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ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

お嬢様、生きていると毎日様々なことがあるかと存じます。

社会勉強やご学業、人間関係。
目標に向かってもがき、憧れに身を焼かれ苦しむこともあるかもしれません。

努力すら叶わない環境や、継続できない自分自身への嫌悪感に苛まれることだってあるでしょう。

大丈夫です。
いつだって応援しております。
どんなときも自分のことを嫌いにならないでくださいませ。

完全な人生を送っている人間なんていないのですから。

不完全で欠けているならば、そこには愛を注ぐ余地があるのだと思います。

明日もお嬢様が自分のことを好きでいられますように。

隈川

きゅうり再び

敬愛せしお嬢様へ

冬の風吹きすさぶ日々、いかがお過ごしでしょう?
お体くれぐれもご自愛いただき、日夜問わず冷えますゆえ温かくしてお過ごしくださいませ。

さて、私事ですが時任はと申しますと、相変わらず天気の良い日は趣味の散策に出ております。
この日はふと、以前にも日誌にしたためた「きゅうりサンド」が突然頂きたくなり、
都心のとあるカフェへと足を運んでまいりました。

このカフェのある街は相変わらず独特でございます。
メイン通りは観光の方々で溢れておりますが、表通りに回りますと急にセレブな人々が行き交い
さて細道から裏路地に入ってみると、流行の最先端を探るようなアートな店舗が立ち並び、
老若男女取り混ぜて只者ではなさそうな奇抜な容姿の方々が屯しておられました。

同じ街でも地域によって雰囲気や人々が変わるのは、いずれの街でもよく有りますが
あまりに細分化が過ぎて、互いの領域に協定でも結ばれているのかと不思議に感じてしまいました。

さて、そんな街並みを超えてお目当てのカフェへ。
大きめのテーブルにご案内いただいたので、折角ですからときゅうりサンドにスコーンもオーダー致しまして、紅茶はすっきりとヌワラエリアを。

しばし待たせて頂きましたら、念願のきゅうりの登場でございます。
これでもかと言う勢いのきゅうりサンドに、相変わらずのサラダ付き
サラダの概念が覆りそうでございます。

 

 

 

 

 

しかしハーブを薫らせ焼かれているパンも美味しく、紅茶との相性も格別で、
当家サロンでもぜひ取り入れたく願ってしまいますが。

‥‥お嬢様、きゅうりお召し上がりになるかなぁ。

そこに一抹の不安を感じてしまう時任でございました。

カフェを辞したあとは、いつも通りに街をフラフラと
気が付けば隣の駅まで散策いたしまして
また良さそうなバーも見つけて参りましたが
それはまたのお話にさせて頂こうかと存じます。

 

興味を惹かれるままにフラフラ致しますと、いくら歩こうとも苦にならぬ性質でございますので
今度一度、丸一日でどこまで歩けるか試してみましょうか‥。

メッセージカードのご依頼につきまして

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
執事喫茶スワロウテイルの諏訪野でございます。

当家フットマン加藤へのメッセージカードのご依頼は11月2020時迄とさせていただきます。

尚、本人からの手渡しが叶わぬ場合もございます。
誠に恐縮ではございますが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます

突然ですが当家の使用人達の中には音楽を嗜むものも多くおります。

私も音楽の秋に習って何か音楽に身を興じてみとうございます

え、例えばですか?、、、、

そうですね、

ギター、はコードを覚えるのがとても難しそうです、、

ピアノ、は楽譜を読むことが出来ないのでこちらもお時間がかかりそうですね、

和太鼓、は小瀧にお任せしましょう、、

もっとこう、何かすぐにでもご披露が叶いそうな、何かいいものはないものでしょうか、

あ、タンバリン、

タンバリンはいかがでしょうか

たんたかたんと軽快なリズムでお嬢様に楽しんでいただけるかもしれません。

お嬢様 長い目で見ていてくださいませ

いつかタンバリンを完璧にマスター出来た暁には
きっと御披露致しましょう

ではまずはタンバリンそのものを用意しなくては。

火野

罪深き梅シロップレシピ

椎名でございます。

もう冬といってもよい季節なのに、連日暑い日が続いてございましたが、

ここ数日はいよいよ寒さも感じる日が目立つようになってまいりました。

 

ただ勘違いするほどの気温だったのか、ニュースなど見ておりますと

桜が開花してしまった、や

クワガタが現れた!

なんて話も耳にいたしました。

 

確かに26度まで気温が上がった日もあるくらいですから、勘違いして出てきてしまったと言われれば、そうなのかもしれませんね。

 

 

そんな気温だったからでしょうか

今年は例年に比べてみて、なんだかのどが痛かゆく、くしゃみが出ることがありました。

こんなことはあまりない方なのですが、これはいわゆる花粉症の類なのでしょうか?

