悪夢ふたたび

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

「天災は忘れた頃にやってくる」とは良く言ったもので、災いの類は油断した頃に再びやってくるものです。
私の場合はそう、首の寝違えです。
前回、そうとう痛い思いをしたはずなのに、回復したら完全にその辛さを忘れてしまっていました。

ただ今回は前回のような急な痛み、寝ていただけなのに首が取れたんじゃないかと思えたほどのビキッとした衝撃はありませんでした。
何となく身体の不調を感じて、特に腰の辺りが不自然に捻れているんじゃないかという違和感を覚えると同時に首までグキグキグキッと痛みが進行していきました。
「寝違え」というよりも、起きてから捻れる「起き違え」とでもいうべき症状でした。
それ故か、寝違えよりは軽度で、二日間ほどで痛みは和らぎました。
どうやらあまり良くない姿勢で寝てしまっていたようです。
ドラマ『半沢直樹』の最終回に興奮して、酒を煽りすぎてしまったのかもしれません。
「酒は百薬の長」とは申しますが、それはほどほどの酒量の場合です。
皆様も酒量にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

美尻トレーニング

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

つい先日、感染症対策を目当てに情報系番組を録画していたところ、同時に「美尻トレーニング」なるものも紹介されていました。
「筋トレじゃなくて美尻か。女性向けの情報かな」と高をくくって流し見していたのですが、トレーナーさんの「同じ箇所を鍛え続けていても筋肉が大きくなるだけ」という言葉にハッとしました。
確かに私は意識して筋トレを行うようにはしていますが、別に筋肉を大きくしたいわけではありません。
生活に支障のないよう全身の筋肉バランスを整えたいだけなのです。

下半身に関してはブルガリアンスクワット並びにバックランジをメインに行っていましたが、主に太腿の前側、大腿四頭筋が大きくなっているような感覚を得ていました。
この美尻トレーニングによって、お尻の筋肉、すなわち大臀筋のストレッチおよび強化が見込めるというのです。
大腿四頭筋はブレーキ、大臀筋はアクセルとも例えられるように、推進力・前進力には大臀筋が欠かせません。
何となく「歩けている」から日常的には意識しづらいものの、怪我をしない歩行のために大臀筋を鍛えることは必要不可欠と言えます。

美尻トレーニングは4ステップありますが、内容はほぼストレッチで、最後に若干の筋肉を使う程度の難易度です。
美尻を意識しながらトレーニングすることで、大臀筋に繋がる腰回りも整えられ、腰痛改善にも役立ちます。
また、股関節のストレッチも含まれているため、脚の回転がスムーズになり、バランスの良い歩行が出来るようになります。
「最近、何もない所で躓くな」とお思いの方、大臀筋が弱まっている可能性があります。
単に美尻を目指すだけではなく、健康な歩行のためにも、美尻トレーニングはオススメです。

青汁のその先へ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

以前に青汁を飲み始めたというお話をさせていただきましたが、ついに最終進化とも言える飲み方にたどり着きました。
甘くない大麦若葉の青汁に、レモン味のBCAAをミックスした、通称「レモン青汁」です。

BCAAとは何かというと、筋トレ民にとってはプロテインと同様にお馴染みの必須アミノ酸で、筋肉の減少を防ぎ疲労回復に役立つ魔法の粉末です。
プロテインよりは飲みやすく作られているのですが、いかんせん人口甘味料によって甘すぎることが多く、飲むのに難儀しておりました。
そこで目を付けたのが青汁の自然由来の苦さ、青臭さです。
これが見事にベストマッチ!
映画『貞子vs伽椰子』で「化け物には化け物をぶつけるんだよ!」と言っていたように、甘味と苦味の化け物同士をぶつけてみたら、 化学と自然が相殺しあい、台湾で飲んだ翡翠檸檬茶(レモン緑茶)を彷彿とさせる激ウマドリンクに生まれ変わったのです。

余談ですがこの翡翠檸檬茶、初めて飲んだ時はその鮮烈さに驚き、「これは日本で流行る!」と思ったものですが、その気配はありませんでした。
夜市の屋台で買った台湾シフォンケーキはブームの兆しを見せているのですが……。

ただこのレモン青汁には弱点がありまして、青汁がほとんど水に溶けず沈澱してしまうため、飲むたびにシェイクしなければならないのです。
私は飲み終わった炭酸水の500mlペットボトルの口に漏斗を差し込み、BCAAと青汁と水を入れ、蓋をしてガシャガシャ混ぜながら飲み、飲み終わったらペットボトルを捨てるというサイクルを繰り返しています。
今年の夏はこのオリジナル健康サポート飲料で乗り切ることにいたします。

