米麹甘酒

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

年初に立ち寄った地方の直売所にて、手頃な価格の米麹を見つけました。
米麹とは、蒸した米に麹菌を撒いて培養させ、乾燥させたものです。
ヨーグルトメーカー所有者として以前から塩麹作りに興味があったため、即購入。
同時に購入したレモンを加え、レモン塩麹を作りました。
ヨーグルトより難易度は数段低く、初めてにしては上手に出来ました。
ただ、塩麹は調味料ですから、なかなか減りません。
大量に余った米麹をどうするか悩んだ末、甘酒を作ってみることにしました。
これがまた簡単かつ美味!
市販のものより自然な甘さで、なおかつ後味もサラッとしています。
この美味しさに目覚めてから米麹甘酒作りに凝り始めました。
最初はだいたいのレシピがそうであるように米麹と水の分量を半々程度で作ってみたのですが、好みの範囲ではありますがちょっと甘すぎて粘度も高すぎるような気がします。
現在は米麹を減らして水を増やし、甘さと粘度のバランスが丁度良い塩梅を探っている段階です。
「食前に甘酒を飲むと太りにくくなる」との説もあるようで、しばらくは甘酒作りにハマりそうです。

フラグメントケース

寒中お見舞い申し上げます、執事の吉川です。

世間では感染症の折からキャッシュレス化が進んでおり、ご多分に漏れず私も現金を使用する機会が極端に減ってきていると実感しております。
もともと皆様にはご縁が薄いかと存じますが、ラーメン屋の券売機、あるいは現金のみの居酒屋くらいしか使用場所が無いかもしれません。
永らく長財布を使っていたもので、習慣からか、日常生活には不要なものも数多く入っております。
テレホンカード、ポイントカード、マイナンバーカード、QUOカード、絆創膏、鼻炎薬、等々。
出自ゆえか庶民じみたものを多々あげてしまいましたが、こんなに持ち運ぶ必要あるかなと時折感じつつ、世間で流行りつつあるミニマム財布の購入機会を伺っておりました。
そんな中で出会ったのが『フラグメントケース』なるものです。
少しの小銭、少しのお札、カード数枚を収納するだけの薄型ケース。
パスケースより少し大きく、小銭入れよりも少し小さいくらいのサイズ感、それがフラグメントケースです。
一目惚れに近い感覚でこのフラグメントケースを求めてからというもの、現金を使う機会が更に減ったように思います。
小銭を入れるスペースが小さいため、お釣りを貰うことが億劫になってしまいましたし、そもそもお札を収納するには四つ折りにしなくてはならず、厚みが増してフラグメントケース独特のスマートさが失われてしまいます。
今年はこのフラグメントケースを有効活用し、荷物を減らした移動を心掛けたいと思っております。

衣替え

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今年は秋が長かったですね。
11月末になってもこれほど暖かかった年など、ちょっと記憶にないくらいです。
その暖かさ故に、冬物への衣替えの機会を逸したまま12月を迎えてしまいました。
今冬は寒さが厳しいと聞いておりましたのに、拍子抜けしております。
元々暑がりなものですから、わざわざ冬物を用意しなくても重ね着で何とかなってしまうのです。
この時期になるとダウンジャケットを羽織っていらっしゃる方も多く、私も購入しようか毎年のように悩むのですが、結局そこまでの寒さを感じることもなく、機能性インナーとフリースの組み合わせ程度で耐えられてしまっています。
今冬はどこまで衣替えをせずにいられるのか、むしろ楽しみではあります。

今季の体調管理

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

気温と湿度が下がるこの時期に大事なのが加湿です。
私は今まで「洗濯物の室内干しこそ最大の加湿」との信条を持っていたのですが、この流行り病にて換気を最優先した結果、外気と内気との差が少なくなり、室内干しだけでは加湿が間に合わなくなってしまいました。
室内干しが意外と早く乾いてしまい、加湿の役割を担っていないのです。
少なくとも60~70%の湿度を保っていたい私は、もともと空気清浄機に備わっている加湿機能を活かして、換気しつつ加湿することにしました。
加湿効果が水蒸気(ミスト)として見える加熱式や超音波式ではなく、湿らせたフィルターに風を当てて放出する気化式なので、加湿されているのか不安ではあるのですが、タンクの水は減っているし、喉や肌の調子も悪くはありません。
この冬は目に見えない湿度を如何にコントロールするかが体調管理の鍵となりそうです。

