冬季五輪

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

ソチ五輪が開幕いたしましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
選手たちの活躍に一喜一憂しておりますか?
私はと申しますと、ウインタースポーツに縁遠かった為でしょうか、年を重ねる毎に冬季五輪に疎くなっており、世間の盛り上がりに乗っかることが出来ずにおります。

そんな私にとって印象深かった冬季五輪は、やはり1998年の長野大会です。
抜きつ抜かれつの攻防の末、全員で金メダルを勝ちとったスキージャンプ男子ラージヒル団体「日の丸飛行隊」も非常に熱かったですが、私にとって忘れられないのは、フィギュアスケート男子シングルの銅メダリスト、フィリップ・キャンデロロ選手です。
その頃の私は、女子シングルのタラ・リピンスキー選手とミシェル・クワン選手の一騎打ちや、男子シングル新進気鋭のアレクセイ・ヤグディン選手に注目しており、キャンデロロ選手は既に日本で人気があったということも後ほど知ったくらいの浅学でした。
しかし、キャンデロロ選手がフリー演技、そしてエキシビジョンで舞った演目『ダルタニアン』に、完全に魅了されてしまいました。
ストイックでミスが許されないイメージのあるフィギュアスケートという競技において、こんなにもダイナミックに、こんなにもスピード感あふれ、何よりこんなにも楽しそうに演技することができるなんて!
あまりの素敵さに、打ちのめされてしまいました。
スポーツなどの競技で、「すごい」と思わせることは出来ても、「楽しそう」と思わせることは容易ではないと思うのです。
「こんな風に滑ることが出来たら楽しいだろうな」。
そんな感想を抱かせることの出来る、人心を魅了し掌握できる天賦の才、それが今まさにここに存在しているだなと、拍手喝采したものです。

今でもその魅力は、唯一無二のものとして色褪せておりません。
キャンデロロ選手の演技を拝見したことがない方がいらっしゃいましたら、今なら動画サイトなどでもご覧になれます。
是非ともご覧になって、キャンデロロ選手の美技に酔いしれて下さいませ。