一足飛びの寒さ

お嬢様、いかがお過ごしでございましょうか?
時に私、椎名は近頃大変気になっていることがございます。

それは、私とお嬢様のお迎えをする際、とあるフットマン(名前は伏せておきましょう)が聞かせてくれる
「わたくし、セロでごぜえます!」というお嬢様への自己紹介。
「ごぜえます」ではまるで江戸時代の使用人のようです。
本人はいたって大真面目でございますので、いけないとは思いつつも、彼の真剣な間ざしから繰り出される、何とも愛嬌のある挨拶についつい口元がほころんでしまいます。

さて、どうすればこれを克服することが出来るのか?
いやいや・・・これが彼の持ち味ゆえ、あえて克服させるような真似は・・・
しかし、このままでは大江戸使用人だし・・・・

葛藤の日々がつづいてございます。

所で、最近急に気温が下がってしましました。
先日の雨の日などは、それはもう震えてしまう様な寒さでございまして、慌てて上着を出してきたのですが・・・勢いあまって皮手袋とマフラーも一緒に引っ張り出してしまいそうになり・・・こちら間何とか踏みとどまることが出来ました。

お嬢様、こう寒いと頭が痛んではきませんか?
そういった場合は大抵寒さで上半身の筋肉が凝り固まってしまい、血流が悪くなってしまうのが原因のひとつのようです。
そんな時にはお薬には頼らずに、ゆっくりと方を動かしたり
普段シャワーで済ませてしまっている方は、湯船にのんびり浸かって下さいませ。
その後、上半身を冷やさずに睡眠をとって頂きましたら、楽になりますよ。

当家の『ガネーシャ』も体を温めるのに最適でございます。

ともかく猛暑も過ぎ去り、ほっと一息、心身とも油断するこういった季節は注意が必要でございます。
お風邪など召されません様、十分お気を付けくださいませ。

それではまた、お屋敷にてお待ちしております。