年末

クリスマスが終わり、お正月も目前でございますね。

お嬢様、お坊ちゃまは今年のクリスマスはいかがお過ごしでいらっしゃいましたか?
私はというと、閉店間際の店に走り、大旦那様が欲しがっていらっしゃいました椅子を購入しました…。

ご機嫌麗しゅうございます。
絢辻でございます。


さて、当家の大きなクリスマスツリーにも一年間の別れを告げたわけでございますが、お屋敷は非常に広くございます。
年末の大掃除は大変でございます。

今年の年末、私はお屋敷本邸の遊技場の清掃をしておりますが、これが色々と面白いのです。
様々なボードゲームやテーブルゲームに囲まれて幸せでございます。


時勢が少しずつ落ちついて参りました故、近々他の使用人と何かボードゲームなど嗜むのもいいなと、妄想しております。

諏訪野にダーツやビリヤードの教えをこうたり、乾執事にチェスの手解きを受けてみたい気もいたします。または司馬執事や時任執事からお薦めのマイナーな戦略ゲームを聞くのもよろしゅうございますね。

いや…他力本願ではいけませんね。
論より証拠。行動してこそ。
ここは自ら香川執事とあと2人使用人を招いて4人で行うゲームでも…。
多分ぽんぽんと話が進むでしょう。
楽しみな気持ちが積もりますね。

お嬢様、お坊ちゃまも息抜きに何かお嗜みになりたいものがあれば仰って下さいませ。
本邸の遊技場をピカピカにしてお待ちしております。

絢辻
Filed under: 絢辻 — 22:00

えん

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。

昨年の日誌で、舞茸の天ぷらを塩で頂く話をしたことを先日思い出し、今年もそんな季節がきたのかと、時の流れを感じてございました。

絢辻でございます。


お嬢様、お坊ちゃまは塩味はお好きでございますか?
濃さのお好みに関しては様々だとは存じますが、塩味自体が嫌いという方はなかなかいらっしゃらないと思います。

よくよく考えてみますと、前菜に、お食事に、お酒のお供に、果てはデザートにも塩が使われております故、塩味を避けて生活することはほぼ不可能である事でしょう。

ふと、何故これほどまでにも我々は塩味を求めるのか。気になって調べましたら面白いことが分かりました。

先ず大事なのは塩(に含まれるナトリウム)を全く取らないと我々や他の動物は生きていけないということです。

太古の昔に我々の祖先が海で暮らしていた頃には、塩水に浸かっておりましたから塩は身の回りに溢れておりました。
しかしながら生命が陸地に進出した際、深刻な塩(ナトリウム)不足に見舞われました。

そこで、生き残る手段として少量の塩でも取り逃がさないように、より「塩味を美味しく感じる」よう進化したそうです。

その証拠に、我々の舌には塩味を感じとる器官が1万ほどあるらしいですが、水中の生物には500ほどしかないそうです。
また近年の研究では塩味+他の味(甘味や旨味、苦味など)を同時に摂取したほうが単体よりも、より美味しく感じるという事がわかったいるらしいです。


私絢辻も塩味の効いたものを頂いてる時は本当に幸せでございます故、この話を伺って非常に腑に落ちました。
無性に塩を摂りたくなりましたので、明日の夕食にお味噌汁を追加して貰えるように、司馬執事にお願いしておきます。

お嬢様、お坊ちゃまも、ぜひ塩味と合わせて秋の味覚をご堪能くださいませ。

一例を挙げますと、今月の当家のディナーのお品、「赤魚とアサリのアクアパッツァ仕立て」は程よい塩味に魚介の旨味が溶け出し、ついついフレンチブレッドをおかわりしたくなる美味しさでございます。お酒のお供にも最適でございます。

しかしながら何事も適量が大事でございます。
塩分の取りすぎにはお気をつけいただきまして、お楽しみください。

絢辻

Filed under: 絢辻 — 22:00

技術の進歩に感謝を。

お嬢さま、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
絢辻でございます。

こうも急に寒くなりますと、猛烈に鍋を頂きたくなります。
辛さを利かせたキムチ鍋、シンプルに水炊き鍋、ニラをたっぷりと乗せたもつ鍋などもよろしゅうございますね。

もつで思い出しましたが、西の方では「ホルモン」と呼ばれておりますね。諸説ありますが「ほうるもん」つまりは「捨てるもの」として昔は捨てられていたそうでございます。
鮪の「トロ」なども全く同じ理由で、昔は破棄されていたそうです。

