人狼の宴に向けて-弐

わが敬愛せしお嬢様へ

昨夜、移動の時間を縫いまして街を散歩してみましたところ、綺麗に桜の花が咲いておりました。
これから一週間、きっと艶やかに散る桜が見られることでございましょう。
時間を忘れて見入る…とはいかぬのが、残念でございます。






さて、いよいよ明日に迫りました、8周年イベント。
その初日を奇しくも請け負ってしまったことを実感するいま。
光栄に身が震えると共に、十三階段を上がるかの如く重圧を否めません。


そんな気分を打ち払うべく。人狼講座の続編をお届けさせて頂きます。
今回は、配られるカードによって決まる「役割」についてでございます。


このゲームは10名で行い、うち7名は「お屋敷チーム」うち3名は「人狼チーム」になります。

使用人チームの内訳は、以下のようになります。
  『フットマン』×3名
  『ドアマン』 ×2名
  『家政婦』  ×1名
  『お嬢様』  ×1名

『フットマン』
一般社会の人狼ゲームでは、「市民」「村人」と呼ばれるようです。
特に特殊な能力はなく、自分自身の推理力と洞察力を駆使して、人狼と戦うことになります。

[百合野:逆に申しませば、他の役割のように『いなくなると困る』要因が少ない分、動きやすいとも言えます。]
[時任:…仲間を護るドアマンも、人狼を探る家政婦も、いなくなると急に「お屋敷チーム」が不利になりますからね。]
    [百合野:かと言って、あまり目立ち方に差が出ると、沈黙している人が怪しいと狙われたりしますから、難しいところですね。]



『ドアマン』
一般社会の人狼ゲームでは、「騎士」「狩人」などと呼ばれるようです。
「夜のターン」に自分以外の誰か一人を護ることができます。
ドアマンが守ると宣言した人物は、その夜に人狼に襲われても無事に助かるのです。

[藤原:もちろん、誰より守るべきは「お嬢様」!藤原がしっかりお守りしますよ!]
[時任:…まず、お嬢様が誰かを間違えずに探さないといけないのですがね。]
    [霧生:ゲームが終わってみれば、実はドアマンが一生懸命に人狼を護っていたなんて、悲しいパターンもありますからねー。]
    [時任:何よりドアマンが気を付けることは「ドアマンは自分自身を護れない」ということです。]
    [藤原:うかつに「私がドアマンです。」なんて言ったら、その夜に人狼のデザートに?あわわわ…。]


『家政婦』
一般社会の人狼ゲームでは、「占い師」と呼ばれることが多いようです。
「夜のターン」に誰か一人を調べ、「人狼」かどうか調べることができます。
また、「家政婦」はお嬢様が誰なのかを知っています。

    [各務:家政婦は見た…。]
    [時任:…いきなりオチを言わないでください。]
    [各務:家政婦は地味なようで、実はゲームの中心となる大切なポジションです。]
    [時任:いきなり真面目になりましたね。]
    [各務:人狼を調べる能力も大事ですが、唯一他の人が人狼ではないと確信できる役割なので、お屋敷チーム全体を指揮するのも大事な勤めなのです。]

『お嬢様』
swallowtailのオリジナルクラスです。
フットマン同様、特に能力はありませんが、万一「お嬢様」が追放されたり襲撃されたりすると
ただちに「お屋敷チーム」の負け=人狼チームの勝利となってしまいます。

    [時任:スワロ人狼の最大の特徴ですね。]
    [遠矢:お嬢様のカードを引いちゃったら、怖くて動けないですよ。]
    [時任:気持ちは分かりますが、それはかえって危険です。]
    [遠矢:そうなんですか?]
[時任:ええ、沈黙していると間違えて怪しまれかねませんし、ドアマンにも守ってもらえません。]
    [遠矢:うっかり追放されたり、偶然に人狼の餌食になったりしちゃうんですね。]
    [時任:それなら堂々と名乗り出て、ドアマンに守られつつお屋敷チームを凛と率いるのが、正しいお嬢様の姿と言えるでしょう。]


そして、人狼チームは3名です。
  『人狼』×2名
  『道化』×1名

『人狼』
言わずと知れたオオカミ男です。
夜のターンに、誰か一人を「襲撃」してきます。
また、人狼は人狼同士、お互いを把握しているため、思わぬコンビネーションを発揮するかもしれません。

    [時任:如何に人間だと思い込ませるか。そして人間側の戦略をいかにかき乱すか。それが人狼のポイントです。]
[神戸:まるで自分がドアマンであるかのような失言を装うとか、人狼が分からず混乱する体裁を見せるとか…]
    [時任:流石は神戸さん、ナチュナルに人狼ですね。]
    [神戸:何を言うんですか。私は身も心もお嬢様のフットマンですとも。]


『道化』
一般社会の人狼ゲームでは「狂人」と呼ばれます。
れっきとした人間でありながら、オオカミに組した裏切り者です。
人数としては人間に数えられますが(人間が人狼と同じ人数以下になると、人狼チームの勝利です。)
人狼チームが勝利することが目的となります。
また、恐ろしいことに道化は「お嬢様」が誰か知っているのです。

    [時任:お嬢様を存じているゆえ、家政婦になりすますのも用意です。まさにジョーカーのカードですね。]
    [伊織:如何に場をかき乱すかが勝利のカギと言うわけですか。好みのスタイルですね。]
    [時任:自分を人狼と誤解させるという戦略もありですね。]
    [伊織:自分自身がたとえ追放されても、勝利が近づくだけですからね。]


以上の6つのカードを以って、ゲームを進めさせて頂きます。
次回は今宵。戦略についてお話しいたしましょう。
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