お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。
近頃久々にSF作品に手を伸ばしました。
映画も上映中の「プロジェクト・ヘイル・メアリー」という作品でございます。
SFというと長編作品が多く見られる分野で、
この作品も文庫では二分冊。
学生時分であれば、それだけで喜んでいた記憶がありましたが(段組になっている単行本を持って悦に浸っておりました)、
成長と共に後回しにする理由にもなっておりました。
特にSFやファンタジーには「ハードSF」「ハイファンタジー」などという言葉がございまして、
いざ読み進めるとなると腰を据える必要のあるイメージがつきまといます。
「いつかは」という言葉を枕詞に積んでいくのが常。
この度は「たまには」と考え直し、
手に取った次第でございます。
分かりきったことではございますが、
ページを開いてみれば面白いものです。
よく練られた作品にハズレはないとも存じますし、
この小説は堅苦しい科学用語の羅列はもちろんございますが、
登場人物たちのウィットに飛んだ会話や関係性が清涼剤となり、
終始楽しく読むことができました。
さてここからが本題なのですが、
フィクションのストーリーを追いながら
思ったことがございます。
それは私自身が「雑」を許容できるタイプなのだなということです。
具体的に言うと、理解が及ばない時にある程度読み飛ばすことができるということで、
それが本当に良いか悪いかは別として、
深く考えすぎないで先に進めるのは
悪いことばかりではないはず です。
私が本当に真摯に全てを理解しようとすれば、辞書片手になのか端末頼りになるから分かりませんが、
読書に対する集中力を欠くのは確かです。
SFに明るくない私が、
こうした作品を楽しめるのは
ここが一番大事な点なのかもしれない。
そう考えました。
丁寧にすることもよいですが、
時には雑なくらい力を抜いた方が
得られる物もありそうですね。
ティーサロンも20周年も迎え、
本年は特別な一年になるかと存じます。
とはいえ気を張りすぎるのもよくありません。
どうかごゆるりと肩の力を抜いてお過ごしくださいませ。
私自身も誠心誠意務めてまいりますが、
気負いすぎないようにしてまいります。
皆様がハッピーな一年になるとよいですね!
笑顔が溢れる一年になることを祈っております。
才木