ゆず蜜レアチーズケーキ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

この度、大旦那様のお許しを得て、月半ばより吉川ケーキを提供させていただく運びと相成りました。
その名も『ゆず蜜レアチーズケーキ 』。

私が愛して止まない柚子茶をレアチーズケーキに合わせ、「ゆずmeatsレアチーズケーキ」という洒落を込めて命名いたしました。
パティシエにお願いして、お子様から大人まで幅広い層にお楽しみいただける味に仕上げてもらいました。
柚子の酸味とレアチーズケーキとのマリアージュをお楽しみいただければと存じます。

デザートプレートとの組み合わせだと甘味が重くなりそうな気もいたしますので、ダイアナやダ・ヴィンチ、特にオイルパスタやボロネーズパスタとの相性がよろしいのではないかと思われます。
濃い味の食後にさっぱりとお召し上がりいただければ幸いです。

君の名は。

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

実は今年の頭、観葉植物の越冬に失敗してしまい、今まで育ててきた全てを枯らしてしまいました。
大きくなりすぎて室内に入れられず、屋外でも何とかなるのではと過信してしまった私のミスです。
申し訳ないことをしてしまいました。

春まで何も育てていない状態が続いていたのですが、梅雨が近付いてくるとやはり植物が無いことに寂しさを覚えてきます。
育てることの責任感と難しさを感じつつ、また新たに子株を購入することにいたしました。

今回は「ガジュマル」「トラデスカンチア」「青ドラセナ」「ミリオンバンブー」の4品種。
何れも百円均一ショップで買い求めました。
ある程度大きくなったものよりも、小さいものが大きくなることに喜びを感じるからです。

それぞれの育て方を調べるために検索してみます。
ガジュマルは以前も育てていましたが、今回は幹が面白い形に育っているものを発見。
衝動買いしてしまいました。
ガジュマルは「クワ科イチジク属」とのこと、なるほど意外な植物の仲間なのだなと感心します。
確かに幹の感じは桑っぽいような気がしないでもないです。
トラデスカンチアは今まで売り場で見たことが無かった植物なのですが、「ツユクサ科ムラサキツユクサ属」、ほふく性のある育ち方をするとのこと。
どういう育ち方をするのか楽しみです。

さて、問題は青ドラセナ。
やけにざっくりした名前だなと思っていたら、ドラセナ属に似ているから流通名として「青ドラセナ」と名付けられているだけで、本来は「リュウゼツラン科コルディリネ属」とのこと。
リュウゼツランといえばテキーラの原料としてお馴染みですね。
流通名…なるほど…。
魚で言うところのメロを「銀ムツ」、カペリンを「ししゃも」と呼ぶようなことかと自分を納得させます。
となるとミリオンバンブーも流通名っぽい響きだなと調べてみると、本名(?)はギンヨウセンネンボク、「スズラン亜科ドラセナ属」とのこと。
お前がドラセナ属なんかーい!

ということでこれからは、ガジュマル、トラデスカンチア、青ドラセナと呼ばれるコルディリネ、ミリオンバンブーと呼ばれるドラセナを育てていくことになりました。
まずはこの酷暑に耐えてくれることを祈るのみです。

野守は見ずや 君が袖振ふる

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

相も変わらず芋焼酎『茜霧島』にハマっている私ですが、実は途中で少々浮気しておりました。
同じく芋焼酎の『だいやめ』という銘柄です。
こちらは「ライチの香り」という触れ込みで名を馳せており、通年販売のため入手難度も低め。
なるほど確かにライチっぽい爽やかで芳醇な香り溢れる、食前酒によさそうな芋焼酎です。
しかし、やはり食事に合わせるには茜霧島の方が向いている、少なくとも私の味覚としては茜霧島の方が好みだということに改めて気づき、各所で茜霧島を見かけては確保する日々が続いておりました。