非常に勿体ない話ではございますが、もつもトロも油分が多い為、傷みやすく保存に適していなかったそうです。
現代の食材の保存技術の進歩には感謝せねばなりません。

そんなお話をしていたら空腹感が増してございます。
本日は暖かい鍋でスタミナをつけたいと存じます。
明日、一日シェイカーを振れる体力を養います・・・。

またお屋敷にてお待ちしております。

絢辻
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moony

ご機嫌麗しゅうございます。
絢辻でございます。

お礼を申し上げるのが遅くなりまして申し訳ございません。
先日のエクストラ珈琲「玄米珈琲」、先月のエクストラティー「幻月」にお越し下さりありがとうございました。
お嬢様方にお喜びいただけて私も大変嬉しゅうございました。

さて、この時期は巷に「月」に見立てた卵のお料理が溢れるとうかがっております。

月に見立てる事は叶いませんでしたが、私も卵を使った料理をしてみました。
カルボナーラにございます。(カプレーゼも添えました)



絢辻
Filed under: 絢辻 — 22:00

人様から頂きましたご恩は返すのが人の道だと常々思っております。


お嬢様、お坊ちゃま。
ご機嫌麗しゅうございます。
絢辻でございます。


先日大旦那様から8/24日のエクストラティーをご用意する役目を仰せつかりました。
私には勿体ない大層な役目であるとも思いましたが、ぜひ私にやらせてくださいとお応え致しました。

先のカクテルではお嬢様、お坊ちゃま、他の使用人にご迷惑をおかけしたにもかかわらず、温かな言葉を沢山頂きました。
今回のエクストラティーをお届けすることこそが、お嬢様、お坊ちゃまのご恩に報いることであると考えております。

少しでもお嬢様、お坊ちゃまに笑顔になっていただけましたら嬉しゅうございます。

古谷と共に美味しいお茶を淹れてお待ちしてございます。


話は変わりますがオリオン座を構成する、恒星のひとつ、「ベテルギウス」の大きさは太陽の約1000倍でござます。
私の下手なモノマネを笑って許してくれた執事にもご恩をお返ししたかったのですが…。
暫く先になるやもしれませんね。

それでは、またお屋敷にてお待ちしております。

絢辻



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magia

ご機嫌麗しゅうございます。
お嬢様、お坊ちゃま。
絢辻でございます。

先日はオリジナルカクテル「スワロウテイル魔法の小瓶」をお召し上がりいただき、誠にありがとうございました。


そして直接ご用意する事が叶わなず、不徳の致すところでございます。
ご心配とご不便をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
今後は一層丈夫な心身を作り上げ、更にお嬢様、お坊ちゃまのお役に立てるよう精進して参ります。
また、私から大旦那様にお願いして、代理として務めてくれた山岡さんにも感謝の意を伝えたいと存じます。


さて、今回の「魔法の小瓶」。ノンアルコールでございましたが、元は「シャルトリューズ」と申します薬草酒をイメージしてございます。
シャルトリューズ修道院で作られたことに由来しまして、この名がつきました。
(余談ではございますが、「シャルトリュー」と申します愛らしゅう猫が居りますがこの猫の名前の由来も同じく地名の「シャルトリューズ」からきております)

以前頂いた際に、このシャルトリューズの独特な香りの虜になりまして、今回時任執事にお願いしてノンアルコールで再現する運びとなりました。

是非とも次の機会にはインアルコールでリベンジをさせて下さいませ。
その際には絶対に、直接ご用意することが叶いますように・・・。
今から、肉体鍛錬とお酒の勉強に励みます。

では、早速走って体力をつけて参ります。

絢辻
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それぞれの装い

ご機嫌麗しゅうございます。
絢辻でございます。

最近かなり暑くなりまして、お嬢様、お坊ちゃまも所謂「夏物」といった装いをされていらっしゃることと存じます。
お屋敷でお姿を拝見する度にお嬢様、お坊ちゃまのお選びになるお召し物は大変お似合いで、いつも素敵でいらっしゃいます故、尊敬するばかりでございます。

お召し物のことで思い出しました。私絢辻はあまり多くの種類の服を持ちません。気に入った物がございますと、そればかりに夢中になってしまう。服も食事も音楽も、私はそういった気がございます。
叶う事なら同じ服を数着ずつ、2.3種類で着まわしたいくらいです。


調べましたところ著名人でも服の種類を持たない方々がいらっしゃいました。
Appleの設立者、スティーブジョブズ氏は常にジーンズにタートルネックという装いでございましたが、これは毎日服を選ぶ時間が勿体無いという考えでいたからだそうです。

またフィクションではかの名刑事、田村正和氏演じる古畑任三郎は常に黒ずくめの背広を召しておりました。背広を新調するシーンでは「同じものを5着(襟などのバリエーションの違いもいらない)」とオーダーしているのが印象的でした。


