なじみの場所

健やかにお過ごしでいらっしゃいますか?
宗近でございます。

私はここ10年以上同じ店で調髪をお願いしております。
毎回予約をして伺うのですが、切っていただく席の前には数冊の雑誌を用意してくださいます。
先日の調髪の際に置かれていた雑誌の特集は
「50歳からのラーメン」
「カラダのゆがみ解消!」
「ひとりで生きる老後戦略」
などでございました。

もちろん私の興味を押さえた選択で嬉しいのですが、ふと「10年前にはファッション誌も一冊くらいあったような…」とそんな所で時の流れを感じてしまいました。

しかしそんな行き慣れた店の閉店が数カ月後に決まってしまったのです。
非常に残念ですが新しい店を探すこととなりました。
ところが私、この10年髪を切る時には、「伸びた分だけ」とか「いつも通りで」としかオーダーしたことがございません。

新しい店で調髪をお願いする際、うまく伝える方法をご存知のお嬢様がいらしたら是非教えてくださいませ。

グラデーション

寒さも緩み、よりアクティブになってくる頃合いでございましょうか。

今回は知識の獲得にスポットをあてて、カップについてのご紹介を致しましょう。

当家にございます、ロイヤルアルバートのオールド・カントリー・ローズおよびムーン・ライト・ローズには、他のカップとは変わった点がございます。

それは縁取り金彩。

金彩の多くは筆の一本線できっちりと引かれたものが多いのですが、

この2客は「金彩をスポンジで叩いて乗せた」風合いになっております。

このスティップル点描と呼ばれる技法により、ふんわりとした温かさとアンティーク感が味わえますね。

ティーサロンにてお手に取られた際にはぜひお確かめくださいませ。

さて、次回はどのカップをご紹介いたしましょう?

野崎

つくしんぼ 私はあなたの 尽くしん坊

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様、お坊ちゃま。
藤波でございます。
ようやく暖かくなり始め、沢山の花々が花開く時期がやってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか?

さて、今月開催させていただきましたカクテルデー「グラスで浮かぶ童話」はお楽しみいただけましたでしょうか。
今回は「人魚姫」と「美女と野獣」をイメージしたカクテルをご用意させていただきましたが、後日能見と色々なプリンセスの童話モチーフのカクテル案が浮かんでまいりましたので、また機会を頂戴した際はぜひご賞味いただければ幸いでございます。

また、2月に能見とお作りしたカヌレでございますが、レシピを記載させていただきます。

材料 (カヌレ型約10〜12個分)

・使う器具
計量器

へら(鍋用、木でもゴムでもOK)
ボウル
泡立て器
漉し器
カヌレ型
オーブン

・カヌレ本体
牛乳500g
コアントロー20ml
(水30ml
(アルジャーノン茶葉20g
無塩バター40g
きび糖160g
卵2個
米粉 120g

型用
バター 適量
はちみつ 適量

・鍋に牛乳、水、アルジャーノン茶葉を入れ、温かくなってきたら無塩バターを入れる。
沸騰して泡がせり上がって来たら火を止め、コアントローを入れ、15分ほどおいて粗熱を取る(60度以下になるまで冷ます、冷ましすぎない程度に)

・ボウルに米粉、きび糖を入れしっかり混ぜ、卵2個を入れ混ぜる。

・鍋のものを漉し器で漉しながら合わせ、更に混ぜる。生地が熱すぎると卵が固まるので注意(ザラザラ感が気になったらボウルをもう一つ使って更に漉してもOK)

・オーブンを250度に予熱しておく。

・型全体にバター、型の縁にはちみつを塗る。

・生地を流し入れ、オーブンに入れて、240度20分、200度30分〜で様子を見つつ焼く。上側が焦げそうなときはアルミホイルをかぶせると良い

・よく焼けたらオーブンから出して完成!

