復活のBlu-rayレコーダー

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今年も残りわずかとなりましたが、皆様はどのような年を過ごされたことでしょうか。
私はと申しますと、Blu-ray周りに悩まされた年でした。
年明けにはBlu-rayプレイヤーが故障し、修理に出している間の不便さの解消にと新たなプレイヤーを購入いたしました。
それに追い討ちをかけるように、Blu-rayレコーダーが故障してしまったのです。

さて、自分で修理することになったBlu-rayレコーダーの後日談ですが、サポートセンターに電話した際、ヒントを得たことに端を発します。

「『出張修理代も含めて』5万円ほどですね」

なぬ?
出張修理とな?
ほほぅ、つまり、部品さえあれば治せるのだなと、基盤交換などではなくBlu-rayドライブそのものを交換するつもりだなと、そう推測したのです。

パソコン自作派の私からすれば、ドライブ交換作業はお手のもの。
ハードディスクドライブの交換はデータの書き換えが必要なので面倒ですが、Blu-rayドライブはその機種に適合さえしていれば付け替えるだけで済みます。
調べてみると、別売のBlu-rayドライブは約2万円ほど。
パソコン部品として考えると2万円は高いですが、家電であるレコーダーが復旧するのであれば安いものです。
保障が無くなることを覚悟の上で、自分で修理することを決意しました。

まずはデータの保存が第一ですので、新機種を購入して、そちらへのダビング作業を行います。
Blu-rayディスクへの保存が完了したことを確認し、その上で交換用のBlu-rayドライブを購入、旧機種の修理を開始します。
蓋を開け、ケーブル類を新しいドライブに付け替え、元に戻す。
たったこれだけ。
なるほど、これなら出張修理で治せるというのも納得の簡単さです。
動作確認してみると、全く問題なし。
ハードディスク内のデータも消えることなく、無事に修理完了しました。

え?
新機種を買っただけ無駄ではないかと?
最初から修理していれば安く済んだのではと?
いえいえ、一応の保険を掛けてからでないと、自分で修理などというリスクは犯せません。
その結果、Blu-rayレコーダーが二台になろうとも、テレビに繋げているハードディスクを含めると「9番組同時録画」という全番組同時録画に近い状態になろうとも、決して後悔はしておりません。
現在、私の部屋にはBlu-ray再生機器が4台あるということも、後悔しておりません。
動作する限り愛おしむ、物を大事にする心、失いたくはないものです。