Chalk

アイスかホットか、朝のコーヒーブレイクで悩む季節になりました。
涼しくても暑くても、年がら年中安眠を成し遂げる能見でございます。
お嬢様、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

朝晩の過ごしやすさに、季節の移ろいを感じられる瞬間が増えました。
夏季に暫くお休みしていたランニングを再開する目途が立ちそうです。
お散歩中のわんちゃんに出会えることが楽しみになってまいりました。
お嬢様もスポーツの秋をどうぞご満喫いただけますと幸いでございます。

最近はわんちゃんだけではなくハーネスを付けた散歩好きの猫がいたり、
海外では子豚を散歩に連れていく方もいらっしゃるようでございます。
散歩中のティラノサウルスを見かける日もそう遠くないかもしれません。
いや、空を飛べるプテラノドンの方が、より間近で見てみたいですね。

例に漏れず恐竜の描かれた筆箱を所持していた小学生の頃の私ですが、
当時一番好きだったのは「デイノニクス」と申します恐竜でございます。
お嬢様はこちらの恐竜、ご存じでいらっしゃいますか。

デイノニクスは少々小柄な、かぎ爪のある肉食の恐竜でございます。
シュッとしたスマートな外観と、集団行動ができる知性が好きでした。
久し振りにその姿が見たくてインターネットで検索をしてみたのですが。

幼少の頃に図鑑で見たビジュアルと、全然違う。
なにか、手に羽みたいなパーツが生えている。

 

研究が進むにつれて、この恐竜には羽毛が生えていたんじゃないかとか、
実は四足歩行だったんじゃないかとか、生態の解釈が大きく変わります。

デイノニクスも、きっとより深く深く調べてもらったのでしょう。

今の生態解釈のデイノニクスは、
ちょっとあまり好きではないかもしれません。

能見

日誌

ご機嫌麗しゅうございます、荒木田でございます。

いまさらの紹介ですが、私荒木田、旅好きを自称することが多くございます。日本国内に限りですが、47都道府県、全政令指定都市は当然のこと、本土全ての東西南北、全国一宮、人の寄り付かぬ秘境駅などなど。
まあここまでいろんなところに足を運べば、流石に旅が好きだと自負してもばちは当たらないでしょう。

さて。
そんな旅好きには、絶対に付き纏う問題がございます。
それは、旅と旅行の違いでございます。

そう、私は旅好きであって、旅行好きではないのです。
これは別に、旅と言った方が旅行と言うよりもカッコいいから、というわけではございません。あ、いや、ほんのちょっぴりくらいはありますが。
旅と旅行は似て非なるものなのです。
とは言っても、正しい言葉の定義があるわけではないのですが。調べても、それぞれいろんな方の主張があるだけですし。

ですので恐らく、自分なりの定義を定めても許されるのではないのかと。
荒木田なりのその二つの違いを述べてみます。

旅行も旅も、実際に行われることは似通っていますね。
普段とは異なる土地に行って、何かを経験すること。それは旅行にも旅にも当てはまります。
旅行とは、観光であったりを楽しむために普段とは異なる土地に行くこと。すなわち、移動は手段であると言えます。
対して、旅は、どこかへ行くことそのものが目的であり、そこで得られた経験は副次的なものに過ぎないのです。極論、移動さえすれば、旅の目的は果たされます。

だからこそ私は、旅好きを自称するのです。
別にその先に、素敵な景色や愉快な施設、美味しい食べ物がある必要はございません。
ありふれた街並みでも、殺風景な景色でも。ただそれがそこにあるという事実を目の当たりにするのが個人的な旅の醍醐味なのです。

意外とよろしいものでございますよ。 日本地図を見下ろして、ありふれた日常を想起する、というのも。

……とは言いつつも、お写真をお見せするのであれば、素敵な景色を披露したいものでございますね。
場所は……秘密でございます。

運動

スポーツの秋。

数年ぶりに、

テニスをしました。

野崎でございます。

ラケットの握り方、ボールとの距離感、フォーム……

懐かしさを感じつつもカラダと目が追いつけませんでした。こういうときのイメージトレーニングは役に立ちませんね。

しかし、運動したあとの清々しさというのは

他では得難い爽快感だなとしみじみ感じました。

涼しい夜も垣間見えてきましたので、

筋肉痛なお給仕をお見せしないよう、

少しの運動、15分のお散歩から習慣にしていこう、

ここに書き留めておきましょう。

日誌

お嬢様、お坊ちゃまご機嫌麗しゅうございます。久保でございます。

夏も終わり、随分涼しくなってきました。
体調はいかがでございますか?
季節の変わり目、1番体調が崩しやすい時期です。くれぐれもご自愛下さいませ。

さて、9月は沢山の「ぷぢんケーキ」のご用命をいただき誠にありがとうございます。

パティシエの方々も私のこだわりポイントを実現して下さって感謝でございます。

ブラジル式のプリンはいかがでございましたか?少しでも癒しになれたら幸いでございます。

次の「癒し」に向けて、精進いたします。
ご帰宅を心よりお待ちしております。

 

