日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
東條でございます。

暖かい日と肌寒い日を繰り返しておりますがお嬢様・お坊ちゃまはいかがお過ごしでございましょうか?

自室にいる愛猫もほんの少し疲れているのか普段以上に鳴きながら甘えてきているような気がしております。
猫も疲れているのですから人間もおなじ。
お嬢様・お坊っちゃまも5月を終え一呼吸を置けるタイミングでもあるように感じますので、ご自愛くださいませ。

間もなくアイスティーをお出しする季節でもございますから、今のうちからキンキンに固めた氷をご用意して置きますので気軽にお立ち寄りくださいませ。

それでは、ティーサロンにてお待ちしております。

第三十七回フットマンティーの魅力

夏かと見まごう日差しの眩しさと新緑が鮮やかな今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか?お嬢様、お坊ちゃま。
紅茶係の白川でございます。
暖かくなったとは言え、夜はまだまだ冷えます。
そんな寒暖差が大きく体調も崩しやすいそんな時期に心も身体も休める一杯のご紹介。

それでは参りましょう、
第三十七回フットマンティーの魅力の幕開けでございます。

それは貴方にとってどの様な紅茶でございますか?

??「それは草原のそよ風でございます。」

草原のそよ風?
広大な青空と一面の緑を思い浮かべるとそれだけで心が満たされる。
そんな風景にぴったりな紅茶、本日は執事とドアマンを務めティーアドバイザーを取得しました葉山と共に〝IKOI〟の魅力に迫ります。

IKOI

それを口に含みますとまず思い浮かぶのは当屋敷の広大な庭園の草原。
草原をイメージするのはベースティーであるグリーンルイボスでございます。
ルイボスとは違い発酵を抑えたグリーンルイボスは飲み口もあっさりとフレッシュさを感じる味わいが草原を感じさせます。

そののちに香るのは花の香り。
オレンジフラワーを軸としてローズペタルとカモミールが庭園に咲く鮮やかな花々を想像させます。

そしてほのかに香る清涼感、ペパーミントが透き通る様な青空を演出しドライパインの甘みがお嬢様の昼下がりのティータイムを優しく包む、そんなノンカフェインのハーブティーでございます。

葉山「お嬢様の心と身体を休ませてゆっくりと休息し、憩いの時間を過ごせるようにとの願いを込めましてIKOIと名付けました。」

いつもニコニコと笑顔でお嬢様をお出迎えします葉山執事。
何かと忙しない日常の合間を縫ってご帰宅くださるお嬢様にとって、最上の憩いの時間を提供出来ますよう使用人一同、葉山執事に負けない笑顔で挑みとうございます。

ご帰宅の際には是非IKOIのご用命を

 

次回はどの紅茶にいたしましょう?
それでは次回まで、
ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。

クスッと笑える癒し

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様、片倉でございます。
季節が夏への準備を始めたせいか嫌な暑さの日がチラホラ出て参りましたがいかがお過ごしですか?

私は暑い時期があまり得意では無いが故に早速夏仕様の道具たちの準備を完了させました。
くれぐれもお嬢様も不意の暑さに体調を崩されませんようお気をつけくださいませ。

さて今回は久しぶりに私の癒しを担う動物を新たに紹介させて頂きたく思います。
その動物とは マーモット というリスの仲間でございます。

リスというと小さい印象ですがこのマーモット…30~60センチと意外と大きいです。
社交的な性格故か度々野性なのに…という動画でも目にできます。

寒い地方の動物のため、種類によりますが天敵と寒さから身を守るのに6~9ヶ月の間冬眠するのですが長すぎたせいで失敗する子がいたり、笛のような鳴き声で仲間に危険を知らせるのですが声が大きすぎて天敵に居場所がバレてしまう事もあったりとどこか守ってやりたくなる可愛さを持っています。

比較的最近に日本にもマーモットが上陸した施設があるそうなので私が調べた情報がどこまで合っているか足を運んで来ますので、知れた暁にはお嬢様にもその魅力について土産話を致します。

どうぞお楽しみに。

片倉

なぜ髪を伸ばしているのか?

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。

突然ですが、ドライヤーが壊れました。
ずいぶんと長く使っていたなと製造年月日を確認したところ、なんと03年製!、22年前ではございませんか!メーカー名がまだP社に統一される前のN社の時代です。
新品で購入したと思います。…お値段はお求め易いリーズナブルな商品でございます。
製造年に買った物でなくとも20年は使っていたと思います、おそらく髪を伸ばし始めた頃からの付き合いでございましょう。
一つの家電それもドライヤーという性質上20年は持ちすぎだとある意味感心しております。

