May the 4th

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

 

初夏の日差しも心地よく、新緑が目に優しい5月となりました。
そんな5月の4日にはある記念日が定められております。
皆様はご存じでしょうか?

この日は、司馬の愛してやまない映画である、「スターウォーズの日」でございます。
劇中の名台詞 “May the Force be with you.”( フォースと共にあらんことを。) のMay the Force とMay the 4th (5月4日)をかけた語呂合わせが、その由来でございます。

「スターウォーズ」という娯楽大作について、その内容や歴史的な意義について語ろうとすれば、もはやお屋敷の日誌の範疇を超えた長文となってしまいますので、まことに遺憾ながら、詳細は控えさせていただきたいと存じます。
ただ、50年近くもシリーズが続いているという事実が、その作品の偉大さを物語っているとだけ申し上げておきましょう。

 

ここでは、個人的な思い出だけを述べさせていただきましょう。
「スターウォーズ」は幼少期の司馬にとりまして、映画、特に娯楽大作というものに初めて触れた作品でございました。
その頃は現在のように、様々なメディアで映像作品が展開される状況ではございません。
当然、海外作品の吹き替え版上映などもございませんでした。
まだ年端もいかぬ子供にとりまして、字幕を理解するのも一苦労でございましたが、この作品は、字幕を読む苦労などはまるで感じず、その圧倒的な映像と、主人公たちが繰り広げられる冒険に、ただただ夢中になりました。
ちなみに、数年後に公開された続編の「帝国の逆襲」でさらなる衝撃を受けるのでございますが、このお話は来年にとっておくことに致しましょう。

 

ともかく、「スターウォーズ」をきっかけにして、司馬は映画の面白さを知ったのでございます。
人生を変えた作品であることは、間違いございません。
現在の目で見直しますと、この作品には欠点が皆無というわけでもなく、未熟で幼稚な印象を持たれる方もいらっしゃるかとは重々承知しております。
しかし、映画という広大で肥沃な世界の入り口となってくれた「スターウォーズ」は、司馬にとって生きる土台の一つであり、いくら感謝しても足りないほど聖なる作品なのでございます。

 

あれから、時代はだいぶ変わりまして、いまや人々の心をつかむ娯楽は世に溢れております。
映画に限らず、音楽、ダンス、お笑いなど。
そして、それらをすべて含むような動画配信も星の数ほどございます。
当家のお嬢様方が、それらの中から素敵な出会いがありますよう、司馬は心から願っております。
娯楽と芸術は、人生を豊かにし、生きる勇気や喜びを必ず与えてくれるものと信じております故。

 

 

“May the Force be with you.”