日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

今月ご用意致しました桐島とのカクテル「Dioskouroi」はお楽しみいただけましたか?
似て非なる2人でご用意致しました今回のカクテル、
私としては初めての先輩使用人とのカクテルデーでもありとても緊張致しました。

ですが隣に頼もしい桐島の肩を感じることができ、当日は不安よりも楽しさが勝り、
また、お嬢様のお喜び頂ける様子も伺うことが出来て非常に嬉しゅうございました。

さて私事ではございますが
ここ数日苦戦していることが1つございます。
何がというのはまだお話する事は叶いませんが、、、

いずれまたティーサロンにて楽しくお話しが出来るかと思われます。

さぁ、明日はどんな楽しいことが待っているのでしょうか

ワクワクした気持ちを少ししずめながら本日は床につこうと思います。

お嬢様におかれましても明日が良き一日でありますように。

火野

第十八回フットマンティーの魅力

初夏の暖かな日差しが気持ちの良い今日この頃。

いかがお過ごしでしょうか?お嬢様、お坊ちゃま。

紅茶係の白川でございます。

初夏とはいえ、夜はまだ冷えますのでご注意くださいませ。

それでは少し冷える夜にぴったりの紅茶の魅力に迫りましょう。

それでは第十八回フットマンティーの魅力の幕開けでございます。

 

それはあなたにとってどんな紅茶でございますか?

 

??「それは乱れ咲きの紅茶でございます。」

 

乱れ咲き?乱れ咲きとは穏やかでない。

と、申しますより以前にも聞いた事があるような…

 

そう、以前は狂い咲きの紅茶メドゥー・アダラク、そして今回は生まれ変わりました乱れ咲きの紅茶、的場のフットマンティー〝ガーミラ・アダラク〟の魅力に迫ります!

 

以前の紅茶、メドゥーは蜂蜜、アダラクは生姜。

ヒンドゥー語で名付けた蜂蜜フレーバーティーに生姜という非常に相性の良い紅茶でございました。

今回の紅茶、「ガーミラ」はヒンドゥー語でキャラメルを表し的場の元気の素、
「アダラク」はそのままに組み合わせたものがガーミラ・アダラクでございます。

では、キャラメルフレーバーティーと生姜を組み合わせ、ちょっとアレンジしたものがガーミラ・アダラクなのでしょうか?

 

答えはノン。

 

更にカルダモン、シナモン、クローブ、ブラックペッパーをブレンドし、的場よろしく刺激的に仕上げた紅茶でございます。

その香りは甘いキャラメルの奥に感じるスパイスが心地よく意外にも飲み口はスッキリとお食事やデザートにも相性の良い紅茶でございます。

また、クッピーと同様に非常にミルクとの相性が良く、チャイの様な雰囲気を感じていただけます。

そして、ミルクで煮出せば本格的なチャイも楽しめ、お好みで好きなスパイスを加えても良し。

 

的場のおすすめは上白糖だけではなく、黒糖を用いるとガーミラ・アダラクの新しい扉が開けるとの事でございます。

 

この新しく乱れ咲いた〝ガーミラ・アダラク〟を、ティーサロンやギフトショップにてご用命いただけますと幸いでございます。

 

 

ここでお知らせでございます。

ギフトショップにてヴァンドゥールを務めます的場の愛弟子、明石の〝白イルカのクッキー〟が、ご好評につき再登場。

休日にはクルーザーを駆り、釣りやイルカとの戯れに勤しむ、海が大好きな明石こだわりの品でございます。

明石の友達であるイルカをかたどったくるみクッキーには200年の歴史を誇る、英国王室御用達のマルドンのシーソルトを使用し、塩味がアイシングの甘さを引き立てております。

是非、お手に取っていただければ幸いでございます。

 

 

次回はどのフットマンティーにいたしましょう?

 

それでは次回まで、

ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。

日誌

午後6時36分

空色…晴天時の空の色を示す明るい淡い青色
水色…澄んだ水の色を表す淡い緑みの青色

ひと月前に見た夜になる直前の色はそのどちらとも表現できず何色かというと、スワロウテイルブルーに近いと思いました。

『killer tune kills me feat. YonYon』♪

灯台もと暗し

疑問を抱かずに日々生活していると、ふとしたことでひょんな驚きに出会うものです。

お嬢様はいかがお過ごしですか。

伊織でございます

 

 

わたくしが最近知った驚いたことは、『納豆は冬の季語』です。

いまや一年中、どこででも購入することができ、健康食品の王者とも言える確固とした地位を確立している納豆ですが、実は冬の季語なのだそうです。

納豆は元々冬に仕込み、日持ちしないためにすぐ消費されるという食品だったのだそうです。そのため、納豆は冬の季語だというのです。

 

 

江戸時代の風俗などを学んでみますと、納豆+こたつ+女性というモチーフで描かれる浮世絵なども存在するそうで、こたつの熱を利用して豆を発酵させた、なんていう話にも信憑性を感じます。

 

 

どうしても、納豆と申しますと好みの分かれる食品の代表ですが、意外と海外にも納豆に類似する食品は様々存在してもおります。

土地ごとの食文化の成長とともに、どのように影響されて生まれた文化・食品なのかもたどっていくと楽しそうですね。

雑貨巡り 螺鈿編

ご機嫌麗しゅうございます。
片倉でございます。

ようやくお外の気温も落ち着き少しづつ暑い日和が増えてきていますがいかがお過ごしでしょうか?

