メッセージカードのご依頼につきまして

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
執事喫茶スワロウテイルの諏訪野でございます。

当家執事吉川へのメッセージカードのご依頼は8月15日20時迄とさせていただきます。

尚、本人からの手渡しが叶わぬ場合もございます。
誠に恐縮ではございますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

仰げば尊し

仰げば尊し わが師の恩
教えの庭にも はや幾年

私どもの年代では、卒業式といえばこの『仰げば尊し』でした。
最近は『旅立ちの日に』あたりが定番なのでしょうか。
いずれにせよ、今までのことを振り返り、しんみりとしてしまう歌ではあります。

皆様、私こと吉川はこの度、大旦那様のお許しを得て、文化施設のフィルム在庫を更に充実させるべく、遠方へ旅立つことと相成りました。
配信サービス全盛の昨今、映像のデータ化が進んでおりますが、それでも文化的価値、レガシーとしてフィルムは残していかなければなりません。

干支が一回りするほどの期間をお屋敷で過ごさせていただき、多くの使用人と出会い、また多くのお嬢様、奥様、お坊ちゃま、旦那様と出会い、楽しい日々を送らせていただきました。
右も左も分からなかった私をここまで導いてくださった皆様には、何と申し上げてよいのやら、感謝の念に堪えません。
ありがとうございました。
私が旅立ちましても、お屋敷は存続いたします。
是非ともご帰宅いただき、今までの、そしてこれからの使用人たちを見守ってください。
偶には、吉川という使用人が居たことを思い出していただけましたら幸いです。

思えば いと疾し この年月
今こそ別れめ いざさらば

トロピカル

隈川でございます。
まだまだ夏の陽気がつづきます!

そういえば私、トロピカルという言葉をなんとなく好ましく思っております!
トロピカルを日本語に訳せと言われましたら正直分かりませんが、わからないままでもよいような気もいたしますね!

暑さによる体調不良には充分お気をつけていただきたいものの、やはりせっかくの夏でございますから存分にお楽しみくださいませ。

たまにはプールなんかもよいかもしれません。私、浮かんでおるだけですが。

隈川

髪型について

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。

うだるような暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

室戸でございます。

突然ではございますが、髪型は人の印象を大きく左右する重要な要素でございます。

清潔感のある髪型は、好印象を与えるだけでなく、若々しさや信頼感を演出することもできます。

以前、ある使用人から「髪を下ろしたほうが良いのでは」とアドバイスをいただき、最近は髪を下ろして給仕させていただいております。

おかげさまで、以前よりも心に余裕ができたように存じます。

ただ、わたくし、不器用なもので髪のセットには日々悪戦苦闘しております。

ドライヤーや整髪料、ヘアアイロンなどを使い試行錯誤しておりますが、なかなか思うようにいかないものでございますね。

しかし、ありがたいことに、今は昔よりも多くの情報を得ることが容易になっております。

これからも情報収集を行いながら、髪型だけでなく身だしなみ全体にも気を配ってまいります。

それでは、ティーサロンにてお嬢様、お坊ちゃまのご帰宅を心よりお待ちしております。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。野崎でございます。
はじめてフットマンケーキを考案させていただきました。
夏らしくサッパリとトロピカルを掛け合わせたブランマンジェとなっております。
ぜひお試しくださいませ。

そんな野崎は、
お仕えしてからティーカップの収集が趣味となったわけですが、
とあるシリーズものをコンプリートいたしました。

Royal Albert / Melody Series
でございます。

音楽をテーマにした6パターンで
カップ・ソーサーともに(ほぼ)単色
金彩の縁取りが施された光沢のある仕上がりです。

本日は3つをご紹介させていただきます。

Rhapsody
ブルー、アサガオ

 

 

 

 

 

Serenade
レッド、バラ

 

 

 

 

 

Noctane
ターコイズ、デイジー

 

 

 

 

 

音楽ジャンルから名付けられたカップでございます。

お気に入りのカップはございますか?

お聞かせいただける日を心待ちにしております。

日誌

お嬢様、お坊ちゃま
まだまだ暑い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
近衛でございます。

今回は少々街を散策していた時のエピソードをお話させていただこうかと思います。

私共が普段身にまとってお給仕しております燕尾服その呼び名の元になったと言われる『ツバメ』を見かけました。

 

 

 

 

 

テールコートとも呼ばれるだけあり、ツバメたちの尻尾に似ておりますね。

ツバメは6〜8月が巣立ちのピークと言われております。
もうそろそろ巣立ちの時期なのでしょうか、兄弟で仲良く並んでいるのが微笑ましゅうございました。

お嬢様、お坊ちゃま方も些細なお話でもお戻りになった際に聞かせていただければ幸いです。

暑うございますから、ティーサロンを涼やかにしてお待ちしております。

Duende

アスファルトから生成される陽炎を眺めて、都会のオアシスへの幻想を抱きます。

冷夏の予想はどこに霧散したのかと大変嘆かわしく感じている能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

空調の効いた執務室。どれほどの時間、ここにおりますでしょうか。

先ほど淹れたばかりの、アイスティーの氷の溶ける音がいたしました。

執務室の窓から見える庭園でアポカリプスのように叫ぶ蝉時雨を聴きながら、

今年の夏はモルディブよりもアカプルコに行きたいなと、空想しております。

 

私がこちらの日誌で何度も赴きたいと申しております常夏の島、モルディブ。

時が止まったような、絵画の中の世界。それがモルディブの海の美しさです。

日常の窮屈さや息苦しさを忘れて、のんびり優雅に過ごすことのできる場所。

私の中で勝手に作り上げた主観丸出しのモルディブのイメージでございます。

 

一方でアカプルコはメキシコ南部にあります美しい海と緑溢れるリゾート地。

モルディブが静だとすれば、アカプルコは動。活気あるビーチが特徴的です。

奏でられるマリアッチを聴きながら、踊り明かす夜も魅力的でございますね。

治安がよいとは言えませんが、非日常を味わうこれ以上の場所はございません。

 

お嬢様は今年はどちらの避暑地へお出かけでしょうか。

数多のお土産話を楽しみにお待ち申し上げております。

 

能見