未来の足音

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

皆様にはさほどご縁が無いことかと存じますが、先日、とあるしゃぶしゃぶの食べ放題なるものに行ってまいりました。
以前にも行ったことがあるものの久々の来訪。
オーダーの手順についても戸惑うこともなく……むむむ?
『配膳ロボット』?
何と肉をオーダーするとロボットが運んできてくれるとのこと。
自動車メーカーの実験都市でそのような自動化の実証実験をやっているとの報道を見たことはありましたが、まさか既に実用化されているとは……!
嬉しい驚きです。

ファーストオーダーはお給仕をされる方が持ってきてくださったので、おかわりからがロボットの出番のようです。
ドキドキしながら卓上のタブレットで注文してみると……遠くから音楽を奏でながら、ゆっくりとこちらに向かってロボットがやってきます!
ロボットと言っても二足歩行ではなく、車輪が付いている走行タイプでしょう。
しかも、顔の位置に画面が付いており、それがネコの顔をしているものですから、何とも愛おしい!
よく見るとネコ耳も付いており、シンプルな造形で愛おしさが増すようになっています。
ゆっくりと、ゆっくりと、テーブルまでロボットがやってきました。
ランプが点灯するとピックアップ可能となる仕組みです。
おっ!
ランプが付いて何か喋ってる!
……しかし音が小さくて聞き取れません。
とりあえずピックアップすると、ネコちゃんが笑顔になり、聞き取れないもののまた何か喋って去ってしまいました。

うーむ……これは予想以上に楽しい!
童心に帰ったような気持ちのワクワク感です。
重量センサーの関係か、食べ終わったお皿を下げることはまだ出来ないようですが、この様子ではあと数年で下げ膳が可能となることでしょう。
意外な所で未来を感じられ、嬉しくなった外食体験でした。

夏の風物詩

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

皆様は「夏の風物詩」と聞いて何を思い浮かべますか?
かき氷? 蝉の鳴き声?
私は「花火」派です。

秩父夜祭のように真冬に花火を打ち上げる催しもございますが、やはり暑い夏の夜の花火は大小問わず何ともいえない風情がございます。
ここ数年は流行り病のために花火大会も中止になることが多かったのですが、今年は何ヶ所も開催されたとのこと、事態の改善を感じられて嬉しく思います。
花火を見る機会はおろか、する機会も減っていく昨今ですから、「これから花火大会に行きます」「先日、花火をしました」と仰るお嬢様方の楽しそうなご報告に心が和みました。
執務の最中の一服の清涼剤、ありがとうございました。

やはり春は桜、夏は花火を見ないと、季節の楽しみが半減してしまいます。
来年こそは花火大会に行きたいとの願いを込めて、しばらくは手元の端末の壁紙を打ち上げ花火の画像にして溜飲を下げることにいたします。

驚きの細さ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

身分の違いはあれど、皆様も我々も等しく歯は磨くものです。
先日、そんな歯磨きにて驚くべき事象に遭遇いたしました。

そろそろ歯磨き粉の中身が無くなりそうだったので、普段はセール品などで済ませている私ですが、価格も手頃で見たことがなかった商品があったため、興味本位で購入してみました。
見たことがないものは試してみたくなる性分なのです。
私が幼少の頃は横置きが主流でしたが、最近はほぼ縦置きになってしまっている歯磨き粉業界、新たに購入した商品も縦置きの何の変哲もないスタンダードなものだと思い、ビニールを剥がしてキャップを開けてみると……。

「細っ!?」

なんと注ぎ口が異様に細いのです。
マヨネーズに例えるならば、通常の星形の太い注ぎ口に対して、お好み焼き用の細い注ぎ口くらいの細さ。
こんなに細いなんてパッケージに書いてなかったじゃない、と困惑するくらいの細さ。
しかし使ってみると再び驚き。
何という使いやすさ。
もう全ての歯磨き粉の注ぎ口はこの細さで良いんじゃないかな、と思えるくらいです。
ひょっとすると、私の知らない内にほとんど全ての歯磨き粉の注ぎ口はこの細さに差し替わっていたのかもしれません。
しかも、無駄に多く出ないため、非常に長持ちします。
この画期的な注ぎ口、もっと推して売りにしても良いのではないでしょうか。
一見するとチューブとキャップは各社共通のようですので、今後はこのキャップだけ使い回そうと目論んでおります。