我が晩白柚

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

先月は私が提案した晩白柚ムースケーキをご愛顧くださり、誠にありがとうございました。
お陰様でご好評いただき、一日にお出しできる数に限りがあるためティータイムの間しかご提供できず、心苦しい限りです。
「いつかは晩白柚」、そんな思いで憧れを持って眺めていたこの時期の旬な縁起物を皆様にお召し上がりいただき、喜びで胸が一杯です。

そんな憧れの晩白柚、良い機会ですから、一大決心で自ら購入することにいたしました。
2Lサイズを注文し、2月頭に到着。
驚くほどの価格ではないのですが、何しろサイズが大きいので、価格の半分は送料です。
このまま追熟させていくと「部屋中が柑橘の香りに包まれる」というほどの芳香で満たされ、ようやく食べ頃になるようなので、棚の上でしばし放置。
しかし、1ヶ月ほど経過した今でも、グレープフルーツに似た果実香がごく稀に微かに香るくらいで、未だ食べ頃には至っていないようです。
洋梨のようにすぐ熟するのかと思っていましたが、皮が厚いためか冬瓜くらいの保存性がありそうな印象です。
熟したら果肉は美味しくいただき、皮はマーマレードや、レモン塩麹ならぬ晩白柚塩麹にしようと目論んでいるのですが、一体いつになることやら。
マイ晩白柚の熟成を楽しみながら日々を過ごしている今日このごろです。