お嬢様、お坊ちゃま、
ご機嫌麗しゅうございます。
佐倉でございます。
蝉の音もいつしか、秋の虫の音へと変わり、
過ごしやすさも、少しずつではございますが、感じられるようになってまいりました。
お嬢様、お坊ちゃまはお身体にお変わりなく、お過ごしでございますか。
元気なお姿を拝見できる事を心待ちにしております。
「◯◯の秋」という言葉がございます。
食欲、運動、読書などはよく聞くものにございますが、先日、ふとこの「◯◯」の部分に入るものというのは他にどの様なものがあるのか、とふと思い立ち調べてみたところ、かなり色々なものがあることを知りました。
分かりやすいところで申しますと、実りや収穫。
秋は様々な実りの季節でございます。
果物が好みの私といたしましては、今年の秋の実りにも一層心惹かれる思いにございます。
また、睡眠の秋。
どうやら夜の長さや涼しさから、この様な言葉もあるとのこと。
睡眠も健康には大切な一要素にございます。
お嬢様、お坊ちゃまにおかれましては、睡眠もしっかりとお取りになり、心身ともに安らかでいただければと存じます。
もしよろしければ、良い安眠グッズなどございましたら、私にもぜひお教え下さいませ。
少々珍しいものでは、心の秋などもございました。
秋と飽きをかけた、どこか寂しい心持ちの言葉とのことで、ふと木枯らしの吹く、秋の終わり、
木の葉が風に吹かれる物悲しさなどを幻視したりもいたしました。
さて、ここまで、秋について記してございましたが、
私の想いが過分に含まれております。
そう、秋であれ、と。
昨年などは、10月を経てもまだ暑さが残る年にございました。
本年は、秋らしく過ごしやすい日が続くこと、
そして、お嬢様、お坊ちゃまが秋を心よりお楽しみいただける事を願っております。
これからの季節、夜の時間が長くなってまいります。
夜道では足元、そして寒暖差に十分にお気をつけいただき、お早いお戻りを心よりお待ちしてございます。