トラにまつわる四方山話

司馬でございます。










明けましておめでとうございます。

謹んで、迎春の慶びを申し上げます。










今年は寅年。

トラといえば、強靭で勇猛、かつ、しなやかな体躯が魅力的な動物でございますね。

司馬の好きな映画の世界でも、その印象を生かしたキャラクターが多く登場いたします。

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』では、“リチャード・パーカー”というトラが重要な役どころでございました。










その他、思いつくままに挙げてみますと、『007は二度死ぬ』に登場するスパイ組織のトップは“タイガー田中”。

黒澤明監督作の『用心棒』の敵役の一人は“新田の丑寅”と名づけられております。

往年の冒険映画では、たいてい、ヒーローが猛虎と格闘する場面があったものです。

おや、気がつけば、アクション映画のご紹介コーナーのようになってしまいました。










反面、トラにはネコ科特有の優美さや、愛嬌もございます。

『くまのプーさん』には、“ティガー”という元気なお調子者が登場します。

ぬいぐるみではございますが、おそらく、世界で一番人々に知られている一頭でございましょう。

・・・ちなみに、司馬が一番愛するトラは、『男はつらいよ』シリーズの“フーテンの寅”こと車寅次郎氏でございます。










では、皆様方。

これから寒さもますます厳しくなってまいります。

おめでたい新年ではございますが、お体をご自愛の上、トラブルなき日々をお過ごしくださいませ。

本年も何卒、よろしくお願い致します。
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振り返れば。

司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

早いもので、もう十二月となりました。今年も様々なことがございましたが、私は愉快な仲間と、お嬢様方を始めとするお優しい方々に囲まれて、笑顔の絶えない良い一年でございました。まずは喜ばしいことでございまして、司馬は果報者にございます。

皆様方は、いかがでございましたか?良い一年だった、とお思いでしたら、それは私にとりましても、とてもうれしいことでございます。
もしも、いま一つ、と感じられたのでございましたら、お仕えする身として、力不足を嘆くばかり。
少しでも気晴らしになればよろしゅうございますが、ここは、“年忘れ”という便利な言葉を改めてお送りしたいと存じます。過ぎ去ったことなどきれいさっぱりとお忘れになりまして、希望に満ちた新たな一年に想いを馳せてくださいませ。
残り少ない日々でございますが、この先にも、クリスマスや、カウントダウンなど、賑やかなイベントも控えております。振り返れば、良い一年であったとお思いいただけますよう、使用人たちも尽力いたします。
今年最後の一カ月、まだまだ、どうかよろしくお願いいたします。
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日常を楽しく

司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

秋風を楽しむ暇もなく、すでに冬を思わせる気配が忍び寄ってまいりました。そろそろ自室に炬燵でも出そうかと考えております。お嬢様方の冬のお召し物も、ご用意をしなければなりませんね。

ようやくお酒も提供再開の運びとなり、ディナーなどもお楽しみいただけるようになりました。作り手が腕によりをかけたカクテルや厳選されたワインなど、満足げな笑顔で酒杯を手にするお嬢様方の姿を久々に拝見して、司馬も涙が出るほどうれしい気持ちでございます。アルコール解禁のお祝いの場として、スワロウテイルをお選びいただけたことを、本当に感謝いたします。

油断は禁物とは痛いほど存じておりますが、やはり耐え忍び続けるだけでは、心も疲れてしまいます。このまま、以前のような日常が戻ってくればいいと、心から願わずにはいられません。

一点の曇りのなき笑顔で、お食事を楽しまれる場所であり続けること。あらためて、口に出すのも気恥ずかしく、あまりに当然すぎることでございますが、それも使用人の理想の一つでございます。そのためにはお仕えする私達も笑顔を絶やしてはいけません。マスクの下の笑顔が伝わるよう、司馬も前向きで明るい気持ちを忘れずにいたいと考えております。



まだまだご辛抱いただくことも多いかとは存じますが、お嬢様方、どうぞ笑顔で楽しい日常をお過ごしくださいませ。スワロウテイルでの御滞在がその一助となれば、これほど光栄なことはございません。
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黄昏の国

司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?


