湿った空気と
焼けたアスファルトの匂いが
少しずつ穏やかになり
乾いて澄んだ風に
少し冷たい日差しを肌で感じることが多くなりました
季節の変わり目でございましょうか?
お嬢様もどうかご自愛くださいませ
SWALLOWTAIL
湿った空気と
焼けたアスファルトの匂いが
少しずつ穏やかになり
乾いて澄んだ風に
少し冷たい日差しを肌で感じることが多くなりました
季節の変わり目でございましょうか?
お嬢様もどうかご自愛くださいませ
お嬢様、おぼっちゃま、奥様、旦那様
ご機嫌麗しゅうございます。
山岡でございます。
秋らしく過ごしやすい日和ですがいかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は「夏といえば」というタイトルで
いくつか日誌をお届けさせて頂いたかと存じます。
同じ定義で「秋といえば」を調べまして、
出て参りました単語を並べていきたく存じます。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋
紅葉、金木犀、コスモス、
秋刀魚、栗、さつまいも、
お月見、運動会
だそうでございます。
自身の日誌を見返していると
何やら「夏といえばvs山岡」と書いていますね。
何をそんなに血気盛んになっていたのでしょう。
今の山岡は秋と争う気は毛頭ございませんので、
それぞれの単語に対し少しずつ触れていきたく存じます。
1.食欲の秋
秋は美味しいものが沢山ある。
夏バテで落ちた食欲が戻ってきて対比的に食欲が増す。
この辺りが理由でこの表現は昔から大変ポピュラーなものでございますね。私も好きな響きです。
では自分事に当て込んでみましょう。
秋は美味しいものが沢山ある。
→年中美味しいものがあるので秋に限った話ではない。
夏バテで〜
→夏バテしないので食欲の対比が無い。
つまり秋に限らず年中美味しいものを食べ続けていたいということでございます。
食欲は年間を通してアップダウンは特になくずっと旺盛でございます。
わんぱくなお腹をしている自覚は大いにございます。
2.読書の秋
「灯火親しむべし」と読まれた漢詩が元で伝わったイメージだそうでございます。13世紀も前の話だそうですよ。
ティーサロンは普段読書をなさらない方にとっても凄く集中しやすい場所かと存じますので是非一冊お持ちになってお戻りください。
そんな山岡は、普段全く本を読みません。
読みたいとは思っております、ええ。
3.スポーツの秋
気候的にこう表現されるのは想像に容易いですが、
どうやら1964年の東京オリンピックの開会が秋だった事も大きな理由になっているようです。
お嬢様方は秋にスポーツはしたくなりますでしょうか。
山岡はむしろ真夏が一番スポーツをしたくなります。
(苦手ではありますが)
理由は汗をかきたく無いと思いながら過ごしても
どうせ汗をかいてしまうくらい暑いならば
思いきり運動して沢山汗をかきたい
という思考になるからです。
逆に秋にスポーツは、何故せっかく涼しくなってきて
汗もかかなくなってきたのに
わざわざ自ら運動して汗をかかなくてはならないのか。
という思考になるのでしたくない派でございます。
…普通好きなスポーツなど掘り下げるものでございましょうがこういう掘り下げ方になる辺り山岡らしいなと我ながら思っております。
因みに好きなスポーツは「何も無い」寄りの、
バスケットボールです。
4.芸術の秋
正直私にはあまり馴染みのない表現でございます。
歴史は1918年、雑誌にて「美術の秋」という表現がなされた事が起源だそうです。
秋の過ごしやすい気候は心の余裕が増えるので芸術鑑賞や制作に没頭出来るのだとか。
まぁこう言われてみれば確かにという気持ちでもございますが、実際いかがでしょう。
絵にしろ音楽にしろ年中触れていたいですし時間が許すなら年中制作していたいですね。
秋だから必ずこの芸術に触れ、
秋だから必ずこういう時間の作り方をし、
そこで制作を行う という方がいらっしゃるのでしたら、
そのルーティンについては非常に興味深い気持ちがございますので、是非とも教えて頂きたいものです。
今回は〇〇の秋について触れてみました。
機会がございましたら秋についてお聞かせいただければ幸いです。
ご機嫌麗しゅうございます。
さて、すっかり秋らしい日々が続くようになってまいりました。
使用人たちもそれぞれの秋を感じている今日この頃ですが、お嬢様は今年の秋はどんな【秋】になさいますか?
