って、穏やかな気持ちでいただけるよう、心を配らなければなりません。

本格的なメリークリスマスと年の瀬のご挨拶は、やはりティーサロンにて直接申し上げるのがよろしゅうございますね。
お嬢様方のご予定も目白押しかとは存じますが、時折はポット一杯の紅茶をお召し上がりになって、憩いの時間をお過ごしくださいませ。

どうか、満ち足りたお気持ちで、今年の締めくくりを迎えられますように。

 

十一月は、なんの月?

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

ほんの少し前まで、暑さにあえいでいたと思ったら、朝夕は上着が必要なほど肌寒い日々がやって参りました。
最近、たびたび話題に出ることでございますが、とうとう日本の秋が失われてしまったかのようでございます。
そんな中でも、十一月だけは短いながらも、秋の面影を感じられそうです。

十一月。
秋の終わりと冬の始まりの狭間。
これといった行事もなく、その月らしさというものを思い出すことは難しゅうございます。
しかし、ものは考えようでございまして、年末になりますとバタバタと忙しくなり、一年をゆっくり振り返る余裕もなくなってしまうもの。
このなにもない透明な一か月で、今年を思い返してみるのも一興のような気がいたします。

また、使う機会も少なくなってしまいましたが、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋という言葉もございます。
駆け足で秋が過ぎ去ってしまい、すぐに冬の気配も忍び寄ってまいります。
せめて、今月だけは秋の楽しさを存分にお楽しみいただければ幸いです。

なにもないと思っていた十一月でも、けっこう忙しくなりそうでございますね。
お嬢様方、どうぞお風邪など召しませぬよう、重々ご自愛くださいませ。

そろそろ、厚手の上着と冬の寝具のお支度もしませんと。

今年もやって参りました。

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

とうとう十月となりました。
お待ちかねのハロウィンがやってまいります。
いまや国民的な行事となりましたね。
恐怖と楽しさが一体となった、めくるめくような夜が今から楽しみでございます。

さて、ハロウィンを楽しむことといえば、さすがは本場のアメリカ、どうやら一日の長があるようでございます。

あらゆる世代で思い思いの仮装を披露するのはもちろんでございますが、ドラマの中でもありえないようなモンスターが登場したり、少しだけホラーな味つけをした展開などがありまして、ハロウィン要素をいかに取りこむか、脚本家も心血を注いでいるように見受けられます。
それを受けた出演者たちも実に楽しそうに、番外編的な物語を盛り上げております。

フォトブックやイベントなどで、普段とはうって変わった姿を披露するのも、もはやスワロウテイルの恒例となりました。
使用人たちの思わぬ一面が自然と現れてくるのが、とても興味深く、たいへん面白いものでございます。
司馬も、お嬢様方に感想をお聞きするのが毎年の楽しみとなっております。
海外ドラマに負けず劣らず、使用人一同、大いにハロウィン気分を盛り上げてまいりますので、どうか今月いっぱいおつきあいくださいませ。

では、紅葉にはまだ早いようでございますが、代わりにカボチャのオレンジが印象的なこのシーズン。
皆様にとって、愉快でスリルに満ちた毎日でありますようにお祈り申し上げております。