弥生

桜のつぼみも膨らみはじめ、春の息吹を感じるこの頃でございます。

お嬢様いかがお過ごしでしょうか、乾でございます。

当家ティーサロン、スワロウテイルが15周年を迎えることとなりました。

今日まで来れたのもお嬢様方が支えてくださったからでございます。

誠に有難うございます。

4月からは20周年を目指し今まで以上に気を引き締めて参りたいと思っております。

堅苦しくなりましたね、お許しくださいませ。

今回は私が愛用しております「音叉」についてお話させていただきます。

私は今でも「音叉」を使いギターをチューニングしているわけでございますが最近で
は小型のチューナーをギターに付けている方が非常に多くなりました。

とても便利なのは解っているのですがどうしても好きになれません。

全てを完全にチューニングされたギターを弾くと違和感を感じてしまうのです。

たぶん私の弾き方だと思いますが基音だけは440Hzで問題なくその他の弦が微妙にズ
レていた方が実際に弾いた時にピッタリと和音を構成できるような気がしておりま
す。

ほんの少しの違いなのですが弾いていて楽しくないのです。

変なこだわりでございますがこれは譲れないところでございます。

そういえば、山岡もチューニングについてのこだわりがございましたね。

今度ゆっくり話をしてみることに致しましょう。

何か面白い話がございましたらお嬢様にご報告いたしますね。

お嬢様のお帰りをお待ちしております。