IROHA

ご機嫌麗しゅうございます。
米澤でございます。

少々肌寒い日が続いておりますが、
いかがお過ごしでございましょうか。

私は少々年末から食べすぎている節がございましたので、この1ヶ月弱でほぼ毎日筋力トレーニングを行い、お散歩と称して1時間以上毎日のように歩いております。
また食生活などもタンパク質やビタミンなどのことも考えて改善しております。

元々幼少期の頃から運動をずっとしていたこともあって、筋力トレーニングが習慣付いてからは心無しか体調も安定しているように感じます。

新年度に向けて改めて気を引き締めて、常に万全の状態でお嬢様、お坊ちゃまにお仕えさせていただければと存じます。

話は少々変わりますが、来月は先輩である荒木田と共にカクテル「IROHA」をご用意いたします。
春をイメージした淡い桜色のカクテルに、晴れた青空をイメージしたカクテルの2種類でございます。
春らしい素敵なカクテルに仕上がる予感がいたしますので、お時間に余裕がございましたらぜひお召し上がりくださいませ。

来年度は荒木田とのカクテルをきっかけに様々なことにも挑戦していく所存でございます。

それでは愉快かつ素敵な使用人たちと共にティーサロンにてお待ちしております。

米澤

やさしさに包まれたなら

いかがお過ごしでございますか。桐島でございます。

春になりました。暖かく優しい気持ちになる季節でございますね。

こちらの日誌をご覧になる頃には桜も綺麗に咲くころでございましょう。

今年のお花見の予定はお決まりでございますか、私は今のところございませんのでお屋敷の窓から一緒に拝見できればと存じます。

窓がない?

んー

それでは次のご帰宅までに掘っておきますね。

もしできなければ大旦那さまに怒られたと思ってくださいませ。

それではまたお屋敷でお会いいたしましょう。

雑を大切に

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

近頃久々にSF作品に手を伸ばしました。
映画も上映中の「プロジェクト・ヘイル・メアリー」という作品でございます。

SFというと長編作品が多く見られる分野で、
この作品も文庫では二分冊。
学生時分であれば、それだけで喜んでいた記憶がありましたが(段組になっている単行本を持って悦に浸っておりました)、
成長と共に後回しにする理由にもなっておりました。

特にSFやファンタジーには「ハードSF」「ハイファンタジー」などという言葉がございまして、
いざ読み進めるとなると腰を据える必要のあるイメージがつきまといます。
「いつかは」という言葉を枕詞に積んでいくのが常。
この度は「たまには」と考え直し、
手に取った次第でございます。

分かりきったことではございますが、
ページを開いてみれば面白いものです。
よく練られた作品にハズレはないとも存じますし、
この小説は堅苦しい科学用語の羅列はもちろんございますが、
登場人物たちのウィットに飛んだ会話や関係性が清涼剤となり、
終始楽しく読むことができました。

さてここからが本題なのですが、
フィクションのストーリーを追いながら
思ったことがございます。
それは私自身が「雑」を許容できるタイプなのだなということです。

具体的に言うと、理解が及ばない時にある程度読み飛ばすことができるということで、
それが本当に良いか悪いかは別として、
深く考えすぎないで先に進めるのは
悪いことばかりではないはず です。
私が本当に真摯に全てを理解しようとすれば、辞書片手になのか端末頼りになるから分かりませんが、
読書に対する集中力を欠くのは確かです。

SFに明るくない私が、
こうした作品を楽しめるのは
ここが一番大事な点なのかもしれない。
そう考えました。

丁寧にすることもよいですが、
時には雑なくらい力を抜いた方が
得られる物もありそうですね。

ティーサロンも20周年も迎え、
本年は特別な一年になるかと存じます。
とはいえ気を張りすぎるのもよくありません。
どうかごゆるりと肩の力を抜いてお過ごしくださいませ。

私自身も誠心誠意務めてまいりますが、
気負いすぎないようにしてまいります。
皆様がハッピーな一年になるとよいですね!
笑顔が溢れる一年になることを祈っております。

才木

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
小早川でございます。

先日、伊織と私でアントワネットのご提供を行わせていただきました。
ご帰宅いただいたお嬢様、お坊ちゃま、ありがとうございました。
ごゆっくりお過ごしいただけておりましたら幸いでございます。

そして、ティーサロンが開館してから20周年を迎えることができました。
迎えることができました、と申しましても私はティーサロンに参ってからまだ日が長くはございませんが…

このティーサロンにはお嬢様、お坊ちゃま、また使用人たちの様々な思い出が詰まっているかと存じます。
大きな節目であるかと存じますが、これからもごゆっくりお過ごしいただける場の一員でありたいと考えております。