 

「花粉症 11月」で調べてみますと・・・ありました。

 

11月の花粉症は何?

秋の花粉症の原因として多いのは、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど草の花粉など

 

とのことで、こんな季節にも花粉症はあるのですね。

わたくしはどの植物に影響されたのでしょうか?

 

出来れば花粉症ではないことを祈りたいのですが。

 

お嬢様はこの季節、花粉症に悩まされてはおりませんか?

 

 

ところで、以前の日誌で冬に向けての梅シロップの準備にふれさせていただきましたが、

無事完成いたしました。

 

予想通りレモンの果汁がしっかり出て、さらりとした梅の酸味だけとはまた違った

すっきりとした仕上がりになりました。

 

はちみつレモンのように喉にも非常に良さそうなので、寒くなってまいりましたらお湯で割っていただきたいと存じます。

 

そんなことを思案する中、少し罪深いレシピを思いついてしまったのでご紹介をさせて頂きます。

 

それは、梅シロップとお湯を合わせたうえで、少量の「カルピス」を加えること。

 

これはいけません。

 

こんなもの味わってしまっては、これしか飲まなくなってしまいそうです。

 

しかし気づくとわたくしの自室の冷蔵庫には白いかわいらしいデザインのボトルが二本も・・・

 

 

仕方ありません。

放置して悪くしてしまうのも申し訳ないので、わたくしが責任をもって頂戴したいと思います。

疑惑のサツマイモ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

すっかり涼しくなって日が落ちる時間も早くなり、秋の味覚のシーズンが本格化してまいりました。
今年もまたサツマイモの収穫の時期が訪れ、市場でも手に入りやすくなってきております。
私イチオシの品種『紅はるか』も見かけるようになってきたので、入手しては蒸かしているのですが、ごく稀に様子がおかしいと感じることがございます。
紅はるか特有のジュワッとした濃密さが出ず、ホクホクのままなのです。
どれだけ蒸し時間を増やしても同じ。
良く言えばホクホク、悪く言えばパサパサ、そんな紅はるかの個体にあたることが何度かありました。
『紅はるか』或いは紅はるかのブランド商標である『紅天使』と印刷されたビニール袋に入ったものは確実に安心なのですが、どうやらスーパーが独自に印字したシールが貼ってあったりするものは怪しい気がします。
そこで気付きました。

「これ、『紅はるか』ではなく、『紅あずま』では?」

安納芋は独特の色と形状ですが、紅はるかと紅あずまとシルクスイートは私のような素人が見た目だけで判別することは困難に思えます。
紅はるかと紅あずま、名前は似ていますが味や食感は似て非なるもの。
恐ろしく紛らわしいサツマイモ、私でなきゃ見逃しちゃうね。
収穫後の熟成不足だったという可能性も無きにしも非ずですが、これからはきちんとした袋に入った信頼できる商品を選ぼう、そう誓った秋の夜長でした。

One year has passed

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
冴島でございます。

今月で私がティーサロンでお嬢様、お坊ちゃまに初めてお仕えさせて頂いてから1年が経ちました。
慣れぬ環境の中1年間頑張ってこれたのは当家の優しいお嬢様、お坊ちゃまのおかげでございます。
まだまだ至らぬ部分に気付かされ反省する日々でございますがこれからもお嬢様、お坊ちゃまに当家にて快適にお過ごし頂けるよう精進して参りますのでよろしくお願い致します。

そしてこの日誌も今回で12回目の更新でございます。
自分の日々を綴るというのは初めての経験でございましたが読み返してみるとその時のことを思い出せて感慨深いものでございますね。

さらに今月は大旦那様の命により初めて私考案のフットマンパスタをご提供させて頂くことになりました。
キーマカレーを使ったパスタと前菜には旬のカボチャとゴボウを使ったサラダを用意いたしました。
少々肌寒くなって参りました今の季節にぴったりな季節感も感じていただけるお品になったかと存じます。
ぜひご賞味くださいませ。
その他にも今月は秋らしい和のテイストなデザートプレートなどもご用意してございますのでぜひ緑茶をブレンドした落ち着いた風味の紅茶などに合わせてお楽しみくださいませ。

そして11月に入りようやく秋も深まって参りましたが、先日紅葉を見に行ってまいりましたので最後にその時の写真を添えさせていただきますのでご帰宅の際にはそんな話もさせていただけましたら嬉しゅうございます。

それでは今月も温かい紅茶を用意してティーサロンにてお嬢様、お坊ちゃまをお待ちしております。

冴島