古谷でございます

先日の催しにて

バーテンダーとして久しぶりにお仕えし光栄でございました。それぞれのお飲み物、全て美味しゅうございましたが、お味以上に一杯のグラスの世界に酔いしれていただけるような空間をお届けしたくサロンを纏った次第でございます。

せっかくでございますので、あらためまして桐島と共に力を合わせご用意いたしましたカクテルのレシピをご紹介しとう存じます。

「Moon Alexandrite~ムーン・アレキサンドライト~」

・Pampelmuse
・white wine
・pineapple juice
・lime juice
・lavender syrup
・blue syrup
・salt

使用人の想いが込められたグラスを通じて、お嬢様が素敵な夏を引き続きお過ごしいただけますことを祈っております。

あつがなつい!!?

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。
暑さのせいで脳が熱暴走気味な今日この頃でございます。

今私はお屋敷からのお使いの道中、電車のシートに座りこの日誌の文章を考えております。

空いてて座れて良かった 涼しい~ 天国ですな~

外気により熱せられた身体と脳を冷やしております
シャットダウン寸前でしたので助かりました。

いやーしかし、このクーラーとやらが無かったら人類はどうなっていたことやら…

熱暴走が落ち着いてきましたので調べてみました。

エアコンの発明者 ウィリス・キャリア
遡ること1902年、アメリカのエンジニアであるキャリア氏が、印刷会社から依頼を受け、印刷室の湿気を取り除く装置を開発しました。それから開発は進み湿度と温度をコントロール出来る装置へと発展しました。
この装置の仕組みは現在のエアコンの原理と同じだそうです。
このキャリア氏が作った会社がアメリカの世界的空調機器メーカー「キアリア」です。

すばらしい!ブラボー!

「ウィリス・キャリア殿へ
人類を救う発明に敬意を表します」

123年後の車内にて心から感謝を静かに思うのでした。

もう少しで池袋に着きます

今年の夏の暑さは尋常ではございません
お嬢様方もくれぐれもお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

多少でも風があればまだ良いのですがね…

『 風の吹き抜ける場所へ 』♪

夏といえば②

お嬢様、おぼっちゃま、奥様、旦那様
ご機嫌麗しゅうございます。
山岡でございます。

前回「夏といえば」でざっと出てきた単語たちをですね、
少しずつ掘り下げるつもりだったのですが、
一つ目のワードだけでかなりの文章量になってしまいましたので、
『シリーズ化してみよう』という
山岡なりの試みでございます。
今回はその第二弾でございます。
調べて出て参りました単語はこのようなものたちです。

花火大会/夏祭り、海/海水浴
スイカ、かき氷、ひまわり
浴衣、風鈴、そうめん
冷やし中華、夏休み
夏フェス、キャンプ
BBQ、星空

では今回も「夏といえばvs山岡」ふぁいっ!(鐘のなる音)

2.海/海水浴
こちらにつきましてははっきりと申し上げましょう。
「嫌い」です。言葉が鋭すぎましたでしょうか。
それでは、「大の苦手」です。
うむ、変わりませんね。
まぁまぁ海好きなお嬢様、落ち着いてくださいませ。
私は決して主人の好きなものを否定し
反旗を翻したいわけではございません。
山岡の捻くれが存分に見えるようではございますが
私なりの説明を連ねる時間をお許し下さいませ。

まず、海。大変よぉございますね。憧れます。
沖縄の綺麗な海を撮った写真などが
インターネットの海を流れて私の手元に届いた時の
私の感情なんて「行きたい!!!」の一色でございます。
ではなぜ「嫌い」なのか。それは、
『泳げないから』でございます。。
いわゆるカナヅチでございますね。
運動神経の悪さもここまで来るともう笑えません。
私小さい頃から占いで「水難の相」が出ていたらしく、
実際幼少期の家族旅行での海水浴中に
溺れかけた事がございます。
トラウマもあるかも知れませんが厳密には
「憧れているが怖くて近づけない」が
正直なところでございますね。
それが捻くれ拗らせた結果
「嫌い」という表現になるわけでございますね。
人が何かを「嫌い」と表現する時というのは、
意外とこういう要素が混ざっているパターンも
往々にしてあるのではないでしょうか。

