季節を追って

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。

香川でございます。

立秋も過ぎ、さすがに暗くなるのも少しずつ早まってきたことを感じますが、
お嬢様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

夏といえば、という話題をつい先日したような気がいたしましたが、
時のたつのは早いものでございます。

まあ、そうなりますと秋といえばと言ってみたくなるものでございますが、
お嬢様方は何を思い浮かべられましょうか。

勉学の、、

おっと、常日頃社会勉強にいそしんでいらっしゃいますから真っ先に思い浮かべられてしまいましたか。

運動の、、

ああ、ご乗馬も慣れたものでございますね。

芸術?
さようでございますね、せっかくでございますから藤堂執事にならい、
演劇鑑賞にでもお出かけなさいますか?

香川もかの日誌たちのように、ありありと舞台の模様が感じられるような文章を認めたいものでございますが、
もうちょっと年季が必要でございましょうか…。

お嬢様方もさまざまな秋のご予定をおたてくださいませ。
土産話を楽しみに、ティーサロンにてお帰りをお待ちしております。

余ったキャベツ

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

日々、野菜を摂ることに喜びを感じているのですが、日持ちしないのがネックでございます。

必要な時に必要な分だけ買うのがベストではございますが、余ってしまうこともしばしば。

特にキャベツは半玉で買っても結局余ってしまいます。

そんな時に作るのがお好み焼きです。
ただ、小麦粉は使いません。

卵とキャベツのみで作ります。

作り方は簡単で、ボールに千切りキャベツと卵、少しの顆粒出汁を入れて手早く混ぜ、それをお好み焼きの要領で焼いて完成です。

後はマヨネーズとソース、青粉とかつお節を乗せたらほぼお好み焼きが出来上がります。

 

簡単で美味しく、栄養のバランスも良いのですが注意点が。

手早く焼いてしまえば大丈夫ですが、混ぜた後に時間が経ってしまうと、野菜から水分が出てしまい薄く生地が伸びてしまうので、その点だけお気をつけくださいませ。

野菜を手軽に美味しく。
是非試してみてくださいませ。

Mr. Top Player

いかがお過ごしでございますか。桐島でございます。

何かで1番になる事、人生の中で中々ない事でございます。しかし囲いを少し狭めれば意外と身近な事かとは存じます。

今回はお屋敷の中で自分は何が1番かなと考えてみました。

握力
間違いなく1番です。

体積
1番です。

腕相撲
今なら1番です。

筋トレの時間
総合的には1番でしょう。

挙げていくと意外と多いですね。

何かで1番という事はそれだけ頑張った証拠でございます、本当に小さな1番でよいので何か挫けそうな時はこれなら負けないって事を思い出してみるとどんな事も意外と自信に繋がり、がんばれるものでございます。

ん、自身の体力の事ばかりじゃないか?

気のせいです。

因みに永井くんは

 

夏の午後

影山でございます。

お外にいるだけで体力を奪われていくような日々でございますが、近くを通りがかりましたので行ってまいりました。

マジクレープ。

出来るまでの待ち時間がドキドキしていいですね。

敬愛する藤堂執事へ

私が藤堂執事と初めてお会いしましたのは2006年の夏頃、

まだできたばかりのティーサロンの様子をご覧にいらっしゃった時でした。

 

その時は藤堂執事も70代になったばかり。

私も20代の若者でございましたね。

 

そこで初めて、今後一緒にサロンでお勤めになることと伺いました。

まず驚かされたのは、学ぶ姿勢の素晴らしさでございます。

 

ティーサロンでの勤めにおいて、たった数ヶ月先輩だというだけの私の言葉に真摯に耳を傾けてくださり、

紅茶の知識やカップ、配膳の際の姿勢など、

懸命に取り組む姿を拝見し、70代になっても衰えることのない、

その向上心に大変感銘を受けたことを今でも覚えております。

 

また何かあるごとに私に意見を求めてくださったり、

その働きを認めてくださるお言葉には何度も救われ、

まだ若輩者だった私の「自信」に大きな希望を与えてくださいました。

 

よき仲間として、

人生の先輩として、

またときには息子のように可愛がってくださいました。

 