季節の変わり目でございますので、お身体にお気をつけてまたご帰宅くださいませ。

小早川

日誌

敬愛せしお嬢様へ

本日、Swallowtailは20周年という大きな節目を迎えることが叶いました。

全てはお嬢様方がこの長き日々、お見守りくださり導いてくださったおかげと
深く感謝申し上げます。

この先も
30年、50年と、お嬢様方のお役に立てる場所で在り続けたく存じます。
どうか引き続きお見守りくださいませ。

また、本日は能見と共に、カクテル「a glass of rose」をご用意させていただきました。
当家の象徴たる薔薇に見立てた品、この日を彩る一つとしてお手元にお届けできたなら幸いでございます。

このような大切な日に、お嬢様に供する一品を務めさせていただくのは、
光栄であると共に、過ぎたる大任にも思えましたが
お受け取りいただいたお嬢様方の笑顔を拝見できたとき、
ああ、どうにかやり遂げれたかなと
こっそり安堵しておりました。

今後もまた、あのような笑顔になっていただけますよう
これまでの20年、数多の使用人たちが紡いできたように
使用人たちそれぞれ、個々に出来うることを尽くしまして
日々、お役に立たせていただきたく存じます。

まずは21年目のSwallowtailも、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

さて

今日は別邸に戻りまして、無塩お出汁を拵えまして
ささやかに猫と祝杯を上げるといたしましょう。

 

 

 

 

あ。ワタクシはビールで。

アニバーサリーに向けて

ご機嫌麗しゅうございますお嬢様。綾瀬にございます。

春の日差しと冬の空気の同居する今日この頃でございます。いかがお過ごしでしょうか。
私共はお屋敷の20周年のお祝いのために忙しい毎日の真っ只中でございます。
この時期は毎年季節の変わり目、年度末、アニバーサリー、花粉襲来とイベントが多くございますから忙しくございますが、今年はひとしおでございますね。

毎日のようにお祝いの品が届き、パーティー会場の調度品整理や飛び込みでご参加いただける事となったゲストの対応など息つく暇もないといった具合でございます。
ただティーサロンのみならず本邸の使用人たちも巻き込んでの作業は不思議な一体感がございまして楽しゅうございます。

定点カメラを早送りするかの如く、徐々に会場が姿を変えていく様はできるならばお嬢様にもご覧いただきたく存じます。
皆の士気も高揚いたしますからぜひいらして下さいませ。

ともあれお嬢様の変わらぬ日常をお支えする事も大切な職務にございます。
お嬢様も何かとお忙しい時期かと存じますから疲れを感じられたらいつでもティーサロンへおいで下さいませ。

ご帰宅をお待ちしております。

季節迷い、ただ春を待つ

ご機嫌麗しゅうございます。お嬢様。

春の光を集めたようなミモザの花が花屋の軒先を彩る今日この頃。
気候といえば温かくなったかと思えば真冬に逆戻りしたかのように身体の芯まで冷やす極寒の日があったりと春、まだ定まらずといった様子。
体調など崩されておりませんか。

葉山でございます。

さて先日春を探しに少しばかりお散歩に出かけたのであります。
その日は朝から雲も少なくお日様がぽかぽかと心地よく暖かい天気のよい日でございました。

ソメイヨシノは先日の雪もあってか蕾はまだ硬く開花まではまだしばらくかかりそうな様子。そんな中濃いピンク色の大きな一重花で長い期間楽しめる「河津桜」や薄紅色でやや下向きに抱えこむように咲く「大寒桜」、花弁が完全には開かず下向きに咲く「寒緋桜」等の早咲きの桜はまさに見頃で今まさにこの時は己が主役であると主張するかのように堂々と美しく咲き誇っておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花の蜜を求めてメジロが寄って来ては枝々を渡り止まるたびにヒラヒラと桜の花びらがゆっくりと時間をかけて舞い降りる様に心からの安らぎを感じるのでした。

 

そしてどうしても見たかった目的の春を告げる花、それはミモザ。

花屋やドライフラワー等ではこの時期よく目にしますが大きな木に咲くミモザを拝見する機会は少なかったので今が見頃だと聞いて居ても立ってもいられなくなったのであります。

ミモザは伸びた枝の先に日の光に照らされシルバーがかった緑色の葉の先にフワフワと優しく柔らかく丸く小さな可愛らしい黄色い花をたくさん咲かせておりました。
その姿はさながら「もうすぐ春だよ。ピヨピヨ」とさえずっているヒヨコの集団のようでございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、ふと、お嬢様にもこの光景をお見せできたならどれほど素敵であろうかと考えておりました。黄金色に輝く花々は、きっとお嬢様のお心にも、やさしい春を届けてくれるに違いございません。

もうすぐ訪れるであろう春を心待ちにし心癒された「ミモザの日」が過ぎたとある1日。
いつも温かくお声をかけてくださるお嬢様に感謝の念を抱き、どんな時も陰ながら応援しております。

さあ御屋敷に戻りアニバーサリーの準備をいたしましょう。