トーストスチーマー

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

昨年あたりから話題になっており、ずっと気になっていた『トーストスチーマー』なるものを入手いたしました。
『スチームトースター』という商品もあるため紛らわしいのですが、スチームトースターは水をセットしてパンを焼くと極上の仕上がりになるトースター。
『トーストスチーマー』はパン一斤の形をした小型の陶器で、パンを焼く前に20秒ほど水に漬け、そのままトースターの網に乗せてパンを焼くと、外はサクサク中はモッチリ食感になるという、言うなれば擬似的にスチームトースター状態を作り出すもの。
どちらかといえば朝食はパン派の私にとって、一度は試してみたかった代物です。
一時は品切れ続出だったため忘れていたのですが、入手しやすくなったようなので購入してみました。
私のような庶民にも手が出しやすい1000円という財布に優しい価格。
これでトーストが美味しくなるのであれば儲けものです。
マニュアル通りに水に漬け、トーストを焼いてみます。
紹介記事によると、トースター内が蒸気で一杯になるとのことですが……あれ?
ガラスが曇らない?
焼き上がりも今までとあまり変わらないような……?
半信半疑で使い続けてはいるのですが、どうやら私の使っているようなコンベクションオーブンには対応していないのではないかと思い始めています。
これはトースター専用なのではないかと。
コンベクションオーブンはファンが回ることで風が発生し庫内の熱を循環させる機能を持っているので、その温風により蒸気が分散してしまっているのではないかと。
何にせよ、私のような庶民舌には気付かないほどの微妙な違いなのかもしれません。
いつの日か「これは違う!」と気付ける時を夢見て、今日も使い続けているのです。

ぎっくり首

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

あれは先月下旬のことでしたか。
ある朝、目が覚めてちょっと寝返りを打つと……。

(ああぁーーーーーーーーっ!?)

声にならない声。
首が取れたのかと思えるほどの激痛と不安感。
身体が…動かせない!?
寝違えなどとはレベルが違います。
恐る恐る動こうとしても、肩口あたりに激痛が走ります。
頭の重さはボーリングの球くらいあるとは聞いていましたが、なるほど確かに重い。
重くて動けない、動かせない。
激痛で首の筋肉が無力化され、頭の重さを支え切れていないような状態です。
そこで手を使って頭を支えながら何とか身体の向きを変え、苦しみながらもスマートフォンをゲット、検索してみます。
この急な痛み、症状の感じ、恐らく「ぎっくり腰」の首バージョンだな……と考えて文字入力してみると、すぐに予測変換が出ました。
「ぎっくり首」、急性頚椎捻挫症 。
あるきっかけで急に起こる症状のようです。
対処法としては「湿布などで冷やして安静にする」とのこと。

湿布か……とりあえず起き上がるしかありませんが、何しろ頭が物理的に重いし、それを支える腕の肩口は痛くて思うように動かせない。
ゴロゴロと転がるように這い出して立ち上がると……あれ?
意外と楽だ。
これなら何とか生活できるかも。
片手で湿布を貼り、とりあえず安静にするかと横になると……痛い!
人間にとって横臥は不自然な姿勢なのだと痛感させられます。
これでは安も静もできません。
では椅子に座っておくかと屈んでみると……これまた痛い!
どうやら立っている姿勢が一番楽なようです。
もし自分に能力が発現したら「首の頸椎を捻挫させる能力」なら相当な強さだな……そんなことを考えながら、しばらくはこの痛みと共存するしかないと観念しました。

3日経ち、首の痛みは100%から70%程度に緩和したものの、今度は寝返りを打てない反動からか、起床時に腰や脚の不調を感じるようになりました。
人間の身体は絶妙なバランスの元に保たれているのですね。

5日ほどでガチガチの肩こりと同程度には回復してきたため、ストレッチを始めてみると、劇的な改善が見られました。
くるっと気軽に振り向けないため、道を歩くときの後方確認が大変ですが、これなら何とか日常生活に戻れそうです。

ぎっくり首の原因として「筋力や体幹の低下」があるようで、免疫力を下げないために筋トレメニューを減らしていたのが命取りとなったようです。
適切な運動、適切なストレッチ、そんなことを改めて考えさせられる日々でした。

