はろうぃーん。

お嬢様 ご機嫌麗しゅうございます

世ははろうぃーんの真っ只中でございますね。

ところでこの時期によく見かけるジャック・オ・ランタン、カボチャで出来た少し不気味な見た目をしておりますが、
実は最初はカブを用いられていたのはご存知でしょうか?

そもそものジャック・オ・ランタンの由来にはひとつの物語がございます。

昔 ジャックという酒好きでイタズラ好きな暴れん坊がおりました。
ハロウィンの夜に酒に溺れ、悪魔と出会い 魂を取られてしまいそうなところ

「最後に酒を飲ませてくれ〜」

と悪魔にお願いしたそうで、
渋々コインに化けてお酒を買わせてあげようと悪魔がコインに化けたところ、ジャックはお財布に悪魔を閉じ込めたそうです。

懲らしめられて降参した悪魔はジャックに10年間は魂を取らないと約束して解放されたのですが、その10年後 ジャックの前に再び悪魔は現れました。

その際 ジャックは
「最後にあの木に成ってるリンゴが食べたい」
と 悪魔は疑いつつも最後の願いを聞き入れるために木に登ってリンゴを取ってあげようとしたのです。

その隙をみたジャックは木に十字架を刻み込み、悪魔を再び懲らしめました。
二度とジャックから魂を取らないと約束して悪魔は解放されたのですが
程なくして ジャックは寿命でこの世を去ったのです。

ですが魂を取られず、またイタズラをしすぎたジャックの魂は天国へも地獄へも行けず、困り果てておりました。

悪魔にどうしたらいいのかと訪ねたところ、元の場所へ戻りなさいと追い返されてしまうのです。

困り果てたジャックは仕方なく来た道を戻ろうとするのですが眼前に広がるのは暗く冷たい道が、、、
ジャックは悪魔にひとつお願いをして小さな炎の魂をもらいました。

その炎を消さない為にジャックは道にころがっていたカブをくり抜きランタンにして道を彷徨い歩いているのです。

時は経ちましたが今でもジャックはランタンを片手にどこか暗い道のりを彷徨い歩いているのだとか、、、、、、

長くなってしまいましたが
このお話がジャック・オ・ランタンの由来と言われております。

お嬢様も悪魔が現れたとてあまりイタズラが過ぎるのはいけませんよ。

え、何故このような話をしたのかでございますか?

・・・・・・・

ワタシもイタズラがダイスキだからです。