古谷でございます

8月16日よりケーキをご提案させていただきます

ミルクレープを夏らしくアイスケーキ仕立てにご用意いたました

凍らせたままのひんやりとシャーベットのように食感を楽しむのも良し。

ゆっくり時間をかけて柔らかい口どけを楽しむのも良し。

お嬢様が過ごしたいご帰宅に合わせて

よろしければお召しあがりになってみてください

そうめん

 

つい昨年までは、オリーブオイルと塩でそうめんを食べることが気に入りだったわたくしですが、食べ続けるとクドい、というさも当然な悩みによって私的な流行りは下火となってしまいました。

 

いかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

幼少のころ、夏といえばそうめん、という具合によく母が用意してくれたものです。

めんつゆで食べるのがスタンダードでしたが、カレーライスを夕食とした翌日、冷えたカレーをめんつゆに溶かし込んで食べるというのもまた、我が家の風物詩でございました。

 

しかし、ある時期から「もう一生分のそうめんは食べた」という気がしてならず、そうめんを避けるようになってしまったのです。

嫌いなわけではありませんが、自ら食べたいとは思わない、という具合です。

 

ちなみに同じように「一生分食べた」と自負しているのはバナナチップスです。今は目にするのもはばかられます。

 

それはさておき、そんなそうめんを避ける気持ちが一転、またそうめん好きに引き戻してくれたのは海外での出来事でした。

留学中に母より送られてきた段ボールの中に、そうめんが入っていたのです。

「もう一生分のそうめんは食べた」と感じていたわたくしですから、なかなか手が伸びませんが賞味期限は長いので心配はありません。

 

なんて悠長なことを考えている内に賞味期限は目前に迫ってきます。

贅沢のできない学生の身ですから、食べられる物を粗末にするわけにもまいりません。

わたくしは渋々そうめんを茹でることにいたしました。

 

賞味期限間近のそうめんは、おいしかったです。

なにせアメリカ留学中です。そうとう意識が高くない限りはご想像通りのアメリカンな食生活の毎日です。

語弊を恐れず申しますなら、糖×脂肪のカロリー乗という摩訶不思議な計算式がまかりとおる毎日、そんな中でであったそうめんとめんつゆの、まぁなんとさっぱりしていたことでしょうか。

わざわざ流しそうめんなんてする必要もございません。

脳内では、訪れたこともない峡谷の清流の画が描き出され、見たこともないカワセミの狩猟の様子が映し出されます。

Mac & Cheeseでは決して体験することのない食事体験でございます。

 

これ以来わたくしは、すっかりそうめん好きに返り咲いたというわけでございます。

お嬢様はそうめんは召し上がりますか?

なにかアレンジを加えて召し上がっていますでしょうか?

オリーブオイルをつけるときは、ぜひ少なめにしておいてくださいませ。

 

目線

お嬢様が着座されるティーサロンのお席。

普段我々が座る事はまずないのですが、お嬢様の目線というのを感じる為に、

お出迎えする前に

あえて座り、

少しボーっとティーサロンを見渡したりする事がございます。

より空間をお嬢様と共有出来るよう
務めていければ嬉しゅうございますね。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます

 

 

夏に入り陽射しが強い日が沢山増えてまいりましたが
水分補給はしっかりとなされておりますか?

 

毎年、清々しい程の空を見上げると
幼少の頃の記憶が思い浮かびます、、

 

夏休みの一日に公園でたくさん遊んでおりました、

 

 

外に出る前には母に
氷をひとつ口の中へカランっと入れてもらい、

 

 

口の中でコロコロと転がしながら友達と共に走り回っておりました。

 

 

あの夏、ふと思い出すと
たまにあの頃のように外で思いっきり駆け出したくなる時がございます。

 

今では その様なことはいたしませんが、
あの頃よりも毎日が楽しくなるよう精進致します。

flow & verse

街中で蜃気楼を見かけるともう夏ももうすぐおしまいだなと感じます。

素麺と冷やし中華でございますと冷やし中華派閥の能見でございます。

お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

 

空調の効いた室内にてカランと涼しげな音を立てるタンブラーを片手に、

一年前の日記を懐かしいなと読み返しながら、こちらを記しております。

 

 

昨年の夏を振り返りますと、様々な思い出がたくさん蘇ってまいります。

夏の初めには鮮やかな青色のエチケットのワインをご用意いたしました。

本年も開催されます夏の紅茶ミキシングにも参加させていただきました。

そして、執事歌劇団の夏祭り。夏の暮れに相応しい催しでございました。

 

