土砂降りか 慌てて飛び出し 蝉しぐれ

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
藤波でございます。

まるでオーブンに焼かれるような暑さが続いてございますが、いかがお過ごしでしょうか。

この頃散歩をしていると、道端にひまわりが咲いていたり、トンボがゆったり飛んでいたり…
夜にはどこからか太鼓や花火らしき音が聞こえてきたりと、否応なく夏を体感する日々でございます。

私事ですが、最近はチョコミントに心を奪われておりまして、あちこちお品を見つけては試しております。
近いうちにチョコミントのお品も手作りしてみとうございますね…

手作り、といえば…先月は東條と共に和菓子を作りました。
まずはご覧いただければ!

 

 

 

 

こちらは、天の川をイメージした羊羹でございます。
先月の七夕をイメージして、アラザンで星を作りました。
赤と青の食紅を使用して色のグラデーションを作るのが楽しゅうございました!
下の白い層は白桃の羊羹でございます。さっぱりとしていて大変美味しゅうございました。

季節に沿ったお菓子を作ると、月日の流れと肩を組んで歩いているような気がしてなんだか特別な気持ちになれますね。

ゆくゆくは私のオリジナルブレンドの紅茶とともに時間の流れをお楽しみいただきたい所存でございますので、楽しみにお待ちいただければ幸いでございます。

まだ続きそうな暑さも、ともに乗り越えてまいりましょう!

藤波

せみ

お盆も過ぎて暑い盛りも過ぎてくれればと願う日々、お嬢様はいかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

 

 

気づいたらセミが鳴いておりました。

ただただ気づいていなかっただけなのか、毎年突然セミの声が聞こえてくるように思います。

少しずつまばらにというのではなく、今日この瞬間から突然に、というイメージなのです。

お嬢様はどのようにお感じでしょうか?

別宅を取り巻く環境によってもセミの多少は変わりましょうが、その声に気づくタイミングというのはいつやってくるものでしょうか。

 

 

セミがたくさん羽化する公園があり、例年羽化のために木を登る様子や羽化のまっただ中を見守っていたものですが、それこそ声を聞くまで公園の存在まで忘れていたようです。

 

 

感覚が閉じていたことを自覚するよい機会でした。

外に向けて感覚を開いておけるように心も穏やかに保っておきたいものです。

 

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

 

日々の暑さにお疲れになってはいませんか?

 

いつの間にやら季節は夏を終えようとしておりますね。

 

以前 少しお外にお散歩に出かけた際には程よく木漏れ日が温かく感じておりましたが、

 

いつの間にやら蝉時雨がまるでオーケストラのように聴こえてくる今日この頃でございます。

 

さて、7月の末、才木と共に私にとっては初めての歌劇団イベント【夏祭り2025】に出演させていただきました。

 

お嬢様、楽しんでいただけましたか?

 

特に目の前でお歌を披露する際は、柄にもなく驚く程に緊張していたのが記憶に新しくございます。

 

それでも先輩方がたくさんフォローしてくださったからこそ、
私自身 本番の際はとても楽しんでパフォーマンス出来たと自負しております。

 

特に、能見には感謝してもしきれません。

 

2人でのお歌のご披露にて お嬢様からの笑顔をたくさんいただけたのは、ひとえに 当人の人柄と、ご助力があったからこそだと思います。

 

この場を借りて、

 

能見さん、本当にありがとうございます。

 

またこのような機会をいただけるよう、日々の給仕もたくさん頑張ってまいります。

 

火野

SOWAKA

お嬢様方、残暑の候、ご機嫌いかがでございましょうか。

香川でございます。

お屋敷から望むサンシャイン60も、その名のせいか夏はより大きく、そして力強く見えるようにも存じます。

言霊という概念があるように、名前の力も大したものだとあらためて感心しておりますが、
来たる9月1日に葉山執事の名付けし、「そわか」というエクストラティーをご用意することとなりました。

当家のノンカフェインティーのラインナップに今年加わった、葉山執事考案のIKOIをアレンジしたお品でございます。

憩い、という意味ももちろん葉山執事は意図されてございましょう。
さて「そわか」やいかに。

お調べ致しましたら、サンスクリット語、そちらにルーツがあるようで、幸あれといった意味合いの言葉だそうでございます。

今年の残り三分の一。新たな気持ちでのスタートを、当日はそわかに祝福の想いを込めてお届け致しましょう。

まだ暑さが続きます。でも始まりがあれば終わりもございます。くれぐれもご体調を崩されませんように。
お早いお帰りを心よりお待ちしております。

ゆきぼとけ

ご機嫌麗しゅうございます。
小瀧でございます。

水遊びの跡もすぐ消えてしまう暑さでございますがいかがお過ごしでしょうか?

「夏」を用いたことわざに「飛んで火に入る夏の虫」というものがございます。

これは、夏の夜に灯火に集まる虫達の習性から、自ら危険な状況に飛び込むことを意味することわざでございます。

虫が火に入ることを想像するととても熱そうでございますね。

では、近しい意味合いのことわざに「雪仏の水遊び」というものもございます。

こちらは雪で作られた仏像が自ら水に濡れて溶けてしまう様を意味しておりまして、想像してみますと涼やかな気持ちになってまいります。

この夏を涼やかに過ごすためにも、身をわきまえずに自滅していくような愚かなものがおりましたら

「雪仏の水遊び」

と思い浮かべていただくのも良いかもしれませんね。

小瀧

古谷でございます

先日の催しにて

バーテンダーとして久しぶりにお仕えし光栄でございました。それぞれのお飲み物、全て美味しゅうございましたが、お味以上に一杯のグラスの世界に酔いしれていただけるような空間をお届けしたくサロンを纏った次第でございます。

せっかくでございますので、あらためまして桐島と共に力を合わせご用意いたしましたカクテルのレシピをご紹介しとう存じます。

「Moon Alexandrite~ムーン・アレキサンドライト~」

・Pampelmuse
・white wine
・pineapple juice
・lime juice
・lavender syrup
・blue syrup
・salt

使用人の想いが込められたグラスを通じて、お嬢様が素敵な夏を引き続きお過ごしいただけますことを祈っております。

あつがなつい!!?

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。
暑さのせいで脳が熱暴走気味な今日この頃でございます。

今私はお屋敷からのお使いの道中、電車のシートに座りこの日誌の文章を考えております。

空いてて座れて良かった 涼しい~ 天国ですな~

外気により熱せられた身体と脳を冷やしております
シャットダウン寸前でしたので助かりました。

いやーしかし、このクーラーとやらが無かったら人類はどうなっていたことやら…

熱暴走が落ち着いてきましたので調べてみました。

エアコンの発明者 ウィリス・キャリア
遡ること1902年、アメリカのエンジニアであるキャリア氏が、印刷会社から依頼を受け、印刷室の湿気を取り除く装置を開発しました。それから開発は進み湿度と温度をコントロール出来る装置へと発展しました。
この装置の仕組みは現在のエアコンの原理と同じだそうです。
このキャリア氏が作った会社がアメリカの世界的空調機器メーカー「キアリア」です。

すばらしい!ブラボー!

「ウィリス・キャリア殿へ
人類を救う発明に敬意を表します」

123年後の車内にて心から感謝を静かに思うのでした。

もう少しで池袋に着きます

今年の夏の暑さは尋常ではございません
お嬢様方もくれぐれもお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

多少でも風があればまだ良いのですがね…

『 風の吹き抜ける場所へ 』♪