日誌

お嬢様、お坊ちゃま、奥様、旦那様、ご機嫌麗しゅうございます。
久保でございます。

私が考案いたしました「しろみるくまん」が、このたびギフトショップの棚に並べていただけることとなりました。
自分の考えたものが誰かの手に取られる形で並んでいるのを見るのは、特別な気持ちになりますね。

「しろみるくまん」は、白を基調とした、やさしく可愛らしい印象のお菓子でございます。
練乳の甘みと香りをしっかりと感じていただきつつ、バターとバニラはほんのりと添え、白餡の持ち味を生かした饅頭です。
そのままでもお召し上がりいただけますが、少し温めていただくことで、練乳の風味がより引き立ち、全体のまとまりが一層感じられますため、ぜひ温めてお召し上がりいただくことをおすすめいたします。

贈り物として選ばれた際に、気負わず楽しんでいただけることを意識して考案いたしました。
かしこまらず、けれど軽すぎない。
手渡す側も受け取る側も、自然と表情がやわらぐような存在であることを目指しております。

こうして棚に並ぶところまで形にしていただきましたことは、大変ありがたく、励みとなっております。
私自身はお菓子を作る立場ではございませんが、ティーサロンにてお召し上がりになった際には、温めた場合とそのままの場合、それぞれのご感想をお聞かせいただけましたら幸いです。

派手さを競うものではございませんが、
皆様の時間にそっと寄り添える一品として、役目を果たせておりましたらうれしく存じます。

若水

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

先日椎名と共に、
エクストラティー「若水」をご用意いたしました。
お召し上りいただきありがとうございました。
近頃では珍しい形でございます、
ガラスポットに入れてでお茶をお届けいたしまして、
茶葉の見た目も楽しんでいただけるように仕上げました。

私としてはこのガラスポットでのご用意は
初めての挑戦でもありまして、
その中でさまざまなことを考えました。
そんなブレンドを試作している中で、ふと気付いたことがございます。

自分が良いと思うものには理由がございます。
それは単純に好きだからということに帰結するのですが、
好みというのは結局、今までの経験や過去が反映されるものです。
昔に美味しいと思ったものを自ら作る際にも追ってしまう。
今回もそのようなことが実際ございまして、
非常によくできた味でしたのと、
今のティーサロンではないタイプのものでしたので、
そのまま皆様にもお仕上がりいただくくことにいたしました。

模倣というとそれまでなのですが、
どちらかというと私自身がそのような「パターン」を多く知るようになった、
気づかぬ内に私の中に積み重なったものがある。
ということに何だかしみじみとしてしまいました。

使用人として、頑なにならない。
これは近頃大切にしなければならないなと、重きを置いていることです。

ただ自分自身の中に形作られた何かを大切にしたり、
長く続くティーサロンという場所に続くものを、
少しだけでも顧みることも必要だと感じております。
新鮮な感覚というものも忘れずにいたいですが、
培ってきたものもしっかりと抱えていきたいところです。

またこうした特別な紅茶をご用意することもあるでしょうし、
ティーサロンにて紅茶係を務めることもあるでしょうから、
より研鑽を積み、より良いものご用意できるよう努めてまいります。

ティーサロンにて、お戻りを心よりお待ちしております。
本年もよろしくお願いいたします。

才木

寄り道

寒さの一層厳しくなる季節、お嬢様はいかがお過ごしでしょうか。

伊織でございます。

 

 

調べ物をしておりますと、使っている媒体が本であってもコンピュータであっても、ついつい主題から外れて今必要のない関連項目に目が移ろってしまいます。

そうして脱線し、寄り道に精を出すうちに時間ばかりが経っていることに気づく————わたくしだけではない、世の常だと信じたいものです。

 

 

しかし寄り道で時間を失った気になってはおりますものの、そうした一見ムダな時間でしか得られなかっただろう(と信じている)知識もあるわけです。

おおよそこの寄り道で得たムダ(ではないと信じている)知識は、隈川に話すと喜ばれたりいたします。

 

 

いわゆる雑学というやつで、例えばトウモロコシの名前の由来が、

 

トウ=唐(とう)=中国

モロコシ=唐土(もろこし)=中国

 

で、意味だけ捉えると中国中国であったり、日本国内だけでも呼び方が267種も存在していたりなど、まったく必要性も緊急性もない内容だったりいたします。

 

 

まぁ、雑学とはそういうものだと言ってしまえばそれまでのことではございますが。

 

 

はたしてお嬢様の別宅ではどのようにお呼びでしょうか?