ドアマンの夏 ニッポンの夏

お屋敷の ドアにしみ入る 蝉の声

夏真っ只中、お嬢様、お坊っちゃま、夏をエンジョイされておりますでしょうか? 夏の男、金澤でございます。

今、私はお屋敷の玄関先にてお嬢様のお帰りを蝉の鳴き声と共に待ちつつ、2013夏を感じております。

連日、猛暑が続いております

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お嬢様、お坊っちゃま、いかがお過ごしでしょうか?

桐島でございます。

近頃本格的暑くなって参りましたね、何もしないでも汗は出てくるのでうっとおしくてたまりません。

早くこの日々が過ぎて欲しいとお思いの方も沢山いらっしゃることでしょう、そんな私の夏の乗り切り方はとにかく動き、暑さに慣れてしまう事でございます。

はっきり申してお勧めは致しません、むしろ決して真似はして欲しくは無いのでございますが。

汗が多く出るこの季節を弛んでしまった身体を引き締める好機だと言わんばかりに動き、鍛え、とにかく暑い環境に身を置く事により身体を暑さにに順応させます。

細かなメニューは割愛させて頂きますが、これを2週間ほど続けていきますと夏の生暖かい風が心地よく感じるほどに強靭な身体が出来上がります。

もしお屋敷内で私を見かけた時、顔が小麦色になっている様でございましたら、桐島は例の暑さ対策をしているのだなぁ‥とお思いください。

それでは、お嬢様、お坊っちゃま方は私の様なトレーニング三昧の過酷な夏にならぬ様、存分にお楽しみくださいませ。

妄想

今年は低温多雨らしいとの予報を耳にいたしました。
夏が涼しいのは嬉しいのですが、雨は出来るだけ避けたいものです。
環でございます。

ここ数ヶ月お風呂の話をしておりましたが、
今回もお風呂でございます。

最近のブームはお風呂の扉を少し開けておくことでございます。
これをすることによって擬似的に露天風呂に入っているような、
なんともお得な気持ちになります。

しかし、この前葵に「気持ち悪いから止めろ」と言われてしまったので
早々にこのブームは終わってしまいましたが・・・。

しかしめげたりはいたしません。

お風呂は無限大の可能性を秘めております。

そう、私が作った曲たちもお風呂で出来たものが多うございます。
あの空間はもの作りにとって素敵なアイデアボックスでもあるのです。

幾度となく曲作りで迷ったときも、
ふと湯船から天井を見上げれば、
いつもとは違う気持ちで曲を考えられたりいたします。

そんな時にアイデアは降ってきたりするもの。
そこにもっとスパイスが欲しいときには
思い切って扉を開けるのも良いでしょう。

あぁ、風立ちぬ。

そして葵は言うのです。

「いや、気持ち悪いから。」

梅酒の仕込み

皆様、ご機嫌麗しゅうございます。
吉川でございます。

毎年恒例にしている梅酒の仕込みを、今年も恙なく終えることが出来ました。
皆様にご報告しとうございます。

仕込み日は6月下旬の某日。
2種類のお酒を用意し、2ビン仕込むことにいたしました。
今年は梅雨の雨量が少なかった為か、梅の実が熟れるのが少々早かったように思います。
すっかり黄色くなった南高梅を購入。
材料はこちらです。

南高梅…1kg×2
氷砂糖…500g×2
ジン…1.8リットル
泡盛…1.8リットル

梅酒用のお酒は、通常はホワイトリカー(アルコール度数35℃程度)を使いますが、せっかくの手作りですので、好みのお酒を選んでおります。
アルコール度数は、ジンが47.5℃、泡盛が43℃。
度数の高いお酒の方が消毒作用が高く、ほぼ失敗しませんし、何よりお酒としての飲み応えがございます。
また、通常のレシピですと梅の実と氷砂糖は同量の1kgずつなのですが、それでは甘くなりすぎてしまうので、氷砂糖は半分の500gに減らしております。

さて、それでは作業に取りかかりましょう。

梅酒の仕込みは、まず一番最初に、一番面倒な作業を行なわなければなりません。
ビンの煮沸消毒。
これが大変な手間なのです。
お湯を沸かし、熱湯をビンに注ぎ込み、ビンを持って、お湯で内部を拭うように行き渡らせる。
この作業が熱いこと熱いこと!
しかもビンは4リットルサイズ…ちょっとした修行です。
しかし、アルコール度数の高いお酒を使用するならば、この限りではありません。
お湯をザッと流し込み、ザッと回し、捨て、ビンを伏せて乾かした上で、使用するお酒を利用してビンの内側を拭って消毒する。
いわゆるアルコール除菌です。
これで何とかなります。