十月となりました。夕闇が訪れる時刻も早まり、秋も深まっていくばかりでございますね。日暮れの影が伸びていく時、どこか哀愁じみた趣を感じるようになってまいりました。朝夕、肌寒さを感じる日々でございますが、どうぞお風邪をお召しになりませぬよう、ご自愛くださいませ。


―「10月は黄昏の国」。

どこかでそんな言葉を聞いたことがございまして、脳裏に鮮烈に焼きついておりました。なんとも詩情に溢れ、秋の空気感を端的に表現した言葉に感じられます。

あらためて調べてみると、アメリカの作家、レイ・ブラッドベリの短編集の題名でございました。原題は「The October Country」というものですので、それを“黄昏の国”としたのは、実に名訳ではございませんか。

作品で取り上げられるテーマから、SF小説家として紹介されることの多いブラッドベリでございます。どちらかというとハードで最先端のトピックをあつかったSFというより、幻想小説に近い作風に思われ、高名といえども食わず嫌いの小説家でございましたが、俄然、興味がわいてまいりました。

申し上げるまでもなく、秋は読書の季節。丹念に編まれた短編集は、もとより大好物でございますので、早速、一冊を取り寄せて秋の夜長の楽しみにしたいと存じます。

どうぞ、お嬢様方も、静謐で知的な興奮に満ちた読書の時間をお楽しみくださいませ。


この季節にふさわしく、パンプキンパイとアップルタイザーを読書机にそっと置いておきます。文字を追うのにお疲れになったら、軽くおつまみになるのもよろしゅうございましょう。


・・・もちろん、食欲の秋でもございますので。
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秋の気配

司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

いまだ汗ばむ陽気も続いておりますが、庭園から聞こえる蝉の声に、ツクツクボウシの鳴き声が交じるようになりました。この声が聞こえますと、秋本番が迫っていることをしみじみと感じさせられます。

心なしか、朝夕の風も涼しげに思えて参りましたが、そろそろ夏の疲れが出てくる頃でございます。季節の変わり目は、特にご油断なさらずに、体調を崩さぬよう、ご自愛くださいませ。


さて、延期となっておりましたハリウッド映画の大作が、このところ、ようやく続々公開の運びとなっております。娯楽映画好きの司馬といたしましては、うれしい限りでございます。公開が伸びたため、ゆとりをもって編集の手直しができたのか、なかなか良作に恵まれているような気がいたします。

首を長くして上映を待っておりました、「フリー・ガイ」というコメディを先日鑑賞いたしましたが、これは非常に傑作でございました。今年拝見した映画の中では、ベスト1でございます。機会がございましたら、お嬢様方もぜひご覧くださいませ。

また、ほぼ2年近く公開延期となっておりました007の最新作・「ノー・タイム・トゥ・ダイ」も来月に公開となります。映画館に足を運ぶのが、ますます楽しみとなってまいりました。


これから、夜はますます深くなってまいりますが、当家のホームシアターにも夜長の退屈をお慰めする傑作が勢ぞろいしております。どうぞ、ご安心なさって、実り多き芸術の季節をお迎えくださいませ。
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猛暑ですね

司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

庭園に蝉の声が激しく飛び交い、強烈な日差しも降り注いでおります。暦の上で8月はもう秋に入りますが、例年のことを考えますと、まだまだ暑さは続いていくことでしょう。

賢明なるお嬢様方におかれましては、暑さ対策も万全にお過ごしのことと存じます。ですが、まだまだご用心を怠りなく、また、冷たいものをお望みでございましたら、すぐに御持ちいたしますので、ご遠慮なくお申しつけ下さいませ。


司馬は暑さに強い方でありますが、ここ数年、夏の盛りには飲み物に手を伸ばしてばかり。おかげで、食欲が落ちることもございます。ついつい、そうめんや冷や奴などの淡白な和食に魅力を感じてしまいがちですが、それでは夏バテをしてしまいますね。

そうめんの薬味には、ひき肉を炒めたものを用いたり、豆腐に肉味噌を添えたりして、エネルギーを取ることに致しましょう。なにか、お勧めのおかずでもございましたら、お教え頂ければ幸いです。


どうしても食欲の落ちる季節でございます。厨房のシェフも工夫を重ねておりますので、お嬢様方、毎日の食事を大切になさってくださいませ。


では、いましばらくの猛暑を、どうかご無事に乗り切ってくださいませ。
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そろそろ冷たいものでも。

司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

汗のにじむムシムシとした陽気が、たびたびやってくるようになってきました。夏本番も間近でございますね。

暑い日には、熱い飲み物をお口になされれば、発汗を促して体温が下がり、結果、涼しくなってまいります。体調維持の観点からも、ぜひとも、熱々のホットティーを・・・。

などと申しあげたいところでございますが、ここ数年ほどの暑さはとても耐えきれるものではございません。また、あまりにも暑すぎるときには、逆効果になることもあります。やせ我慢は禁物ですね。涼しく整えたお部屋で、冷たいデザートなどお召し上がりになるのが、やはり一番でございます。

