お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
小早川でございます。
私がティーサロンでのお給仕を仰せつかってから、およそ半年が経ちました。
まだまだ至らぬ点は多くございますが、今後とも快適なティータイムのお供をさせていただけるように精進してまいります。
さて、お話は変わりますが、いよいよ秋の時期になってまいりました。
夏が終わり、ほんの少しだけ秋を楽しみ、すぐに冬の足音が聞こえてくるかと存じます。
そんな秋を実感する瞬間、皆様ございますでしょうか?
私は「金木犀の香り」でございます。
外を歩いているとどこからともなく一瞬だけ香る金木犀の香り。
香りのする場所の近くを探しても金木犀が見つからず、秋を求めて私の鼻がおかしくなってしまったのかと錯覚してしまうほどでございます。
そんな私のことはさておき、お嬢様、お坊ちゃま、秋らしいものを見つけましたら是非私にもお教えくださいませ。
金木犀の生えている場所もご存知でしたら、お教えくださいませ。