私はいつの間にやら様々な秋を行っております。
中でも つい先日、ようやく使用人の1人との約束を果たすことが叶いまして、スイーツ作りを行なってまいりました。
初めはホイップクリームを使った苺のショートケーキを作る予定だったのですが、どうしても苺をご用意するのが難しく、
そんな折、目の前にとても立派に実った梨を見つけまして、
急遽 梨のクリームチーズケーキをお作りすることとなりました。
普段は 自身でお料理をする事は多いのですが、、、いやはや、
スイーツ作りはとても奥深く、
中でもケーキの生地をこねる時は童心を思い出すかのように
恥ずかしながらも少しはしゃいでしまいました。
まさか 今年の秋が【スイーツの秋】から始まるなんて思ってもおりませんでした。
幾つになっても新しい事との出会いというものはわくわくいたしますね。
いつかお嬢様にお作りすることをお許しいただいたあかつきには、手製のケーキと紅茶をご用意いたしますので、気長にお待ちくださいませ。
それまでの間に、スイーツのレパートリーをたくさん増やしておきますからね。
では、オーブンを温めてまいります!!
火野
お嬢様ご機嫌麗しゅうございます。綾瀬にございます。
突然ですがお嬢様はお勉強はお好きですか。
恥ずかしながら私はあまり好きではございません。……と最近まで思っておりました。正確に申し上げると学舎の勉強が然程好きではなったようでございます。
何故こんな事を書き連ねているかと申しますと実は最近自分の力試しにと挑戦していることがございまして。
いくつか関門があるのでございますが、無事にひとつクリアする事が叶いました。自信はございましたがやはり嬉しゅうございますね。
久しぶりに机に向かってお勉強という時間を過ごしましたが意外にも充実してございました。確かな目標を掲げて知らないものを知るというのは存外楽しいものでございますね。
次なる関門も迫っており、今はそれに向けてブラッシュアップをしております。また嬉しい報告をできるように見守っていただけると幸いでございます。
さて今回の日誌でございますが、真の目的は別にございます。
それは自らに背水の陣を敷きお勉強から逃げない環境作りでございます。
お嬢様にご報告した手前、当家の名に恥じぬ結果を持ち帰る。精進してまいります。
それでは本日はこの辺りで。
ご帰宅をお待ちしております。
健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?
宗近でございます。
先日個人的に興味深いニュースが報じられておりました。
「NASAが火星で生命の存在を示す強力な証拠を発見」
2030年代には有人火星探査も計画されており、もし私が宇宙飛行士であったら地球外の生命の痕跡を採取する初の人類になったやもしれません。
実は私、数年前に宇宙飛行士の募集に応募したことがございます。
以前は条件として学歴や専攻、決められた分野の実務経験などが決められていたのですが、そのときの募集からそれらが大幅に緩和されました。
健康診断を受けたり、膨大な確認項目を埋めたり苦労して応募したのですが結果は…0次試験で落選でございました。
(ちなみに0次試験を通過したのは4,000人中200人です)
無謀な応募ではありましたが、落選通知が届くまでは「自身の人生に大きな変化が訪れるかもしれない」というワクワク感があったのを憶えております。
人間歳を重ねると変化を恐れるようにもなってまいりますが、あの経験が私に新しいことへ踏み出す楽しさを思い出させてくれたような気がいたします。
お嬢様も何か新しいことへ踏み出されることはございましょう。
そして踏み出した変化に戸惑うこともあるかもしれません。
しかしそんな時にもティーサロンへは安心してお戻りくださいませ。
ティーサロンだけは変わることなくそこあり、私共はいつでもお戻りをお待ち申し上げております。
今年も短い秋となるのでしょうか?
伊織でございます。
秋分を迎えるころになると、そろそろ秋の夜長なんて言葉も使いたくなるものですが、果たして気候は秋という表現を許してくれるでしょうか。
なるべく活字に向き合おうとしておりますが、もともと眠気には勝てない質なものですから、寝っ転がって本を読んでいようものならバサッと本が顔面に落ちてきてハッと目を覚ます次第です。
このところ特に能見や的場が本の話題を投げてまいります。
互いに作品を勧め合ったり感想を言い合ったり、そういえば今まであまりそうした経験はなかったなと過去を振り返っております。
お嬢様は秋の夜長になにをされるでしょうか。
夜が長かろうが短かろうが、睡眠時間はしっかりおとりくださいませ。
お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
小早川でございます。
早いもので今年の4分の3が終わろうとしています。
秋の気配が見え隠れしておりますが、まだまだ暑い日々が続いております。
今は煩わしい暑さでございますが、涼しくなり、そして冬になると、この暑さを懐かしむ時が訪れるかもしれません。
早く終わってほしいと思っていた暑さを懐かしむ。人間の心は不思議なものでございます。
秋や冬の楽しみを考えつつ、思い残すことの無いようにお過ごしくださいませ。
思い残すことの無いよう…。
私はこれからトウモロコシにかぶりついて参ります。トウモロコシで手と口をいっぱいにしてこそ、わたくしの中の夏でございますので。
小早川