 

一年とは早いものです。

また今年も、夏が終わってしまう寂寞の思いをご一緒に感じましょうね。

 

 

おや、お嬢様。

昨年の夏に関する事象でお忘れのことはございませんか。

 

 

私は今、自室から遠く離れた場所にいるはずのとある使用人からの視線が、

まるで獲物を狙うシモヘイヘのごとく、非常に刺さっているのを感じます。

 

 

的場でございます。

 

 

本年もこの暑い夏を更に更に熱く盛り上げるべく、

的場とともにエクストラティーをご用意する運びとなりました。

 

 

名は「玄人FLOWとフロート」でございます。

 

 

「玄人FLOWとフロート」でございます。

 

 

お嬢様にご理解を促すべく敢えて二度お伝えいたしました。

 

 

味わいは2種類ご用意する予定でございます。

アルジャーノンとシェリーシロップを使用した「メロンソーダ」。

ガーミラアダラクのシロップを使用した「コーヒーフロート」。

どちらも上にシャンティーを添えて涼やかな夏を演出いたします。

 

 

本年のエクストラティーも「美味しい」「今日帰宅してよかった」と

お嬢様にご好評を賜れるお飲み物を創造できたと自負しております。

 

 

当日は全身全霊でご用意いたします。

ぜひとも陽気なflowに乗ったゴキゲンな夏をご一緒いたしましょう。

 

 

能見

日誌

フレフレ日本!
がんばれ日本!

……あ、大変失礼いたしました。
ご機嫌麗しゅうございます、荒木田でございます。
2024年は四の倍数、すなわちオリンピックの開催年であることは当然ご承知おきの通りかと存じますが、お嬢様・お坊ちゃまにおかれましてはそんなスポーツの祭典はご覧になっておりますか?

馴染みのあるスポーツからそうでないものまで。私も学生の時分にはスポーツに打ち込んでおりましたから、トップアスリートたちがそれぞれの国を代表して日々の鍛錬の成果をぶつけ合う、というこのイベントは見ているだけで血湧き肉躍る思いでございます。
どのスポーツも大変面白いもので、毎日のようにスポーツ観戦に釘付けになった結果私の身に降りかかった災難が。 そう、壊滅的な寝不足でございます。

パリと日本の時差は7時間もございますから、競技によっては、リアルタイム観戦を志せば自然と入眠時間も遅くなってしまうこともしばしば。
日々お屋敷の執務のためにあくせくしている使用人にとって、早起きも大事なお務め。つまり、惰眠を貪ることは許されないのです。結果として、皺寄せは全て睡眠時間に。
最近は専ら、重たい瞼を擦りながら書庫に蔵する書物をお掃除してございます。

そういえば睡眠に際して最近、面白い学説を耳にしました。
それは、生物にとって睡眠こそが自然な状態である、というもの。要するに、ずっと寝てばかりの堕落した生活は、社会からは問題視されこそすれ、生物学的には正しいのだ、とする論文でございます。
私は専門家ではございませんから、どれくらい信憑性のある論文なのかは存じ上げませんが、
ややもすると、胡蝶の夢こそがこの世の理として真実なのやも、と思わせるような魅力あふれる説でございます。

つい書庫でお昼寝してしまっても安心でございますね。私は自然体なのですと声を上げれば許されるやもしれませんので。
ただ、せっかく寝るのでしたら夢でも楽しみたいところ。ハットトリック、キャンキャン、ドラグレスク、ブザービート……。夢の中では体を操るなど思うがままでございます。
それでは、良い夢を。

朝の思考と夜の思考

朝の脳は思考力やひらめきに優れていて、夜の脳は記憶を定着させやすいらしいのです。

ですが、私は夜の方がひらめきが多ございます。
もしかしたら、それは夜に思い浮かべる記憶が一日の総合的なもので、そこの反省から生まれる思考だからかもしれません。

お嬢様は朝と夜、どちらにひらめきや追憶が多ございますか?

朝の方がポジティブでしょうか、それとも夜ですか。

わたくしはこの二つの脳が別人すぎて時折どちらが本音なのか分からなくなる時がございます。

ですが、本当に欲しい答えややりたい事のひらめきはじっくり考えれば出てくるものでございます。

それでも分からない時は美味しいお食事やスイーツを召し上がってひと息ついてくださいませ。

我々は朝も夜もお嬢様のことを考えてございますよ。

ティーサロンでお待ちしております。