たりない一味

最近は非常に暑い日が続いておりますが、お嬢様、お坊ちゃま、いかがお過ごしでしょうか?
乾でございます

先日のカクテルサロン、お嬢様方の「とても楽しかった」との御感想をたくさんいただきましてありがとうございました。
BGMとしてギターを弾いているか、司会の奈良崎に突っ込みを入れたり、優勝した神谷の背中にいたずらで変な紙を張ったり・・・
そうそう、現場の大友(量産型?多分オリジナルでしょう)とともに投票用紙の集計をしたり一応仕事らしい事もしておりましたが、お嬢様方と楽しい時間を御一緒する事が出来て嬉しゅうございました。

今回はカクテルサロンの中で、天河のマルガリータの朗読をBGMとしてサポートした時のお話しでございます。

私が用意しました曲は
これから始まる少し悲しいお話を暗示させる美しく物悲しいメロディの
「天国への階段」レッドツェッペリン
(実は大河内のリクエストによります)

彼女(マルガリータ)への憧れにも似た思いを
「愛の挨拶」エルガー
(有名な部分をアレンジして弾かせて頂きました)

そして一発の銃声、流れ弾による別れを認める事が出来ずに苦しむ様を
「ホテル・カリフォルニア」イーグルス
(堤との他愛もない世間話からヒントをいただきました。
この曲は、チェックインは出来てもチェックアウトが出来ない行き場を失った人達を受け入れる牢獄のような時代背景を題材にした曲です)

最後に彼女(マルガリータ)を思いシェイカーを振り最後の「足りない一味」に辿り着く様を
「青の肖像 partⅡ」ノヴェラ
(私の好きな曲です。青は若さや思春期を連想させます)

以上の曲を用意し、天河と綿密なリハーサルを・・・
一切行わず、ぶっつけ本番で演奏いたしました。
もちろん、天河との信頼関係あればこそでございます。
少々大袈裟でございますね・・・
実際は「まぁ、い~んじゃない」って感じでございました。

演奏時は、天河の朗読をガイドに曲を変えたりお嬢様方の様子を拝見し音量を調整したり強弱の変化を付けたりしておりました。

終盤では涙ぐむお嬢様方が多数いらっしゃいましたが、これは朗読していた天河が感情を抑えきれず流した一滴の涙が「足りない一味」になったのでしょう。

朗読が終了した時にいただいた暖かい拍手は本当にありがとうございました。
私も、胸が熱くなる思いでございました。

また何かの機会に御披露させていただければと思っております。

それでは、ティーサロンにてお嬢様、お坊ちゃまのお帰りをお待ちしております。

                     -乾-

残暑お見舞い申し上げます。

司馬でございます。
暦の上では、もう秋ということでございますが、まだまだ酷暑が続いております。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?
これほどの暑さが続きますと、食欲をなくされる方も多いかと存じますが、どうぞ日々の食事を大切に、しっかりとお召し上がりになりまして、残暑をお過ごしくださいませ。
もちろん、水分補給もお忘れなく・・・。
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俳句の日

お嬢様、お坊ちゃま方いかがお過ごしでございますか?
伊織でございます。

今年も、8月19日「俳句の日」を迎えるにあたり、大旦那様よりお嬢様に一句お贈りするようにと仰せつかりました。
19日当日、お屋敷へご帰宅いただく皆様へ、お出迎えいたしました執事より僭越ながらわたくしの詠みました句を贈らせていただきとうございます。

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ドアマンの夏 ニッポンの夏

お屋敷の ドアにしみ入る 蝉の声

夏真っ只中、お嬢様、お坊っちゃま、夏をエンジョイされておりますでしょうか? 夏の男、金澤でございます。

今、私はお屋敷の玄関先にてお嬢様のお帰りを蝉の鳴き声と共に待ちつつ、2013夏を感じております。

連日、猛暑が続いております

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お嬢様、お坊っちゃま、いかがお過ごしでしょうか?

桐島でございます。

近頃本格的暑くなって参りましたね、何もしないでも汗は出てくるのでうっとおしくてたまりません。

早くこの日々が過ぎて欲しいとお思いの方も沢山いらっしゃることでしょう、そんな私の夏の乗り切り方はとにかく動き、暑さに慣れてしまう事でございます。

はっきり申してお勧めは致しません、むしろ決して真似はして欲しくは無いのでございますが。

汗が多く出るこの季節を弛んでしまった身体を引き締める好機だと言わんばかりに動き、鍛え、とにかく暑い環境に身を置く事により身体を暑さにに順応させます。

細かなメニューは割愛させて頂きますが、これを2週間ほど続けていきますと夏の生暖かい風が心地よく感じるほどに強靭な身体が出来上がります。

もしお屋敷内で私を見かけた時、顔が小麦色になっている様でございましたら、桐島は例の暑さ対策をしているのだなぁ‥とお思いください。

それでは、お嬢様、お坊っちゃま方は私の様なトレーニング三昧の過酷な夏にならぬ様、存分にお楽しみくださいませ。

妄想

今年は低温多雨らしいとの予報を耳にいたしました。
夏が涼しいのは嬉しいのですが、雨は出来るだけ避けたいものです。
環でございます。

ここ数ヶ月お風呂の話をしておりましたが、
今回もお風呂でございます。

最近のブームはお風呂の扉を少し開けておくことでございます。
これをすることによって擬似的に露天風呂に入っているような、
なんともお得な気持ちになります。

しかし、この前葵に「気持ち悪いから止めろ」と言われてしまったので
早々にこのブームは終わってしまいましたが・・・。

しかしめげたりはいたしません。

お風呂は無限大の可能性を秘めております。

そう、私が作った曲たちもお風呂で出来たものが多うございます。
あの空間はもの作りにとって素敵なアイデアボックスでもあるのです。

幾度となく曲作りで迷ったときも、
ふと湯船から天井を見上げれば、
いつもとは違う気持ちで曲を考えられたりいたします。

そんな時にアイデアは降ってきたりするもの。
そこにもっとスパイスが欲しいときには
思い切って扉を開けるのも良いでしょう。

あぁ、風立ちぬ。

そして葵は言うのです。

「いや、気持ち悪いから。」