私はと言うとスランプ中の雑貨作りをどうにか出来ないか勉強と研究を繰り返してございます。その中でふらりと見つけた和雑貨屋さんであるものを目にして釘付けになりました。
それは 螺鈿 (らでん)の細工をあしらえた懐中時計です。

螺鈿とは何か・・・
夜光貝やアワビなど貝殻の裏側の真珠層と呼ばれる部分を漆面や表面に貼り付ける装飾法を言います。

鮮やかな装飾と螺鈿独特の不思議な輝きに引き込まれ調べてみると古くは紀元前3000年頃のエジプトから始まり、日本の国宝から身近なアクセサリーだと髪飾りや雑貨作りの材料と非常に幅広く浸透しているようでした。

知識として身についた以上に伝統的なものが現代でも身近なアクセサリーなどに昇華されていることはなんだか素敵ですよね。

ほっこりとした気持ちになりつつ早速材料を集めて研究と挑戦を…と思いましたが想像以上に難しく写真を撮るに至りませんでした…

修行して改めて写真に収めましたらお嬢様にもお見せしますので、それまで温かい紅茶やお菓子をお楽しみくださいませ。

片倉

にくみそアレンジ

椎名でございます。

さて、5月に入り歌劇団では15回公演に向けて、ますます稽古に熱が入って参りました。

 

きっと気がつけばもう小屋入りになっているのでございましょう。

 

再演とはいえ、当然準備もそれなりにあり、小道具や衣装の確認、音響や照明との技術的な確認事など少しずつ進めていかなければなりません。

 

舞台装置を組み立てていく上では、美術とのやりとりや当日立て込みに参加する職人たちの手配。

当日使用する消耗品等の手配も忘れずに行わなければなりませんね。

 

いちど行った舞台公演を再び行うという経験は執事歌劇団としては初めてのことでございますので、準備ができているのやらできてないのやら、少し変な感覚に陥ってしまいます。

改めて見落としがないよう慎重に進めていかなければなりません。

 

話が変わりますが、先月末ごろよりギフトショップにてご用意させていただいております。椎名監修の「にくみそ」はお召し上がりになられましたでしょうか?

少量でも満足できるようにを1つのコンセプトにとてもお味の濃厚な肉味噌をご用意させていただきました。

お味のご感想も好評賜りまして、心より感謝申し上げます。

 

私自身も好きな味でございまして、自室にて頂戴してございます。

そこで本日はそこまで手間をかけずに楽しめるアレンジレシピをご紹介したいと思います。

 

名付けて「肉味噌と温泉卵のピリ辛丼」でございます。

 

どんぶりにご飯を盛り付け、その上に

カットしたレタス

肉味噌

温泉卵

お好みでキムチを少々

刻みネギ

 

を乗せて完成でございます。

 

 

最近は温泉卵も自分で作らずとも、お店でも簡単に手に入りますので、手間をかけずものの5分程度で作ることができてとてもお手軽です。

よろしければ、ぜひお嬢様もお試し下さいませ。

 

その他、チャーハンのお肉として使用してみたり、焼きナスと一緒にお召し上がりいただいたりと組み合わせは多様にございます。

もし「これがおいしかった」などご感想ございましたら、ぜひお聞かせ下さいませ。

 

それではまた。

宝塚宙組公演『カジノ・ロワイヤル』~我が名はボンド~

原作はイアン・フレミング『007 カジノ・ロワイヤル』。

宙組のトップ男役の真風涼帆、トップ娘役の潤花のサヨナラ公演。
どうしても観たいと思いまして、チケット入手の為申し込みましたが全く取れず、宝塚劇場の千秋楽を映画館で同時上演されるのを観ることが出来ました。

イギリスが誇る秘密情報機関「M16」に属する、コードネーム「007」を持つジェームズ・ボンドは、殺しのライセンスを与えられ、危険を顧みず激戦を潜り抜けた優秀な秘密情報部員である。
ある日ボンドはソ連のKGBに属する諜報部員であり、フランスにおける司令塔と言われてきたシッフルとギャンブルで勝負するよう指令を受ける。
カジノ・ロワイヤルに乗り込んだボンドの活躍がここから展開してゆく……

真風涼帆がジェームズ・ボンドに扮し活躍する、ゴージャスでロマンティックなミュージカル大作で、脚本演出は小池修一郎が担当です。

このボンド役は真風涼帆の他には考えられない素敵なボンドです。
映画では初代がショーン・コネリー。多くの作品で楽しませてくれました。

この楽しい作品を是非DVDが発売になりましたら見て下さい。
真風涼帆の魅力を充分楽しんで頂けると思います。

本日はこの辺りで。
藤堂でした。