お嬢様、おぼっちゃま方、ご機嫌麗しゅうございます。
紫外線の厳しい頃合となってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
わたくし、夏といえばスイカ!
大好物なのでございます。
SWALLOWTAIL
お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌いかがでございましょう、金澤でございます。
いやはや暑いですなー、近年の夏は暑さが尋常ではございません、熱中症には十分にお気をつけください。
暑い時には水分をいつも以上に摂ることが大切です。
冷たい物も美味しいですね、今月から夏の期間は当家の通常お品書き紅茶全てをアイスティーでもご用意出来るようになりました。
夏のお楽しみの一つとして是非お試しくださいませ!
いつものカップの際は素敵なバカラのグラスで!
待ちに待った紅ゆずるの新トップ披露公演です。「スカーレットピンパーネル」は2008年に星組で安蘭けいがパーシーを演じ第16回読売演劇大賞優秀作品賞等数々の賞を受賞した作品で2010年に月組で霧矢大夢がパーシーを演じ、今回は7年振りに再演され紅ゆずる綺崎愛里の新トップコンビが誕生しました。
この作品は紅ゆずるが2008年の初演の時に新人公演でパーシーを演じた記念すべき役でもあります。柚希のもとでも3枚目的なカラーを持っていて面白い子と注目を集めていました。パーシーに対するショーブラウンは今回は礼真琴。柚希、龍、明日海が演じてきた出世作でもあり、礼が少々荷が重い役ですが堂々と演じて大変興味深いショーブラウンでした。
ストーリーは宝塚ファンのお嬢様方はご存知とは思いますが18世紀末のフランス、パリには革命の嵐が吹き荒れ貴族たちが次々と捕らえられ死刑宣告を受ける、そんな中に革命政府の恐怖政治に反感を抱くイギリス貴族パーシヴァル・ブレークニー(パーシー)紅ゆずるは誰にも知られることなく無実の貴族を救い出しフランス国外へ逃がすという大胆な行動を起こしていた。革命政府の公安委員ショーブラウン礼真琴はイギリスで赤い星型の花を指すレッドピンパーネルの正体を突き止めようと躍起になっているところから物語は展開して行きます。
マグリット綺崎愛里との愛の行方、舞踏会の場面等、2幕構成ですが飽きさせず、素晴らしい新トップ披露公演です。東京宝塚劇場で6月11日までの公演でした。紅ゆずるの魅力に胸躍る事と存じます。本日はこの辺りで失礼します。
藤堂でございました。
お嬢様、おぼっちゃま方、ご機嫌麗しゅうございます。
傘の手放せない季節がやってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
この時期はくせ毛をなだめるのにも一苦労致しますので、湿度の上昇には恨めしさを感じることもございます。
ただ香川は幼い頃、渇水に悩まされたこともございましたので、雨のありがたみも存じ上げております。
当たり前のように感じている蛇口をひねれば水が出るということがそうではなくなった時、水の大切さを思い知るのでございます。
雨の日には、耳を澄ませるようにしております。
水の奏でる様々な音が、自分の中まで潤してくれるような感覚。
ささくれだった感情も癒してくれるような心地が致します。
目を閉じて、
この時期ならではの雨粒のハーモニーをお楽しみ下さいませ。
そうそう、
今年はサテン地で作るテルテル坊主が洒落ているそうですね。
お嬢様の雨やどりをティーサロンにてお待ちしております。
ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。
近頃、いけないと分かっていながらもつい夜更かしをしてしまうのです。
お嬢様を見送った後に一人で食べる夕食はなんとなく味気なく、夜は食堂で誰かしらと食事をするようにしております。
大体黒崎や新山が淡々と悪態を付き合いながら食事をしているので、そこに混ぜて頂きます。
彼らは不思議です。
二人ともクールなイメージがございますが、話を聞いているとつい笑いが溢れてしまう。一緒にいて居心地が良いというのは使用人としてとても大切な資質のように思います。
見習いたいな、などと考えながら見ていると今度は急に子供みたいにくだらないことをし始めたり本当に不思議です。
ある程度食事が進んだ頃に、執務を終えた伊織や水瀬がやって来て、もうひと盛り上がり。
なかなか夜更かしを止めるのは難しいようです。
隈川