水墨

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

最近、水墨画を拝見する機会がございました。

濃淡で表現される無彩色の風景は、普段私の目が映している色で溢れた世界以上に鮮やかに感じられました。

歴史的な技法や作者の情緒を感じとるには私の学が不足しておりますが、それでもなんとなく一枚の絵の前で時間を忘れて眺めてしまいました。

人様にお見せできるものにはならないかもしれませんが、いつか私も個人的に墨で絵を描いてみたいな、と思いました。