ビアード・チャレンジ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

グリセリンが世界中で一斉に結晶化したというシンクロニシティのエピソードがごとく、使用人の間で同時発生的に流行り始めた「ビアード・チャレンジ」こと「ヒゲ伸ばし」。
私もご多分に漏れず、始めておりました。

私の場合、まずは自分の顔のヒゲ生息地「ヒゲマップ」を確認することにいたしました。
何しろ生まれて初めてのヒゲ伸ばしです。
ここは伸びる、ここは生えづらい、そういった箇所を確認しないことには、最終的な目標が見えません。
とりあえず二週間ほど放置した結果、来日する時のキアヌ・リーヴスさんのような無精ヒゲスタイルになったので、ここからダンディーなヒゲになるよう整えていきます。
理想とするのはドラマ『BOSS』の時の玉山鉄二さんや竹野内豊さんのような精悍なスタイル。
オフィシャルなヒゲのダンディズムを目指して、頬のヒゲを剃り、口の周りを整え、もみ上げと顎を綺麗に繋げていきます。
最終的には80点くらいの仕上がりになったのではないかと自負しております。
皆様にお見せできないのが残念です。

ヒゲを伸ばしてみて気付いたのは、「毎日剃るのも大変だが、ヒゲを伸ばして整えるのも大変」ということです。
伸びたヒゲを整えるため、とりあえずハサミを使いましたが、本来ならば専用のヒゲトリマーを使った方がキレイに仕上がります。
私は癖っ毛ならぬ癖っヒゲなのか、伸びると先端が丸まり、さながらマジックテープの片面のようにタオルの繊維やホコリがくっついてしまいます。
ハサミだとこのヒゲ先を均一に整えるのが非常に難しいのです。
ただ、このひと月ほどの戯れのために数千円使ってヒゲトリマーを購入するのも何だかなぁということで、今回はヒゲの世界に深入りせずここまで。
また皆様にお目にかかる際は既にヒゲを剃ってしまった後ですが、ひょっとしたらマスクの下にヒゲが生えている使用人がいるかも…と想像すると、マスク姿もまた一興ではないでしょうか。

そうそう、まことしやかに流れている冒頭のグリセリンのエピソード、実はもっともらしい創作、デマだったそうです。
このご時世、皆様もデマには十分にご注意下さいませ。

吉川の知らないピュアココアの世界

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

椎名執事や伊織さん古谷さんが出演した某知らない世界、私も以前から毎週楽しみに録画して見ておりましたが、先日「大人ココアの世界」なるテーマが放送されました。
元来、ココア好きではあるのですが、「甘過ぎる」ということでなるべく摂取量を減らしておりました。
しかし、この「大人ココアの世界」では、純ココアいわゆるピュアココアを購入して自分で作るというメソッドを紹介しておりました。
世に出回って入手しやすいのは「ミルクココア」で、ピュアココアならば甘味を自分好みに調整できる、何だったら甘味は入れなくても良いというのです。
これは目からウロコの情報でした。
早速、通販サイトで調べてみると、だいたい500gで1000円程度、100g換算で200円となかなかのお買い得。
これは試してみるしかないとポチリ。
ついでに焦げ付かないミルクパンもポチリ。
私のココアライフの始まりです。

どちらかと言えば牛乳よりも豆乳派の私、まずはソイココアを作ってみることにしました。
ミルクパンに少量の豆乳を入れ、ピュアココアを一匙投入。
とろ火~弱火でカシャカシャと混ぜます。
しかしここが意外と難しい。
スプーンで混ぜてみたのですが、攪拌の波が高くて、油断するとミルクパンから溢れてしまいます。
これは番組でも紹介されていた道具かそれに近いものを購入するしかありません。
庶民の味方、百均ショップに行ってみると、そのものズバリの形状のものがミニ攪拌器として売られていました。
「ココアピーター」と呼ばれているそうなのですが、文字で説明すると「スプーン状のコイル」のような感じです。
購入して試してみると、スプーンとは段違いに水圧を逃がしつつ混ぜることが出来ます。
「美味しくなーれ、美味しくなーれ」と唱えながら30分かけてコーヒーを淹れる藤岡弘、さんよろしく、じっくりと丁寧に丹念に混ぜていきます。
出来上がったココアは、砂糖を入れなくても良い極上の味わい!
はー、これはハマってしまいそう……。
ピュアココアは健康効果も豊富とのことで、今後は積極的に摂取することにいたします。
青汁とピュアココア、この二大飲料で、健康を維持してまいります。