思いふける雨降る窓際

お帰りなさいませ、お嬢様。

使用人寮の一室の窓際から失礼いたします。

櫛方でございます。


さて、もう今年も3月になってしまいましたね。

私もティーサロンに立つのをお許しいただいてから早1ヶ月が経ちました。

いやはやなんとも月日というものはいつ考えても過ぎるのが早いなぁ…と、

しんしんと雨降るお屋敷の庭園を、窓際から眺めつつ考えておりました。


お嬢様は雨はお好きでいらっしゃいますか。


雨の音は聞いているとどこか、心が落ち着くような気がいたします。

暖炉の火を延々と見続けられるようなものに近いかもしれません。


雨が降ると湿気が増えてしまいます。

それと共に、天然由来の私のくせっ毛がうねりが増してしまいます。

まるで髪の束がそれぞれ意識を持ったかのように、各々うねりたい方向に、まるで毒蛇の頭を持つメドゥーサの如くうねりを増していきます。

ああ、なんてくせっ毛とは面倒なものなのか…と、収拾がつかなくなった髪のまま庭園を眺めつつ物思いにふけております。

窓際のボサボサ頭でございます。


なあんて、はたから見れば感傷に浸っているようにも見えてしまいますが、

考えている事は大したことではなく、

メンマの原材料ってそういえばなんなんだろうな…とかそんな些細な疑問ばかりでございます。


私は雨を眺めるのはとても好きでございます。

雨の中歩くのは苦手でございますが、たまには外に出て雨を感じながら物思いにふけるのもよいかもしれませんね。


お嬢様は雨はお好きでいらっしゃいますか。

私はメンマの原材料が竹だとつい先程知りました。


櫛方
Filed under: 櫛方 — 14:00

芽吹く新芽のように

お帰りなさいませ、お嬢様。
お初にお目にかかります、櫛方と申します。
この度、大旦那様よりティーサロンでのお給仕を許されまして、先日よりお仕えしております。
まだまだ勉強の日々ではございますが一生懸命お仕え致します。
なのでどうか温かい目で見ていただければと存じます。

さて、初めての日誌なので簡単な自己紹介をさせていただきます。
いきなり私の最近の趣味から話すのはどうかと思いますが…
もとより食べることがとても好きでございまして、最近はお休みを頂いた際に街角にある精肉店のコロッケを食べ歩くのがとても楽しみでございます。
ああ、一口食べたときの衣のサクサク具合…
その後に広がるじゃがいもの本来の甘みとお肉の香ばしさたるや…
思い出すだけでお腹が空いてまいりますね。
また、動物が好きということもあり動物園にや水族館にも足を運ぶこともしばしば。
可愛らしいものを見ては癒やされるのも一つの楽しみにしています。
その他には音楽を聞いたり、コロッケを食べたり、料理を研究したり、コロッケを食べたりしております。
いずれ美味しい料理についてお話できればなと思っております。

まだまだ寒い日々は続くようで、つい先日では雪も降ってまいりましたね。
その中でも私は雪の下で芽吹くのを待つ新芽の如く、
いずれ大きな花を咲かせられるように誠心誠意お給仕に努めて参りたいと存じます。

それでは、お早いお帰りをお待ちしております。
寒暖差にやられ服選びに戸惑う櫛方でした。
Filed under: 櫛方 — 22:00