読書の秋(?)

お嬢様ご機嫌麗しゅうございます。綾瀬にございます。

「秋と言えば何」と申しますと様々な答えがあるかと存じます。食材の場合もあれば何々の秋と言った言葉もございますね。私は運動とお答えしたいところでございましたが根っからの出不精にございますれば、「読書の秋」を過ごしたいと考えました。
私の読書の原点は映画の原作小説を読み始めたところからでございまして、今年は話題となった映画も多くございましたからとても楽しゅうございます。そろそろ寒くなって参りましたが温かい紅茶と共に読書をなさると言うのも素敵な時間かと存じます。

ただ一点大きな誤算がございました。今年話題の映画の中にホラー映画がございまして、街中の広告などで目に入っておりました故にふと思い立ち手にとってみたのでございます。あまり造詣の深くない分野でございますからワクワクしながや読み進めますと、なかなかどうしてゾワッと背筋が寒くなって参ります。小説ならではの面白さを確かに感じつつ「絶対この季節ではない」と凍えながら強く思った次第でございます。

まぁ捉えようによっては夏と秋の風物詩を一挙に味わっているのでお得と言う事も出来るのかも知れません。なんなら紅茶には「チェーホフ」でも淹れましょうか。
おそらくまだ戸棚にあったはずでございますが………

では大捜索に参りますので本日はこの辺りで。
ご帰宅をお待ちしております。

『山岳部』2

前回の日誌の続きでございます。

御来光を見るために深夜4時に出発いたします。
20時に消灯するため三人で就寝するのですが、左を見ると目の前に的場の足がある程スペースがなかったため、わたくしはほぼ寝られませんでした。
それもあるのか、頭痛と若干の体調の悪さが襲ってきます。

深夜の登頂のため、
本当に気をつけて登らなくてはならないのですが、
宿舎から出てから頂上までの登山は

雨で目の前が霧になっておりまして、

視界が悪い、
雨で足場が悪い、
気圧での空気の薄さ、
寒さによる身体の動かなさ、
突風での吹き飛ばしと
それらを疲労した状態で立ち向かわなければいけない山の怖さをひしひしと感じました。

一度突風で後ろに飛ばされそうになった時には
これは本当に気をつけなければ
お屋敷に帰れなくなると
身を引き締めて登りました。

頂上に着いた時は少し放心状態でした。御来光は霧でほとんど見えませんでした。
となればせめて剣ヶ峰には何としても行きたい。ここからは約20分程。ほとんど気合だけで登りました。

剣ヶ峰で写真を撮る時はあまりに嬉しくて拳を突き上げて写真を撮ってしまいました。

もしかしたら何処かでその写真をお嬢様にお見せ出来るかもしれませんね。
わたくしにとっての良い思い出がまた一つうまれました。

無事目的が達成出来たのは
能見、的場のおかげでございます。彼等がいたからこそ自身を鼓舞して登ることが出来ました。
本当にありがとうございました。

帰りの馬車では

『次はどの山登りましょうか?』

という話をしながらお屋敷へ向かっておりました。

これはもはや

『山岳部』

だなと感じたのでした。

 

10月7日、そんな思い出を胸に

能見、影山でご用意したエクストラティー『富士山』でございます。

また何かしらご一緒に思い出を共有させていただけましたら嬉しゅうございます。

ノー・スイーツ・ノー・ライフ

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
藤波でございます。
ようやく秋が来たと思いきや、矢の如く過ぎ去るように寒さが冬へと一直線なこの頃、いかがお過ごしでございますか?
私は相も変わらず、食欲の秋を理由にスイーツを堪能する日々でございます。

 

 

 

 

 

 

先日は火野、小瀧と共に私の自室で和梨のレアチーズケーキを作りました。

見た目もすごく綺麗にでき、お味も大変美味しゅうございました!
(私は手順やコツを説明していただけでケーキはほぼ火野がお作りし、小瀧に美味しい紅茶を淹れていただいたのはここだけの話でございます…招いた立場上おもてなしをする側なのに、おもてなしされている…?)

さて、来月から私が考案させていただいた紅茶「Lu−miel(ルミエル)」がティーサロン、ギフトショップに登場いたします。
何気ない日常を、美味しいお茶菓子や紅茶を通して素敵な一日だったと思っていただけるように、暖かさと優しさを込めた一杯にさせていただきました。
ぜひ、お試しいただければ幸いでございます。

また大変光栄なことに、11月10日(月)にエクストラティーの開催も決定いたしました。
ルミエルの可能性をより拡げるために、茶葉を使用した素敵なお品をお披露目させていただければと存じます。
ご都合がよろしければ、ぜひお試し下さいませ。

藤波