LOVE TRIGGER

お嬢様。いかがお過ごしでございますか。
桐島でございます。
2月と言えばバレンタイン。

言わずと知れたチョコレートをお渡しするイベントがございますね。

友情の確認、愛のきっかけ、社会勉強先でのコミニケーション、様々な目的の為にチョコレートをプレゼントするかと存じます。

お屋敷でももう恒例となりましたがチョコレートをご用意しております。

今回は6個入りのチョコレートその中の一つを私が考案させて頂きました。

「シーシェルチョコ」私が親戚のお土産でよく頂いていた3種のチョコをマーブリングした物でそちらをお屋敷風に再現した物でございます。

見た目も貝殻形で色んな種類があり、子供ながらウキウキしながら食べていた思い出の味でございます。

もしよろしければお嬢様もお召し上がり頂ければ幸いでございます。

ぜひその際にお嬢様の甘くほろ苦いチョコの思い出もお聞かせくださいませ。

価値観の解像度

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

スポーツ、芸術、娯楽、仕事。
どのような分野であれ興味のあることにのめり込むと上達したいという欲が生まれ、そこから経験や学びへと繋がってゆきます。

そしてそこから継続して努め、ある程度の基礎を修めたときに、ふとその分野について「価値観の解像度」があがっていることに気がつきます。

なんとなく感じていたことについて知識に基づいた説明ができるようになり、良し悪しの基準が鮮明に見えるようになるのです。これは大変素晴らしいことでございますね。

ただ、ここで気をつけなくてはならないのは、この上がった「価値観の解像度」を他人に押し付けてはいけないということ。解像度の高さ=その分野への愛情ではないということを忘れてはいけません。

例えば【小さな子どもが親の誕生日に初めて焼いたケーキ】と【一流のパティシエが長年の月日をかけて完成させた至高のケーキ】どちらに価値があるかと言われてもそれは立場によって変わるのです。

子どもの成長を感じる親の立場からすればこんなに美味しいケーキは他にないでしょうし、一流パティシエのケーキを楽しみに毎日を頑張ってきたお客さんからすればその日のケーキは世界一美味しいと思えるはずです。

そこに洋菓子を毎日食べ学び舌の肥えた他人がやってきて「その子どもの焼いたケーキは生焼けで良くないよ」とか「確かに一流の腕前だけど本場のパティスリーでもっと良いケーキを食べたことがあるよ」なんてことを言ったらどうでしょう。私はあまり良くないと思います。

どうしてこのようなことを言ってしまう人がいるのかというと、決して悪い人だからというわけではなく『自分はこんなにケーキを愛しているのに、なにもわかってない人がいる』ということが許せなくなってしまっているのです。

その人も確かにケーキを愛し【価値観の解像度】が高いのかもしれませんが、本当に大切なことは逆にぼやけて見えなくなっているように思います。

自分自身でもときどきこうなりかけてしまうことも自覚しております。気をつけなくてはいけませんね。

何かに夢中になったとき、傾倒した年月や突き詰めたクオリティは自分がその分野をもっと愛するための物差しとして使うことができますが、決して他人と他人、そして他人と自分を比べるためのものではないということを忘れてはいけないのです。

…ケーキの例えを出していたら食べたくなってきましたね!お嬢様、本日は何味になさいますか♪

隈川

先取り

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様方。

香川でございます。

立春を経て、夕刻を迎えても明るさの残る時間が徐々に長くなってまいりました。

お嬢様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

それにしても巷のせわしなさは年々増しておるように存じます。
先日の恵方巻でもそのようなことを感じました。

昨年の晩秋あたりから、恵方巻の予約を受け付けております!などといった文字を見かけたように存じます。

まだクリスマスもお正月もこれからなのに…、と軽くめまいのようなものを覚えました。

ただ、桜の開花は毎年今か今かと待ちわびてしまいます。

梅がちらほら見えだしますと、

次なる主役の登場にそわそわし、

やがて訪れるせつない別れにため息をつく…。

そう考えますと、散ったそばから次なる年の桜を思い描いておったわが身は、
恵方巻どころの騒ぎではないなとあらためて恥ずかしくなってまいりました。

節目の時期。香川もまた初心に戻ってお仕えする所存でございます。
暦の上では春でございますが、未だ残る寒さにもしっかりとご対策なさってくださいませ。

お早いお帰りをお待ちしております。

加湿器

影山でございます。

自室に暖房をつけ始めてから

お部屋が乾燥して喉の調子が悪くなっている気がしたので、

悩んだ末に

遂にわたくし

 

加湿器を手に入れました!

 

購入前に隈川からアドバイスをいただいたので、
わたくしでも手入れが出来そうな
ゾウさんのスチームタイプにいたしました。

正直あまり効果には期待していませんでしたが、
声が出なくなってしまうと
使用人としても色々支障が出てしまうので、
少しでも効果が出ればいいなという気持ちで手に入れました。

 

いざ使ってみますと
思った以上に効果があり
驚きました。

何より

部屋が乾燥していない!