そんな6月も終わろうとしていたある日、いつものようにリカーショップを覗いてみると、一人一本限りの縛りが無い茜霧島が、何と箱で山積みに!
おぉ! まだ在庫があったのか! と喜んだ直後、ハッと気づきました。
これは上半期の売れ残りではなく、下半期の新入荷分では? と。
製造年月日(瓶詰め日?)を見てみると「19年4月」とのこと。
確か茜霧島は1月と6月の限定出荷だったハズですから、これは6月分ではないかということが容易に推測されます。
試しに一本購入し、帰宅して自室の在庫を確認してみると、こちらには「18年11月」の日付が刻印されています。
勝利宣言です。
まさか自室の在庫が切れる前に新入荷するとは!
これで下半期も途切れることなく茜霧島を楽しめそうです。
茜霧島のラインナップには一升瓶は無く、五合瓶だけですから、保管場所もさほど必要ありません。
確保するペースを考慮しつつ、いっそのこと箱買いでもしようかと目論んでおります。

新たな仲間

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

ここ5年ほど使用してきた掃除機が、今年に入ってからどうも調子が悪くて困っておりました。
ヘッド部分のブラシが回転し自走する所謂「パワーブラシ」なるものを搭載しているのですが、そのブラシ部分が掃除中に外れてしまうのです。
元々、ブラシを外してメンテナンスする仕組みではあるものの、意図せず外れてしまうのはいただけません。
5月30日(ゴミゼロ)の「掃除機の日」に合わせて、令和初の家電購入に踏み切ることにいたしました。

ということで、昨今の掃除機…いえ、最近はクリーナーと呼ぶことが多いかもしれませんね、クリーナー事情を調べてみました。
元々、家電には興味がありますが、実は普段から詳しいわけではありません。
いざ購入するとなると家電よろしくスイッチが入り、情報を集めて比較し考え抜かないと気が済まない性分なのです。
クリーナーは大別すると3タイプ、「キャニスター型」「スティック型」「ロボット型」。
キャニスター型は従来のものと同様に本体からホースが延びているタイプ、スティック型はコードレスでおなじみのタイプ、ロボット型は平たい自動操縦タイプ。
フローリング・タイルカーペット・ユニット畳・ラグが混在し、尚且つ障害物が多い自室の状況から考えるに、ロボット型は真っ先に候補から除外。
本体をガラガラと引き摺るのが面倒になりつつあったため、キャニスター型も除外。
スティック型から絞り込んでいきます。

しかし、現在のクリーナーの最大勢力であり主戦場はスティック型。
群雄割拠と申しましょうか、種類が多すぎます。
そこに燦然と立ち塞がっているのがスティック型の覇者とでも言うべきダイソンの壁。
吸引力・デザイン性・価格、どれをとっても強すぎます。
ただ、私はどうにもあの電源ボタンのトリガーが好きになれません。
トリガーを引いている間だけ通電するというのは効率的ではあるのでしょうが、指を引きながら掃除するなんて、腱鞘炎を患ったことのある私としては耐え難い苦行です。
トリガーを引くという独特な操作性は銃社会ならではの発想かな…と勘ぐったりもしてしまいます(英企業ですが)。

一強であるダイソンを除外するとなると、選択の幅が広すぎて難易度がグッと上がるような気がしますが、ここで絞り込める要素が「重心が上か下か」という考え方です。
モーターやバッテリーや集塵システムなどのメインパーツが手元にあるか、ヘッド側にあるか、これはもう性能以上に好みでしかないと私は考えています。
沢山の機種を実際に動かして体感できる売り場を探して訪れた結果、私は下重心タイプを選びました。
なにしろ「スタンドが無くても自立する」ということが非常に大きい。
充電スタンド=クリーナー置き場という固定観念を覆し、そこらへんにヒョイっと置いておけるのです。
しかも、充電式クリーナーのバッテリーはスマートフォンと同じリチウムイオン。
継ぎ足し充電云々よりも、充電回数によって劣化していくと考えて良いでしょう。
ちょっと使っては充電してを繰り返すと、バッテリーの劣化が早くなることは必定。
故に、常に充電スタンドに置いておくのはどうなのかという不安が拭い切れません。
使い切ってから充電するためには、自立することが大事なのです。

そうなると必然的に答えが見えてきます。
北欧の雄ことエレクトロラックス。
既にほぼ完成されており、毎年のように新型が出ないというのも安心感があります。
しばしの検討の後、購入。
発送はせず持ち帰ります。
何しろ軽いですから。
早速開封して使ってみると、使い勝手云々より何より、使っていて楽しいこと楽しいこと!
掃除をすることでこんなに胸がときめくなんて!
「やれやれ、仕方ない、掃除するか」ではなく、「掃除したい!」というモチベーションが上がりまくります。
いやはや、これは良い買い物をしました。
この新たな仲間を迎え入れたことで、私の令和の第一歩が始まったと言っても過言ではないでしょう。

