日誌

健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?
宗近でございます。

お忙しい日々でございますと目の前のことに気づけていなかったなどということはございませんか。

先日、あえて視覚に頼らない環境下での日常を経験するという催しに参加する機会がございました。

内容は、完全に光を遮断した暗闇の中で、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむエンターテイメントでございます。
アイマスク等ではなく目を開いているのに目の前にかざした手の平すら見えない暗闇とは不思議な感覚でございました。

初対面の数人がグループとなり様々な体験をいたしますが、最初は何も無いと理解していても一歩踏み出すのは怖いものでございました。
しかし時間が経つにつれて何となく近くの方の気配が感じられたり、見知らぬ方とも自然と声を掛け合い、年齢性別関係なく助け合うようになっておりました。

また体験中のお世話役は視覚に障害をお持ちの方々なのですが、声で判断するに暗闇内を自由自在に動き回り、私が上手く動けていないとすぐ横に来て手を取っていただけたりとあれほど誰かを頼もしく感じたことは無いかもしれません。

視覚を無くした時の他人との関わりの大切さや聴覚、嗅覚、触覚などを全力で使おうとする経験は不思議で貴重な体験でございました。

お嬢様が紅茶を嗜まれる際に眼を閉じてお飲みいただくと、もしかしたら紅茶の香りや味わい、カップの触感に新しい発見があるかもしれませんね。