ビンの消毒が終われば、あとは簡単。
完熟に近い梅ならば、水に漬けてアク抜きしなくても大丈夫でしょう。
梅を軽く水洗いし、へたを取り、よく拭いて、ビンの中に置いていきます。
梅の表面に水が残らないよう、拭き作業は丁寧に行ないます。
一段置いたら、氷砂糖を少し入れ、また一段梅を置き、氷砂糖を少し入れる。
梅と氷砂糖をサンドイッチ状態にしていきます。
梅1kg、氷砂糖500gを入れ終えたら、お酒を静かに注ぎ込みます。
なぜ静かに注ぎ込むのかは良くわかりませんが、恐らくはサンドされている氷砂糖を動かさないためではないかと思われます。

この後、冷暗所にて保管するのですが、数々のレシピを見てみると「折を見てビンを揺すって氷砂糖を溶かす」と「放置する」とで意見が分かれているようです。
例年は揺すっておりましたが、今年は放置してみることにしました。
押し入れの奥にしまい込み、たまに様子を見て微笑むだけにしておきます。
ゆっくりと溶けていく氷砂糖の浸透圧により梅の実からエキスが抽出され、成長するかのように徐々に薄茶に色づいていく梅酒を見守るのが、梅酒作りの醍醐味です。
今年に仕込んだ梅酒を飲むのは一年後、それまでゆっくりと成長を見守っていきます。

執事として、新しいフットマンたちの成長を見守るかのように。

宝塚歌劇 ベルサイユのばら フェルゼン編

さあお嬢様方、ご覧になりましたか、壮一帆の東京宝塚劇場でのトップお披露目公演で同じく新トップ娘役の愛加あゆです。

1974年に「ベルサイユのばら」初演:今回のフェルゼン編は1990年に大浦みずきが演じられ、いれ以後、各組の方々が演じられてきました。18世紀末、栄華で誇った、ブルボン王朝にかげりが見え始めたマリー・アントワネットの浪費が重大な事態を引き起こしていた。マリー・アントワネット(愛加あゆ)と仮面舞踏会で会い、たちまち恋に陥るスエーデンの貴族フェルゼン(壮一帆)が凛々しい貴公子を繊細、キメ細かく演じ新トップとしての自信に満ちていた。

フェルゼン編はフランス革命の激動の中でいろいろの愛の形が見られ、オスカルとアンドレの愛がこのフェンゼン編でも見られました。兎に角トップになるのが、遅すぎた気もしますが、雪組トップとして新生雪組を統率して愛とロマンの世界を展開し、楽しませてくれています。娘役のトップは愛加あゆは前半より断頭台に向う最後が王妃の気高さを表現して雪組のトップ娘役としての期待がもてる。オスカルの早霧せいな、アンドレの未涼亜希も役をしっかり演じ、愛し合う愛の美しさを表現してくれました。

 お嬢様、壮一帆の新男役トップを是非、是非、ご覧下さい、きっとファンになられると思います。
 では次回作を期待しまして本日は失礼致します。藤堂でした。

メロディにのせて

最近は非常に暑い日続いておりますが、お嬢様、お坊ちゃま、いかがお過ごしでしょうか?
乾でございます。

ある日の休日、乾の自室にて

 要 「・・・暑い・・・」

って、液体窒素を私の部屋に撒くな~!
自分の部屋で大人しくゲームでもしてなさい!

各務「・・・体調悪い・・・」

人のベッドに倒れるな~!

 乾 「有村さん、各務さんを部屋まで連れて行きますよ」
有村「分かりました、お手伝いいたします」

少ししてトントンとドアをノックする音
おや、誰でしょう?

 乾 「葵さん、どうしました?」
 葵 「腰が少し・・・いつものお願いします」
 乾 「分かりました。押しましょう」
 葵 「お~$%&#”!)’%${‘*¥~~~!」
 
 葵 「体が軽くなったようです。さすが北斗○拳は違いますね!」
乾 「秘孔なんて知りません。ただのツボです」
 葵 「有難うございました」

ふぅ~やっと一息・・・
ワインでもいただきながらギターを弾く事にしましょう・・・

まったく個性的で憎めない奴らでございます。
色々な曲を弾くたびにイメージに合う使用人の曲に勝手にしている事は前回の日誌でもお話ししましたね。

実は数少ないながら普段から作曲もしており、最近は綺麗なメロディを思いつく事があり、少しずつ形にして一曲完成させる事が出来ました。

ギターとピアノのメロディで構成され、美しさと物悲しさを備えております。
曲名はまだ有りません。

近いうちお聞かせ出来れば嬉しゅうございます。

それでは、ティーサロンにてお嬢様、お坊ちゃまのお帰りをお待ちしております。
              -乾-