私の場合は大層な理由は無く、ミニマリスト的な考えも相まってのことと自負しております。

なにはともあれ、お嬢様、お坊ちゃまは今年の夏も素敵な装いをされてくださいませ。
自らは服を選ぶのが苦手でございますのに、お嬢様、お坊ちゃまのお召し物には興味がございます我が儘な私をお許しください。


では今年の夏も、お気に召す「夏物」がございますように。

絢辻
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一周年

ご機嫌麗しゅうございます。
絢辻でございます。

一年前の6/1、私と室井がティーサロンでお給仕をする事を大旦那様からお許しいただきました。
最初は緊張で震える手で紅茶をおそそぎしたのを覚えております。

あれから一年、本当にあっという間であったと感じております。
よく身の回りで○周年などの作品や商品を見ると「あぁ早いな」と感じることが往々にございますが、私自身のことも例外ではないようです。

そして
先ずは一年。お仕えできたのも大旦那様、お嬢様、お坊ちゃま、旦那様、奥様、他の使用人のおかげでございます。
皆様に心よりの感謝を。
そしてまだまだこの先もお仕えしとうございます。

そんな、私と室井には節目の時期に、ティーサロンに新しい使用人も仕えましてございます。
フットマンには重光、及川、上坂。紅茶係には真波。
彼らの姿を見ていると一年前の我々に重なる部分もございまして、一度原点に立ち返る良い機会であると考えてございます。


改めて姿勢のひとつ、言葉のひとつ、知識のひとつ、とってしても当家の使用人として恥ずかしくないように…。

また久しぶりに、2人でお給仕の修行やカップと紅茶のお勉強など致しましょうかね?
執務がお休みの日を後で教えてくださいませね、室井さん。

絢辻
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ワルプルギスの夜

お嬢様、お坊ちゃま。
ご機嫌麗しゅうございます。

絢辻でございます。
今月は私考案の「チョコウィスキーアイスクリーム」をご用命くださりありがとうございました。
また新たなお品をご用意出来ればと考えてございますのでお楽しみになさってお待ち下さいませ。


突然ですが、お嬢様、お坊ちゃま。
本日は「ワルプルギスの夜」(または「ヴァルプルギスの夜」「ヴァルプルギスナハト」など)でございますね。



【ワルプルギスの夜とは】
4/30から5/1にかけてヨーロッパの国や地域で行われる伝統的なお祭りにございます。

国や地域によってやや異なりますが
ざっくりと申し上げますと、春の訪れをお祝いする行事でございます。
魔女が集会を開くと言い伝えられている日であり、ドイツでは4/30日の夜にブロッケン山に魔女が集まると言われれおります。

現代ではお祭りをしたり、夜通しお酒を嗜んだり、西ドイツでは若者が悪ふざけをする文化もあるそうです。
ちなみにスウェーデンでは4/30は祝日に指定されており、それだけ大切な行事であるとうかがえます。




そうそう、ワルプルギスの夜に少々だけ触れている小説を以前読みました。(と申しましても名前が登場するくらいでございますが)
服部まゆみ先生の「この闇と光」(角川文庫)でございます。
ゴシック調の雰囲気がとでも美しい、謎めいた作品でございます。
宜しければぜひお読み下さいませ。


さて、この日誌を認めたら、本日の執務は終わりでございます。
私も今夜は使用人寮にてひっそりとお酒を頂こうかと存じます。

お嬢様も本邸や御別宅にてお酒など嗜まれまして、たまの夜更かしなどされてみては如何でしょう?

それでは、また。
魔女の集会にてお会いしましょう。

絢辻
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チーズと抹茶

お嬢様、お坊ちゃま。
ご機嫌麗しゅうございます。
絢辻でございます。

ふと2ヶ月前の事が懐かしくなりまて。
一人自室で抹茶のチーズティーを再現しておりました。

人生初のエクストラティーは最高の思い出でございます。

叶う事ならまた近いうちに2人でお茶を淹れたかったです。



私は……
あなたのような優しいお給仕ができるでしょうか。
あなたのようにお嬢様とお坊ちゃまに幸せをお届けできるでしょうか。
あなたの意思を、夢を継ぐことができるでしょうか。

まだまだ教わりたいことがありましたが。
お嬢様、お坊ちゃまがいらっしゃるおかげで私は前を向けます。
大切な仲間のフットマンがいてくれるおかげでこれからも精進できます。
そして、憧れの先輩が残してくれた様々な言葉のおかげで私は道に迷いません。


嗚呼。今日の抹茶のチーズティーはなんだかしょっぱいですが……。


日比野さん。
私の先輩でいてくださりありがとうございました。

またいつか、2人の好きな材料を使ってお茶を淹れましょうね。


絢辻
Filed under: 絢辻 — 22:00