どこかの有名なコメンテーターのような
話題逸らしが入りましたが結論、
海/海水浴は、好きでございます。
好きと申しますか「憧れが強い」が適切ですね。
海や海水浴(を楽しめる方々)を思うと
キラキラしたものを物陰からこっそり覗き見している
少年の気持ちになります。

何だか敗北感に包まれる日誌となりました。
戦いでいうなら完全に負けています。
またお次の日誌かティーサロンでお会いいたしましょう。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。

中島でございます。

連日の暑い日々が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

実は今月8月末にて、私がこのお屋敷に仕え始めてから一年が経とうとしております。

この一年、本当にあっという間でございました。

振り返ってみますと、日々私にご指導ご鞭撻してくださる先輩使用人、共に切磋琢磨できる同期

そしてなによりお嬢様の温かな励ましに支えられ、成長する機会をいただきました。

改めて感謝の気持ちでいっぱいでございます。

新たな年もより気を引き締めまして精進して参ります。

 

そして、今月からギフトショップにて初めて私が考案したお菓子が棚に並べられてございます。

「抹茶ヘーゼルナッツクッキー」

ほろ苦い抹茶にヘーゼルナッツでアクセントをつけましたお菓子でございます。

既にティーサロンにてお求めいただけたとのお声も頂戴致しましてとても嬉しゅうございます。

ぜひ感想などもお話いただけますと幸いです。

残暑厳しい折柄、体調を崩されませんようお気をつけてお過ごしくださいませ。

では、今月もお嬢様のお帰りをお待ちしてございます。

中島

メッセージカードのご依頼につきまして

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
執事喫茶スワロウテイルの諏訪野でございます。

当家執事吉川へのメッセージカードのご依頼は8月15日20時迄とさせていただきます。

尚、本人からの手渡しが叶わぬ場合もございます。
誠に恐縮ではございますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

仰げば尊し

仰げば尊し わが師の恩
教えの庭にも はや幾年

私どもの年代では、卒業式といえばこの『仰げば尊し』でした。
最近は『旅立ちの日に』あたりが定番なのでしょうか。
いずれにせよ、今までのことを振り返り、しんみりとしてしまう歌ではあります。

皆様、私こと吉川はこの度、大旦那様のお許しを得て、文化施設のフィルム在庫を更に充実させるべく、遠方へ旅立つことと相成りました。
配信サービス全盛の昨今、映像のデータ化が進んでおりますが、それでも文化的価値、レガシーとしてフィルムは残していかなければなりません。

干支が一回りするほどの期間をお屋敷で過ごさせていただき、多くの使用人と出会い、また多くのお嬢様、奥様、お坊ちゃま、旦那様と出会い、楽しい日々を送らせていただきました。
右も左も分からなかった私をここまで導いてくださった皆様には、何と申し上げてよいのやら、感謝の念に堪えません。
ありがとうございました。
私が旅立ちましても、お屋敷は存続いたします。
是非ともご帰宅いただき、今までの、そしてこれからの使用人たちを見守ってください。
偶には、吉川という使用人が居たことを思い出していただけましたら幸いです。

思えば いと疾し この年月
今こそ別れめ いざさらば

トロピカル

隈川でございます。
まだまだ夏の陽気がつづきます!

そういえば私、トロピカルという言葉をなんとなく好ましく思っております!
トロピカルを日本語に訳せと言われましたら正直分かりませんが、わからないままでもよいような気もいたしますね!

暑さによる体調不良には充分お気をつけていただきたいものの、やはりせっかくの夏でございますから存分にお楽しみくださいませ。

たまにはプールなんかもよいかもしれません。私、浮かんでおるだけですが。

隈川