日本刀

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様、片倉でございます。
今年のお屋敷でのハロウィンはお楽しみ頂けていましたか?
私は今年のハロウィンに向け改めて使用人達が持っております 刀 のお勉強をして参りました。

まずざっくりとしたところから…刀の始まりは大陸から渡来した真っ直ぐな刀身が特徴の 上古刀 とされています。
古墳から見つかったものや奈良時代の正倉院御物の刀剣がありました。
そして平安時代から鎌倉時代に入り現代でも私たちの知る刀の形へ改良されていった…とされています。

造りの流れとしては
平造り・切刃造り(古墳~奈良時代)→鎬造り(平安〜鎌倉時代以降)となっております
特に武士が栄えた時代ともされる鎌倉時代〜南北朝時代〜室町時代から戦における戦略の変化で好まれた形が変わったようです。

その他に日本刀作りは大和国、備前国、山城国、相模国、美濃国を中心に名工を多く輩出した事で明治時代から 五ヶ伝 と呼ばれるようになりました。
ここに各地域の名工達が自ら学んだ方法を掛け合せた結果、新たな技術を開発したものも現れ現代でも受け継がれています。
…しかし残念なことに製法が失われ現代の技術を持ってしても再現出来ない、または修理できない物もあるので全ての刀が現代に復活することはないそうです…

本来なら各時代の刀の総称、刀の波紋や刀身の造りの違いなどもしっかり説明したいところですが、とてつもなく長くなるので今回は基礎の一部を…もしご興味がございましたらお供させて頂いた際に進化の過程をお話致しましょう…

知れば知る程奥が深い日本刀…美術品の1つとしてお勉強してみるのはいかがでしょうか?

片倉

から

ご機嫌麗しゅうございます。
小瀧でございます。

布団が離してくれない季節になってまいりましたがいかがお過ごしでございますか?

私は久しぶりに激辛料理を食べまして、口内灼熱地獄…

いえ、口内灼熱天国でございます。

辛いものっていいなと思ってから1年以上が経ちました。こうして定期的に過去のことを思い出す事は大切だなと感じる日々でございます。

辛いものを食べる回数を重ねていくうちに、徐々に辛さへの耐性がついてきたような気がします。私も成長しているのでございましょう。

しかし、辛いものを食べる上で未だ拭えぬ不満が1つあるのでございます。

それは「熱い」という感覚。

私、尋常ならざる猫舌でございますので、熱さにめっぽう弱いのでございます。

ですから、本来であれば
「からっ!うまっ!からうまっっ!!」といきたいところが

「フーフーッ…から!フー!フーッ!うまっ!……フーーー!フーーーー!!!からうまっ!」と、何とも言えぬテンポ感になってしまうのでございます。

淹れたての紅茶を飲む時も、焼きたてホヤホヤの焼肉を食べる時も、猫舌に悩まされてきました。

ついに克服する時が来たようですね。

宣言しましょう!次に日誌を書き記す時までに猫舌を克服します!

 

古谷でございます

今年も残すところあと数ヶ月ですが

お屋敷での執務は絶え間なく盛り沢山でございます

このところティーサロンと自室の往復を繰り返すだけの毎日でしたが

街路樹を過ぎる際の金木犀の香りでいつの間にやらすっかり秋深くなっていたことに気づきました

季節はしっかりと移ろいでおります

私も歳月に身をまかせるだけではなく成長せねば

と、名もなき道に咲く花がそれを教えてくれました

第三十三回ハーブティーの魅力

長い厳しい夏もようやく終わり、秋の訪れを感じる今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか?
お嬢様、お坊ちゃま。
紅茶係の白川でございます。

厳しい日差しの日々が終わったからと言って油断してはなりません。
お嬢様の美を脅かすものは至る所に潜んでいるのでございます。
今日はお嬢様の美をサポートする素敵なハーブティーのご紹介。
それでは参りましょう。
ハーブティーの魅力の幕開けでございます。

 

それはあなたにとってどの様なハーブティーでございますか?

??「それは畳の様な香りのホッとするハーブティーでございます。」

畳!?

