ゆきぼとけ

ご機嫌麗しゅうございます。
小瀧でございます。

水遊びの跡もすぐ消えてしまう暑さでございますがいかがお過ごしでしょうか?

「夏」を用いたことわざに「飛んで火に入る夏の虫」というものがございます。

これは、夏の夜に灯火に集まる虫達の習性から、自ら危険な状況に飛び込むことを意味することわざでございます。

虫が火に入ることを想像するととても熱そうでございますね。

では、近しい意味合いのことわざに「雪仏の水遊び」というものもございます。

こちらは雪で作られた仏像が自ら水に濡れて溶けてしまう様を意味しておりまして、想像してみますと涼やかな気持ちになってまいります。

この夏を涼やかに過ごすためにも、身をわきまえずに自滅していくような愚かなものがおりましたら

「雪仏の水遊び」

と思い浮かべていただくのも良いかもしれませんね。

小瀧