日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

この梅雨の時期お嬢様はいかがお過ごしでしょうか?

私は昔から梅雨の時期は雨の音を聴きながらのんびり過ごすのを楽しみにしておりました。

なんだか時間の流れが緩やかに感じられ、ホッと一息をつきながら思考を整理するのに丁度良いと思うのです。

日々を忙しく過ごされているかと存じますが、雨が降ったら良い機会とでも思っていただき、別宅でもティーサロンでも、のんびりお心をお休めになる一時をおつくりいただければ幸いでございます。

近衛

日誌

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
近衛でございます。

大旦那様より、ティーサロンでのお給仕の役目を賜ってからそろそろ一ヶ月が近づいてまいりました。

緊張し通しの日々のお給仕ではございましたが、お嬢様、お坊ちゃまのティーサロンでの時間が、より良い一時となるようにとの思いで努めさせていただきました。

これからも日々のお給仕を怠らず、そのための勉強も励む次第でございます。

……なかなかこうして何か日誌を書くというものも、言葉にしようとすると難しゅうございますね。
なかなか慣れぬものでして今回はこの辺りで筆を置かせていただきます。

またティーサロンにてお嬢様のお話を拝聴できる日を心待ちにしております。

ご挨拶

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。

この度大旦那様から命を賜り、ティーサロンにてお給仕をさせていただくことになりました。近衛(このえ)と申します。

常日頃はご身分をお隠しになり、社会勉強を頑張っていらっしゃるお嬢様方がお戻りになられた際には、日々のことは忘れ心安らかに素敵なティータイムをお過ごしいただけるよう誠心誠意努めてまいります。

お帰りを心よりお待ちしております。