今までは
朝起きたら
カッサカサの状態になっていた
わたくしが嘘のようです。

これで少しは負担が減るのかなと思いますと
色々試してみるのも悪くありませんね。

冬をアイス

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

先月は私のフットマンアイスをお召し上がりいただきまして、誠にありがとうございました。
メープルアイスの穏やかな甘さが多くのお嬢様の好みに合ったようで、たいへん光栄に存じております。

2月と言えば、もう冬も盛りでございます。
今年は暖冬傾向ということでございますが、いよいよ寒さも大本番。
お洒落もよろしゅうございますが、厚着も大切でございます。
本当にあたたかくしておすごし下さいませ。

司馬の冬の楽しみの一つは、自室の暖房をわずかに弱めてから炬燵に入り、好みのアイスをいただくことでございます。
両足に伝わる炬燵のぬくもりと、ひんやりとした舌触りの対比がたまりません。
いささか背徳的な気分でございますが、文明社会のありがたみをつくづく感じてしまいます。
このようにインドアな冬の楽しみもいかがでございましょうか?

もちろん、活発にお出かけをお好みになるお嬢様も多くいらっしゃいます。
ウィンタースポーツ、旅行先での美食巡り。
良い景色の見える陽だまりの中で、ただぼーっと日向ぼっこをなさるのも冬の楽しみでございますね。

2月が過ぎますと、そろそろ陽射しにも力が戻ってまいります。
冬本番は、残りわずか。
季節の移ろいを感じながら、お嬢様方が思い思いに寒さをお楽しみいただければ幸いでございます。

成長

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。

久保でございます。

2024年が始まって、1ヶ月が過ぎました。
時間の経過とはとても早いものでございます。
この1ヶ月でお嬢様、お坊ちゃまの目標や抱負をお伺いできて、より一層私も頑張ろうと思いました。

さて、お話しは変わりますが、
先日、動物園へ行って参りました!
実に数十年振りの動物園でとても楽しかったのでございますが、同時に感じたことがありました。
それは、幼少期の頃に感じた広い動物園が、なんだか少し小さくなったんじゃないかということでございます。

なんだか自分の成長を感じた、そんな日でございました。

嬉しいような、また寂しいような、そんな気持ちでございます。

お嬢様、お坊ちゃまは自分の成長を感じる瞬間はどんな時でございますか?

お屋敷で是非お聞かせくださいませ。

2月もまだまだ寒い日々が続くそうでございます。どうぞご自愛くださいませ。
元気なお嬢様、お坊ちゃまと会える日を楽しみにしております。

2月

お嬢様,おぼっちゃま,
奥様,旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
山岡でございます。

1月は沢山の、「明けましておめでとうございます」のお声を頂いたり、
私からもお伝えさせて頂いたりなど、
使用人として人と人のつながりを感じることが出来たことが大変に幸せでございました。

お嬢様方はボナネー!を通して沢山のフェーブをお楽しみになられていらっしゃったように伺えます。
お望みのものは手に入りましたでしょうか。
また来年もご用意が出来ると嬉しゅうございます。

2月はバレンタインチョコレートのアソートを今年もご用意させて頂きます。
毎年参加させて頂き私達の思いを届ける事ができる事を大変に嬉しく思います。

今年は閏年でございますね。
1日増えるとて何か特別な事があるわけでもございませんが、ここ数年あまりにも時間が過ぎるのが早過ぎると感じておりますので、
なんだか得した気分でございます。

中学,高校生のお嬢様おぼっちゃまはこれから受験シーズンでございますかね。
次のステージに進めればその後はそれなりに余暇の時間が用意されているものでございますので、
今は後悔なきようお勉強なさって下さいませ。

大学生のお嬢様おぼっちゃまはもう春休みに入られていらっしゃいますでしょうか。
芸事に勤むも、将来を固める為に勉学に励むも、遊ぶも、
持て余すほどの余暇を感じられるのは人生でこの瞬間だけかも知れません。
大旦那様は厳しいお方ですからいずれ社会に放り出される日はやって参ります。
どうぞ今この瞬間を、若さを武器に、
大切にお過ごし下さいませ。

もうすっかり御立派にご成長なられましたお嬢様方は、変わらぬ日常でございましょうか。
私の好きなアーティストがいつぞやのライブのMCにて語っておりました。
「歳を取ると感動する機会が減る。それは心が廃れていってるのではなく過去にもっと凄い感動をしたからだ。なので今の自身を憂うのではなくその経験を誇れ」
一言一句同じではありませんが要約するとこういうことです。
私はこの考え方に凄く心が打たれました。
今を退屈に感じている方や今を単純に老いただけだとどこか劣等感を感じている方に、
何か届けば幸いです。

さぁつらつらと綴って参りましたが際限がございませんのでこの辺で失礼致しましょう。
2月も美味しいお食事をご用意しておりますので、またティーサロンにてお戻りをお待ちしております。