当たり前のように何も考えずに空気のように身近に使っていたものが終わりを告げる、それも20年という長きにわたり…

たかが機械されど機械

なにか寂しく切ないのです…
私の長髪時代を支え続けてくれたと思うと、ただ処分してしまう事ができず、ならば勝手ながら日誌に記す事で労おうと思った次第でございます。

と浸っていても髪を乾かさなきゃなりません。。
さて新たなドライヤーはどうするか、R社の物も魅力的だったのですが、ここは想いをついでP社の物にしました。
優秀であろう後輩ドライヤーに引き続き私の長髪の維持をお願いしたいと思います。

 

 

 

 

 

時になぜ髪を伸ばしているのかとご質問いただく事がございます。
自分自身でも「何でだろう?」と考えてしまいます。
今や長髪でいるのが当たり前、切るきっかけも無いのでこのままというのが正直なところです。
流行に左右されることなく長い年月を長髪で過ごしてきた境地と言ったところでしょうか?

でもきっかけとしては思い起こすと憧れの俳優さんの影響があったかもしれません。

『 TRAVELING BOY ―解き放たれた矢のように 』♪

昔の話でございます(遠い目)

日誌

健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?
宗近でございます。

先日気持ちがモヤモヤすることがございまして気分が落ち込んでおりました。
そのような時には心を空にしてみると落ち着くことがございます。

心を空にする方法は数多ございましょうが、私の場合それは「シャツのアイロン掛け」でございます。

襟、肩、袖口、袖、後身頃、前身頃とシワを伸ばすことだけに集中してアイロンをあててゆきます。
特に縫い目部分や背中のタックは変なシワになりやすく緊張いたします。
嫌なことはおろか、楽しいことすら考えない時間が過ぎてゆきます。

そうして4、5枚ほどアイロン掛けを終える頃にはすっかり感情はニュートラルに戻っております。

お嬢様も日々感情の抑揚にお疲れになることもございましょう。
(快の感情ばかりでも疲れるようでございますよ)
ティーサロンが感情をリセットできる場としてお嬢様のお役にたてますよう、私も自身の心を穏やかに保ってまいりましょう、丁寧にアイロンを掛けながら。

日誌

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。

小早川でございます。

先日、お屋敷の外を歩いている時に椿の木を見かけました。3月頃は見事な花を咲かせていましたが、今は花を落とし、より逞しく艶やかな葉をつけていました。
気づいたからといって何があるわけでもない、日常の小さな発見とささやかな喜びでございます。

ティーサロンにてお嬢様にお給仕をさせていただくようになり、およそ1ヶ月が経ちました。
社会勉強から離れお屋敷にお帰りになられるお時間をごゆっくりお過ごしいただくため、私は何もかも学びの日々でございます。
学んだことを毎日整理しておりますが、もしかしたら、大切なことは椿の木のように意識が向いていないところにこそあるのかもしれません。

取り留めのないお話をしてしまいましたが、

「日々の小さな発見や、湧き出るほんの僅かな感情を大切にすることの尊さ」

普段意識することはございませんが、小さな幸せや学びは近くに転がっているのだなと存じた。そんなお話でございました。

「卵を割ったら双子だった。」
「お財布の中の10円玉がぴかぴかだった。」
そのような小さな幸せを見つけたら、ぜひお聞かせいただけますと幸いでございます。

暑い日々が続いておりますが、お身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

小早川

節目のご挨拶

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

暑さが際立ってまいりまして、
いよいよ夏を感じるようになってまいりました。
私としては間に挟まる梅雨というのが、
なんとも厄介に思われるのですが、
晴耕雨読の精神で乗り切りたいものです。
五月雨は部屋の中から眺めるのが1番ですね。

さて先日は、エクストラティーを小瀧と担当させていただきました。
小瀧の周年の祝いとして始めました
この定例行事も、気づけば3年目。
今回はティーインストラクターを取得した
お祝いも兼ねたものでございました。

お召し上がりいただきまして、ありがとうございます。

この度はロシアンティーという、
伝統的な形をご紹介させていただきました。
ベースといたしましたキームン紅茶と、
ストロベリー&ラズベリージャムの酸味がマッチした
1杯に仕上がったかと存じます。

お楽しみいただけていれば、幸いです。

またこの度は、
当日ワゴン上で紅茶を作成しておりました。
やはり淹れたて・
作りたてが故の美味しさというものも、
あるのではないかと私は考えております。
たまにはシンプルで美味しいものをご用意することが、
エクストラティーとしてあっても良いのではないか。
そんな気持ちでお届けいたしました。

今後も一つの伝統として、
ティーサロンとしての自負を持ちながら、
このような形のものもご用意が叶えばと存じます。

今後もご機会ございましたら、
是非お試しいただければ幸いです。

そして小瀧の更なる飛躍と、
彼の「画伯力」の向上に関してもご期待いただければ。
来年もお楽しみになさってくださいませ!

P.S.
私も4月を持ちまして、
ティーサロンで給仕を許され8年となりました。
9年目も皆様の笑顔が沢山拝見出来るよう、
精一杯努めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

才木