茜さす紫野行き標野行き

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。
新たな元号を迎えた今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

去る二月のある日、道すがらリカーショップに立ち寄ってみると、レジ横の新入荷コーナーに見慣れない芋焼酎が並んでいました。
その名は『茜霧島』。
『黒霧島』や『白霧島』などの霧島シリーズで名を馳せる霧島酒造が1月と6月に出荷するという期間限定品です。
一時期は『赤霧島』が限定品的な位置を担っており、薫り高くて美味と評判でした。
その赤霧島も今では通年化し、次はこの茜霧島が「来る」のではないかと、その名前だけは聞き及んでおりましたが、実物を見るのは初めて、口にしたこともありません。
価格も手頃であったため、即購入。
晩酌の席にて開封し、さっそく味わいます。

おぉ!
これは!
洋酒のような甘美な香り!
そして、まるでトロピカルフルーツのような甘く爽やかな味わい!

濃厚で香り高い日本酒も「フルーティー」と評されることがありますが、どうしても醸造酒ならではの米の重さを伴ってしまいがちです。
それとは異なるフルーティーさ、蒸留酒ならではのボタニカル感溢れるジンのような香り高さと味わい…。
麦焼酎の『兼八』や『特蒸泰明』を初めて飲んだ時は、その麦々しさに驚いたものですが、芋焼酎でこんな味や香りが出せるなんて、新たな驚きです。
飲み方としては、ロック・水割り・お湯割り、どれも良いのですが、私が好むのは炭酸割り。
華やかな香りがより一層引き立ちます。

これは飲み続けたい!
期間限定品ということで、翌日から早速あちこちの店舗に目を光らせる日々が始まりましたが、限定品とは思えないほどの流通量に逆の意味で驚きを隠せませんでした。
あちらのスーパーにも、こちらのコンビニにも、普通に置いてあるのです。
本当に限定品なのだろうか?
いささかの戸惑いはありましたが、やはり数週間も経つと店頭から姿を消していくもので、様子を見つつ買い貯めをしております。
しばらくはこの茜霧島を愛飲していく所存です。

春眠暁を覚えず

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

春を迎えたこの時期、
昔から「春眠暁を覚えず」と言われておりましたが、
今まではピンと来ておりませんでした。
虫の鳴く音も聞こえ、吹く風の涼やかさや穏やかさなど、
総合的に考えても秋の方が眠りやすいではないかと常々思っていました。
しかし、この年齢になってようやく「暁を覚えず」を体感するようになってまいりました。
先人たちが申すとおり、確かに、春は眠い!
何でしょう、この眠気は。
年齢を重ねたことにより、睡眠が浅くなってきているのでしょうか。
確かに、夜中に目覚めることも多く、
まだ眠いのに寝られないような状態が続き、
朝起きた時点でスッキリしていません。
それに加え、花粉症対策の薬を飲むことによる副作用の眠気も容赦なく襲ってきます。
「春眠暁を覚えず」
この言葉は、壮年期を迎えた先人の恨み辛みの末に出た嘆きなのかもしれません。

悪夢ふたたび

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

我々にとっては悪夢のような時期が今年もやってまいりました。
そうです、花粉症の季節です。
目には見えない微細な物質に身体が侵食され、感覚が麻痺し、正常な判断もままならなくなる、恐怖の現代病、花粉症。
まだ発症されていない方々からすると、「目が痒かったり、くしゃみや鼻水が出るだけじゃないの?」と思われるかもしれませんが、症状として深刻なのは「鼻づまり」です。
これにより、脳に十分な酸素が行き渡らなくなり、思考能力が大幅に奪われてしまうのです。
医学的な根拠はありませんが、明らかにそう感じます。
まるで高地トレーニングでもしているかのような、マスクをしながら有酸素運動をするダイエットを常に行っているかのような、圧倒的な酸素不足感。
特に睡眠中の鼻づまりの恐ろしさたるや!
脳の酸素が足らず、睡眠が浅くなっていることを実感します。
国策によって大量に杉や檜が植えられたことにより発生したとも言われている憎き花粉症、早く公害認定でもされないものでしょうか。
この時期、酸素不足でついついボーッとしてしまうこと、平にご容赦ください。