お嬢様、お正月はいかがお過ごしでしょうか。
少しでもゆっくりと休めることを願っております。
伊織でございます。
ティーサロンも年明けに休館を頂戴いたしましたが、使用人一同お嬢様に直接新年のご挨拶ができることを楽しみにしております。
改めて本年もどうぞよろしくお願いいたします。
SWALLOWTAIL
お嬢様、お正月はいかがお過ごしでしょうか。
少しでもゆっくりと休めることを願っております。
伊織でございます。
ティーサロンも年明けに休館を頂戴いたしましたが、使用人一同お嬢様に直接新年のご挨拶ができることを楽しみにしております。
改めて本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年、令和4年も様々なことがございました。
残された時間のなかでもまだまだ物事は動くのでしょうけれども、来年は大雑把ながらも、今年よりは良い年になってくれることを祈るばかりでございます。
伊織でございます。
良い年になってほしいと人ごとのように思うばかりではなく、自分から良いものにできるよう努めることも大切ですね。
自分ひとりで変えられないことが世界のほとんどでしょうけれども、自分を取り巻くごく狭い世界に限れば、影響できることは思いのほか多くあることに気づけるはずです。
説教臭くなるのは本望ではありませんが、わたくし自身へ言い聞かせる言葉としてよく反芻しておこうと思います。
本年もありがとうございました。
よい年をお迎えくださいませ。
調べ物が簡単になり、多様な意見を目にすることも容易になった今、正しい答えを見いだし選択する能力が問われております。
他人の意見がそのまま自分のものにすり替わってしまう、なんていう懸念も随分耳にいたしますが、正直そんな事ここ100年で始まったことでもなかろうに、と私的には感じております。
いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。
当たり前のように思っていがことが、実は真実では無かったというご経験はございますか?
わたくしも先日そういった気づきがひとつございました。
マリー・アントワネットが言ったとされる有名な言葉、
「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」
に関するものです。
これは日本語訳の問題かと思いますが、「お菓子を」というのは正確ではなく、本来は「ブリオッシュを」なのだそうですね。
これはさすがにわたくしも存じておりましたが、さらにもうひとつ、この言葉に関する発見がございました。
それが、
“実際は誰の言葉か分からない”
です。
マリー・アントワネットが言ったという記録は無く、どうやら別の誰かのセリフだったようなのです。
今やこの説も広く知れ渡っていることのようですが、わたくしが知りましたのはごく最近のことでした。
目と耳は常に空けていないといけないなと改めて自身に言い聞かせるとともに、この説もいつか覆される日がやってくるのではないかと、うたぐり深くなりそうです。
ようやく本格的に秋を感じられるようになってきました。
ふと思い出したように高い気温の日がやってきては思いがけず汗をにじませる、なんてのもこの頃の特徴ではないでしょうか。
いかがお過ごしでしょうか。
伊織でございます。
春の沈丁花、夏は梔子、睡蓮ときて、秋待ち遠しいのは金木犀でございます。
いずれも香りが特徴の花々ですが、どこからともなく香って、季節の移り変わりを気づかせてくれるというのが魅力のひとつです。
目で捉えるよりも早く香りをみつけ、次いで花はどこかと探して回る、そんな戯れが日常に変化をもたらしてくれるのが、たまらなく好きだったりいたします。
毎年のように金木犀とはかくれんぼを繰り返し、日誌にも度々登場していることと思います。
昨今は金木犀が香水を始め、いたるところでもてはやされているようですね。
わたくしと金木犀とのかくれんぼが、これまで以上に難しくなってしまいそうです。
朝晩は秋らしくなってきたものの、まだまだ日中は夏の名残を感じる日も続いております。お嬢様はいかがおすごしでしょうか?
伊織でございます。
秋の夜、当たり前のように聞こえてくる涼やかな虫の声ですが、この虫の声をまさに「声」と捉えているのは日本人のもつ希有な特徴なのだという話を耳にいたしました。
海外の多くの地域の方が虫の声を単なる音、騒音と同じように感じているのだそうです。
どうやら日本人は虫の声を言語脳で処理しているため、まさに言葉として捕らえているというのです。
「虫の声」という表現自体が、すでに我々がただの音として認識しているのではない、ということを表しているのかもしれませんね。
秋の夜長、語りかけてくる虫の声に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか?
暑い最中、いかがお過ごしですか?
伊織でございます。
まもなく蓮見とともにエクストラティー「Praise the Sun」をご用意いたします。
照りつける太陽と歩み続けるため、ミネラルたっぷりのアイスティーをお作りする予定です。
カモミールが主体となるハーブティー「おひさま」にはちみつ、青リンゴ、そして汗をかく季節にうれしいスポーツドリンクを合わせるという試みでございます。
お口に合うことを願ってお待ちしております。
ひらがな、カタカナ、漢字、お嬢様はどれがお好きですか?
伊織でございます。
ものによってどの文字で書き表すのが正しいか、一定のルールがあります。
動物や植物は基本は漢字で書きますが、常用漢字でなければひらがななのだそうです。
学術的にはカタカナで書き記されます。
3種類も文字があるだけにルール化が必要だったのでしょうか。みんなが好き勝手に書き記してゴチャゴチャしたら確かに分かりづらいかもしれませんし、難しい漢字で書いたはいいけど誰も読めないのでは、文字の「伝える」という機能を果たすことができない、と考えたのかもしれません。
誰か賢い人に教えて欲しいものです。
それはともかく、同じ言葉でも表記が違えば感じさせる印象が変わるというのは、すごい機能だと思います。日頃何気なく使いつつも、意識してみると非常に表現の自由度が高いことがわかり、シンプルに「すごいなー」と感心するものです。
第二カ国語として日本語を学ばれる方々が苦心されるのも分かります。どれが現在の場面において正しいのか、もしくは最も効果的なのかを判断しなければならないのは、第一カ国語としているわたくしですら危ういのですから。
他の言語には他の言語ならではの特異な表現方法があり、他と比べて「すごいなー」と思える特徴があることでしょう。
勉強不足が否めませんが、少なくとも今自分が理解しうる日本語の表現にだけは目を向け続けていたいと思います。