確かに日本人であるならば馴染み深い畳の香り。
本日はそのハーブティー〝オードリー〟を愛する3人の使用人でたる桐島とその魅力に迫ります。

まずオードリーはマルベリーリーフ、ローズヒップ、フェンネルとローズマリーをブレンドしましたノンカフェインのハーブティーでございます。

桐島「その健康効果としまして、マルベリーリーフには食後の血糖値の上昇を抑制する効果、ローズヒップには
肌の新陳代謝を促進する美肌効果、またビタミンCが豊富な為、免疫力の向上とリラックス効果もございます。」

桐島「フェンネルにも消化を助ける効果、ローズマリーには記憶力や集中力の向上、抗酸化作用や疲労回復効果と多岐に渡ります。」

 

オードリー、その香りは確かに畳を思わせなくもない香ばしい香り。味わいは香ばしさの中にスパイスも感じスープに近い物を感じさせたと思うと後から甘みが訪れる不思議なお味でございます。
おすすめの召し上がり方はホットでもアイスでも。その芳醇な香りとスープ感を感じるならホットで。
スッキリとその味わいをゴクゴクと感じたいのであれば桐島もおすすめのアイスでどうぞ召し上がり下さいませ。

 

昔この様な事がございました。

桐島「早くオードリーのアイスを淹れて下さい。」

私「? 何をおっしゃる桐島さん。オードリーならもうそこに淹れてあるではないですか?」

桐島「わたくしは今からこれを飲み干します!」

私「…………………。」

オードリーはその独特な香りと味わいにより好き嫌いが分かれるハーブティーかも知れません。
ですが、好きな方は桐島や私をはじめとことん好きになる、そんなハーブティーでございます。
願わくばまだご用命いただいていないお嬢様にもお気に召していただければ良いなと願っております。

往年の名優から取られましたそのネーミング。
オードリーの様にその美しさをいつまでも。

 

次回はどの紅茶にいたしましょう?
それでは次回まで、
ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

葉山でございます。

 

朝晩などは肌寒く感じる日が増え出歩く際の着るものや就寝の際のエアコンの設定、布団などに気をつかうようになりようやく秋の訪れを実感し始めた今日このごろ。

夏の暑さと日々戦っていたからでしょうか秋の訪れを感じると、何か心が穏やかになった気がいたします。
私だけでしょうか。

一歩外に出ると心地良い涼しさが少し背すじを伸ばすかのように緊張感を与え、窓を開けていると入り込んでくる風やどこか柔らかく感じられる日中の日差しそして夕暮れ時には空がほのかに茜色に染まり、日が沈むのが早くなったことで季節が変わったことを実感させてくれます。

天高く馬肥ゆる秋

食べ物も美味しく、過ごしやすく何事にも挑戦しやすい時期。

 

この秋はたくさん食べて身体を肥やすだけではなく、学びを増やし少しでも我が成長に繋がる実りの秋にしたいと存じております。

 

季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもございます。お身体十分にご自愛くださいませ。

 

新撰組

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。
冴島でございます。

10月も半ばを過ぎ、ようやく残暑も落ち着いてまいりましたがいかがお過ごしでございましょうか。

10月といえばハロウィンでございますね。
今年も当家ギフトショップではハロウィンフェアを催してございます。
毎年当家使用人達が普段とは違う装いでお嬢様、お坊っちゃまと共にハロウィンを楽しませて頂く催しでございますが今年の装いはなんと新撰組をテーマにしたものになってございます。
私冴島も新撰組隊士の野口健司として参加させて頂いております。
お仕えする際にはぜひ撮影の裏話などもお聞きくださいませ。

ティーサロンの装飾も今年は和風なハロウィンをテーマに飾られてございます。
煖炉の上には和傘や紅葉の装飾、ベルや壁のライトに巻かれたリボンも新撰組をイメージしたデザインになっておりますのでご帰宅の際にはご注目いただき雰囲気をお楽しみくださいませ。

では今月も温かい紅茶を用意してティーサロンにてご帰宅をお待ちしております。

冴島

エクストラティー

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様。綾瀬にございます。

ようやく秋めいた涼しい気候となって参りましたね。かと思えば冬も近くに控えている感じがございます。そろそろ暖かいお召し物をクローゼットに準備させていただきましょう。

そしてそんな10月の来たる22日には私と久保によるエクストラティーをご用意させていただきます。
今回は南米で親しまれるお茶のミルクティーアレンジでございまして、お嬢様のご健康を一心に考えて栄養価が高くまた美味しいお茶をコンセプトにいたしました。
このお茶の原案は私でございまして初めは相方が決まっておりませんでした。誰に声をかけようかと悩んでおりましたが考えれば考えるほどこのコンセプトであれば久保しかいないと思い口説き落としたという経緯がございます。
2人で意見を交わし合い納得のいくお茶に仕上がったと存じます。ぜひ楽しみになさって下さいませ。

ちなみに名前の「Carinho(カリーニョ)」はブラジルの公用語であるポルトガル語でございます。親愛や気遣いを意味する言葉でございますが、もしお時間があれば少し調べてみて下さいませ。

ではティーサロンでお待ちしております。