新撰組

影山でございます。
2024年の10月に新撰組がティーサロンに現れるという噂を聞きました。

実はわたくし新撰組が好きでして、

きっかけは
司馬遼太郎の作品

『燃えよ剣』でした。

土方歳三の信念がカッコ良く描かれておりました。

他にも新撰組メインの話ではございませんが、

『竜馬がゆく』
『世に棲む日日』

等は読んでいて胸が熱くなりました。

執事歌劇団の第15回公演が侍に憧れる役柄であった為、
この辺りを改めて読み返したりもいたしました。

 

新撰組に刻まれる

『誠』

の文字。

忠誠を誓い、
主の為に刀をふるうその姿・・・、

お嬢様に忠誠を誓い、
お側でお給仕しながら笑顔を守り抜く使用人が

もしかしたら新撰組の姿に見えるのではないのだろうか。

そんな事を妄想したりいたしました。

 

もしわたくしがその姿になっていたら、

その時はお傍で

お嬢様を護る刀となりましょう。

ホラーとお酒を

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

 

秋の風がようやく心地よく感じられるようになって参りました。
十月、といえば皆様も大好きなハロウィンシーズンの到来でございますね。

海外では、闇の力が増大するハロウィンの夜にちなみ、多くのホラー映画が上映されます。

 

では、このシーズンにぴったりな、司馬お勧めの怖い映画をご紹介いたしましょう。
断然、スタンリー・キューブリック監督の傑作「シャイニング」でございます。

 

人里離れた巨大なホテルの施設管理を任された父、そして、その父に連れられて、一緒に冬を過ごすことになった妻と息子三人の物語でございます。
売れない小説家の父は、人生逆転の傑作を書こうと、このような孤絶された環境に身を置くのですが、そこは、かつて忌まわしい事件のあった曰くのあるホテルでございました。
そして、小説執筆に行き詰ってしまった父は、やがて狂気に憑かれ、過去の事件をなぞるように妻と息子を・・・。
といったあらすじでございます。

 

スティーブン・キングの原作は、どちらかといえば正統的な幽霊屋敷譚の趣がございますが、映画で暗躍する死霊たちは父の狂気が見せた幻覚のような描写で、そこがさらなる恐怖を感じさせます。
特殊な能力を持つ息子が、その力を発揮するシーンでは、未来に起きる惨劇を幻視します。
その時に、彼の口から繰り返し呟かれるのは「レッドラム」という不吉な響きのある言葉。

 

そうです。
この言葉と同じ名前が、お屋敷でご用意しております食後酒でございますね。
果たして、この「レッドラム」という言葉に秘められた意味とは・・・。

 

というわけで、マンゴー、パイナップル、ココナッツ、チェリーなど、ホラーとは対照的に甘美なテイストの「レッドラム」を満たした杯を手にし、ホラーな夜を体験してみるのも、ハロウィンらしい座興ではございませんか?
映画が恐ろしすぎて、ついつい酒量が増えすぎないよう、どうかご注意くださいませ。

 

「レ・・ド・・ラ・・ム・・。レッド・・・ラ・・ム」
「レッド・・ラム。 レッド・・ラム! レッドラム!! レッドラム!!!」

 

新選組

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

いよいよハロウィンも近づいてまいりまして、
今年のギフトショップのフェアも始まりました。

「新選組 」という変わり種に、
驚かれた方も多いと存じます。
昔から様々な方に愛されてきてはおりますが、
日々燕尾服をまとって給仕をする我々と
イメージが異なるものではございますね。

歴史、特に時代の大きな変わり目には
さまざまな人間の思いがあり、ドラマがあります。
新選組はそんな中でも、何かに囚われることなく自らの信念を貫いた孤高の集団というイメージがございます。

彼らの信念の根幹にあったのは、
ざっくり申しますと「武士であること」。
武士というのは勤め人です。
ただ名乗り、強いだけではいけません。
仕えるべき主があってこそ、武士なのです。

そう考えると我々使用人と被る部分もございます。
忠義に厚い彼らの背中から
見習えることが沢山ある気がいたしますね!

使用人たちの姿も
皆様に楽しんでいただけるように仕上げさせていただきました。
是非お楽しみくださいませ!

才木