私は生まれが大阪のため、父となかなか会えない身でございましたので、

「藤堂執事は東京のお父さんだよ」なんて

笑いながら伝えさせていただいた言葉は、決して冗談ではなく、

私の本当の気持ちでございます。

 

語りだすと思い出は、とめどなく溢れて参ります。

他の使用人たちのように、どこかに旅行に行って…

なんて言う事はあまり機会がございませんでしたね。

それでも、ことあるごとに互いにお土産を送り合うのは、

今でも、私の密かな楽しみでございます。

 

ですので、今度はいちど一緒にどこか旅行におでかけいたしましょう。

 

 

あっという間の17年でございました。

勇退の決意を伺った時、

ようやく肩の荷をおろして楽になって頂けるのだと言う安堵とともに、

一緒にモーニングコートを羽織り、

お嬢様を迎えできなくなるのだなと思うと、

途端に胸が締め付けられるような寂しさに襲われました。

 

でも責任感の強い藤堂執事のことでございます。

このご決断をされるまでに、

本当に本当に何度も何度も悩まれたことと思います。

だからこそ、私どもはその想いを尊重し、

誇りと感謝の心で藤堂執事をお見送りしたいと思います。

 

 

‥‥「藤堂さん」

あなたは、執事としての尊厳と品位を持ち、

常に暖かな心でもって周囲を魅了してくださいました。

お嬢様を思いやるその姿勢は、私たちに大きな影響与えて下さいました。

私どもにとってあなたの存在は、まさに光。

太陽のような存在でございます。

 

藤堂執事が示してくださった使用人としての「道」は、

これからもきっと私たちが受け継いで後世につないで参りますので、どうか安心して託して下さいませ。

 

このたびの引退は、藤堂執事の新たな人生の始まりでございます。

これからの人生が充実し、幸福に満ちていくことを心より願っております。

 

改めまして、長きにわたる使用人人生。

本当にお疲れ様でした。

そして心からのお祝いを申し上げます。

 

藤堂さん、大好きですよ。

ありがとうございました

お嬢様、お坊ちゃま、奥様、旦那様、暑い毎日ですがお元気にしてらっしゃいますか。

藤堂でございます。

昨年は17年のオープン記念日を振り返ってご案内させて頂きましたが、この度はお別れのご挨拶でございます。

8月8日を最後にスワロウテイルを旅立つ事になりました。

18年間本当に有り難うございました。

色々な事が走馬灯のように頭の中を駆け巡っています。

さまざまなイベントにもほとんど参加させて頂きました。
特に朗読サロンは好きでした。お嬢様方が楽しんでいただいている様子がひしひしと伝わって参りまして、もう一度開催されたら是非参加したいと思っていました。

これからもお屋敷では色々な催事が行われると思いますが是非ご参加下さいまして、スワロウテイルがより一層楽しいサロンになりますようにと心から願っています。

18年間本当に有り難うございました。

まだまだ暑さが厳しい日が続きますがお体を大切にされましてお元気な日々でありますよう心から願いまして旅立ちの言葉にかえさせて頂きます。

藤堂

For Catania

いよいよ蝉時雨が本格的なオーケストラを奏でる季節となりました。

夏といえば入道雲と向日葵を真っ先に思い浮かべる能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

幼少期の頃を振り返りますと、夏休みという存在がずっと待ち遠しく、

梅雨が明けるくらいからそわそわしていたことを思い出しました。

今年はどんな思い出ができるのだろうかと、期待に胸を膨らませる。

その込み上げてくる高揚感で夏を好きになったのでございましょう。

 

夏はまだまだこれから、たくさんの楽しいことが待ち受けております。

今月は何と的場とのエクストラティーをご用意する運びとなりました。

的場がティーサロンにてお仕えをするのは、十数年ぶりと伺いました。

お屋敷で開催される季節の催しを除いては、私も記憶にございません。

 

なんとも大変貴重な機会を大旦那様からいただいたものでございます。

そんな我々がお届けいたしますのは夏に相応しい爽快な「レモネード」。

ただのレモネードではございません。ハーブコーディアルを隠し味に、

風味の奥行きを感じる、彩り豊かな世界にただひとつのレモネードです。

 

お嬢様にとりましても、どうか心に残る夏のひとときとなりますように。

お楽しみいただけますよう、当日は的場とともに努めてまりいります。

 

能見