少々長くなってしまいましたが、ぜひお試し下さいませ。

IROHA

ご機嫌麗しゅうございます。
米澤でございます。

少々肌寒い日が続いておりますが、
いかがお過ごしでございましょうか。

私は少々年末から食べすぎている節がございましたので、この1ヶ月弱でほぼ毎日筋力トレーニングを行い、お散歩と称して1時間以上毎日のように歩いております。
また食生活などもタンパク質やビタミンなどのことも考えて改善しております。

元々幼少期の頃から運動をずっとしていたこともあって、筋力トレーニングが習慣付いてからは心無しか体調も安定しているように感じます。

新年度に向けて改めて気を引き締めて、常に万全の状態でお嬢様、お坊ちゃまにお仕えさせていただければと存じます。

話は少々変わりますが、来月は先輩である荒木田と共にカクテル「IROHA」をご用意いたします。
春をイメージした淡い桜色のカクテルに、晴れた青空をイメージしたカクテルの2種類でございます。
春らしい素敵なカクテルに仕上がる予感がいたしますので、お時間に余裕がございましたらぜひお召し上がりくださいませ。

来年度は荒木田とのカクテルをきっかけに様々なことにも挑戦していく所存でございます。

それでは愉快かつ素敵な使用人たちと共にティーサロンにてお待ちしております。

米澤

やさしさに包まれたなら

いかがお過ごしでございますか。桐島でございます。

春になりました。暖かく優しい気持ちになる季節でございますね。

こちらの日誌をご覧になる頃には桜も綺麗に咲くころでございましょう。

今年のお花見の予定はお決まりでございますか、私は今のところございませんのでお屋敷の窓から一緒に拝見できればと存じます。

窓がない?

んー

それでは次のご帰宅までに掘っておきますね。

もしできなければ大旦那さまに怒られたと思ってくださいませ。

それではまたお屋敷でお会いいたしましょう。

雑を大切に

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

近頃久々にSF作品に手を伸ばしました。
映画も上映中の「プロジェクト・ヘイル・メアリー」という作品でございます。

SFというと長編作品が多く見られる分野で、
この作品も文庫では二分冊。
学生時分であれば、それだけで喜んでいた記憶がありましたが(段組になっている単行本を持って悦に浸っておりました)、
成長と共に後回しにする理由にもなっておりました。

特にSFやファンタジーには「ハードSF」「ハイファンタジー」などという言葉がございまして、
いざ読み進めるとなると腰を据える必要のあるイメージがつきまといます。
「いつかは」という言葉を枕詞に積んでいくのが常。
この度は「たまには」と考え直し、
手に取った次第でございます。

分かりきったことではございますが、
ページを開いてみれば面白いものです。
よく練られた作品にハズレはないとも存じますし、
この小説は堅苦しい科学用語の羅列はもちろんございますが、
登場人物たちのウィットに飛んだ会話や関係性が清涼剤となり、
終始楽しく読むことができました。

さてここからが本題なのですが、
フィクションのストーリーを追いながら
思ったことがございます。
それは私自身が「雑」を許容できるタイプなのだなということです。

具体的に言うと、理解が及ばない時にある程度読み飛ばすことができるということで、
それが本当に良いか悪いかは別として、
深く考えすぎないで先に進めるのは
悪いことばかりではないはず です。
私が本当に真摯に全てを理解しようとすれば、辞書片手になのか端末頼りになるから分かりませんが、
読書に対する集中力を欠くのは確かです。

SFに明るくない私が、
こうした作品を楽しめるのは
ここが一番大事な点なのかもしれない。
そう考えました。

丁寧にすることもよいですが、
時には雑なくらい力を抜いた方が
得られる物もありそうですね。

ティーサロンも20周年も迎え、
本年は特別な一年になるかと存じます。
とはいえ気を張りすぎるのもよくありません。
どうかごゆるりと肩の力を抜いてお過ごしくださいませ。

私自身も誠心誠意務めてまいりますが、
気負いすぎないようにしてまいります。
皆様がハッピーな一年になるとよいですね!
笑顔が溢れる一年になることを祈っております。

才木

日誌

ご機嫌麗しゅうございます。
小早川でございます。

先日、伊織と私でアントワネットのご提供を行わせていただきました。
ご帰宅いただいたお嬢様、お坊ちゃま、ありがとうございました。
ごゆっくりお過ごしいただけておりましたら幸いでございます。

そして、ティーサロンが開館してから20周年を迎えることができました。
迎えることができました、と申しましても私はティーサロンに参ってからまだ日が長くはございませんが…

このティーサロンにはお嬢様、お坊ちゃま、また使用人たちの様々な思い出が詰まっているかと存じます。
大きな節目であるかと存じますが、これからもごゆっくりお過ごしいただける場の一員でありたいと考えております。

季節の変わり目でございますので、お身体にお気をつけてまたご帰宅くださいませ。

小早川