ちなみに、司馬は小さい頃より、アイスが大好きでございました。

砂糖水を凍らせた駄菓子のようなものから、牛乳をたっぷりと使い、フレーバーや果実もふんだんに合わせた上質なものまで、どれも目がございません。

濃厚なチョコレートアイスにチョコチップを加えたものを以前は偏愛しておりましたが、ここのところ、シンプルなバニラアイスの魅力を再発見しております。暑さはなかなかに辛いものがございますが、今年もアイス三昧を楽しめると思いますと、また夏本番の到来も待ち遠しいものでございます。

お嬢様方は、冷たいスイーツといえば、なにを思い浮かべられますか?やはり、アイスクリームやシャーベット?それとも、昨今主流となっております、ふわふわのかき氷。趣向を変えて、和スイーツの水まんじゅうなども粋でございますね。

では、お望みの冷たいものをご用意しておきましょう。日差しを避けつつ、お早くご帰宅くださいませ。
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梅雨には、この一本を。

司馬でございます。皆様、お健やかでいらっしゃいますか?


六月に入り、季節は梅雨を迎えております。うんざりするような曇り空と、長雨が続いております。お気持ちは沈んでいらっしゃいませんか。


ほんの気晴らしにでもなれればよろしいのですが、この時節におすすめの映画のお話でも致しましょう。

「雨に唄えば」
1952年制作のミュージカル映画でございます。おそらく、ミュージカル映画の中でも10本の指に入る作品でございますね。

主演のジーン・ケリー、わきを固めるドナルド・オコナーの超人的なダンスも見どころの一つです。アスリートのような体格を、縦横無尽に駆使し、その躍動ぶりは、観客の心を極限まで高揚させます。お話は古典的(ありふれた)なラブロマンスかもしれませんが、王道的な良さに満ちております。往年のハリウッド風俗を知るにも、うってつけでございますよ。

そして、“You Were Meant to Me”や“Make'Em Laugh”、“Good Morning”など、絢爛豪華なナンバーに目が釘づけになったところで、満を持して登場するのは名曲、“Singing In The Rain”。土砂降りの中で歌い踊る、ジーン・ケリーの笑顔は、ほとばしるような生の喜びをいっぱいに表現しています。

現代の目で見ますと、古めかしく感じられるかもしれませんが、ハリウッドの豊かな時代を象徴する映画として、後世に残し続けるべき傑作でございましょう。


I'm singing in the rain.Just singing in the rain.What a glorious feelin'I'm happy again.


憂鬱な雨が続きますが、傘の中、お嬢様方が笑顔でこの一節を口ずさんでいることを、司馬は心より願っております。
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若葉の季節

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?


五月となりましたね。
まだまだ、朝晩の肌寒さも残りますが、汗ばむような初夏の日差しも感じられます。
爽やかで、過ごしやすい季節となりました。


遠出などなさるのには、絶好のシーズン到来でございますね。
司馬も喜んでお供したいところでございますが、時節柄、お出かけもままならず、お嬢様方におかれましても、さぞやご無念のことと、心中、お察し申し上げます。


しかしながら、庭園の木々は新緑を盛んに芽吹き、その鮮烈な色彩は、誠に目に染み入るようでございます。
遠出はできませんが、一人掛けの小さなテーブルを持ち出して、ささやかながらも心を込めた野外のお茶会などはいかがでしょう。


もちろん、ご用の際にはすぐにおうかがいできるよう、使用人はいつでもお近くに控えております。
新緑を吹き抜けるそよ風を感じつつ、やわらかな木漏れ日を感じるのも、また一興ではございませんか。


・・・そろそろ、ミントの香りを効かせたアイスティーが恋しくございませんか?


それでは、早速ご用意いたしましょう。

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シバのババロア

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?


・・・フルーツ。

突然ですが、なんとも魅惑的な響きを持った言葉ではございませんか。
その爽やかな甘みは、かつて水菓子と称されたこともあります。
刺激的な酸味。
紅や黄の彩りの美しさ。
フルーツがあるとないのでは、食卓の雰囲気そのものすら、大きく変わってしまうことでしょう。


さて、司馬が最も愛するフルーツは“苺”でございます。
ほどよい甘さと酸味。
優しい食感。
愛らしい赤にちりばめられた、つぶつぶのアクセント。
手でつまんで、そのまま口に運ぶのも良し。
ミルクやお酒との相性も抜群。
スイーツの食材に使えば、その魅力はますます輝く、まさにフルーツの女王でございます。


というわけで。

司馬がこよなく愛する苺を用いたババロアを、4月後半のスイーツとしてご提案させていただきました。
ババロア本体にはもちろんのこと、苺の果肉も忍ばせ、底に敷いたスポンジにも苺の果汁を含ませた、ぜいたくに苺を味わえる一品でございます。


自信を持ってお勧めいたします。
よろしければ、お試しくださいませ。



あ、その時は、お気軽に“シバのババロア”とお申しつけください。

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