催し事

私は夏が好きでございます。
厳密に申しますと、夏の催し事が好きでございます。
花火、縁日、バーベキュー。
どちらも想像するだけで楽しめるほど。

いつも感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いながらついつい当たり前と思ってしまっていた昨年まで。

きっと次に催し事が楽しめる時にはその風情を噛み締めながら足を運ぶ事でしょう。

お嬢様、今は今の楽しみを探してまいりましょう。
微力ながら我々もお手伝いいたしますね。

さて、少し外の空気でも吸いにまいりましょうか。

…ふふ、日傘は私がお持ちいたしますので、マスクは忘れなく。

百合野

夏に備え

椎名でございます。
ますます暑さが増してきましたね。

さて、先日は梅シロップとエクストラティーでは沢山のお嬢様にお召し上がりいただき、
誠にありがとうございました。
また機会がございましたら、どこかでお出しできればと思います。

さて、
どこかでお話ししたかもしれませんが、今年はその暑さ対策として「日傘」を購入いたしました。
と申しますのも、昨年の夏のことでございます。
とにかく日々が暑く、日頃室内にこもって仕事をしております所為か、
ひどい時は外を移動する際は常にタオルに手にはハンディクーラーと保冷剤を持って出ておりました。
それはそれで効果はあるのですが、来年こそは日傘を購入するのだと心に誓ったものです。

最近は男性が持っても違和感のないデザインも多く、
少し調べてみるだけでも、男性日傘用の特集が組まれていたり「日傘男子」などという新しい造語とともに様々な商品が売り出されております。
そしてあちらこちらに散りばめられる、なんだか小難しい用語とともに紹介される機能面たち。
遮光、遮熱、UVカット、軽量素材…体感温度マイナス〇〇度などなど。
きっと私のような男性の心に響くように、あえて機能面を推しているのでしょうね。
まんまとそのマーケティング策略にハマってしまったようです。

これまで単純に傘、とだけ認識しておりましたものにこんな奥深い世界が広がっていたのだと感動を覚えました。
そこからあれこれと記事を調べてみたり、お店に足を運んで実物を見てみたりし、
ようやくお気に入りの1本を見つけ出すことができました。

機能と、デザイン、価格にバランスを考え商品選びをするのは大変ですが、非常に楽しいものです。

今回私が選びましたのは携帯の利便性を考えた折り畳み形状のもので、
お色は晴天の使用を考え白(オフホワイト?)を選びました。
いつもは条件反射的に黒ばかりをチョイスするのですが、ここで他の色を選びたくなるのもこれまでにな経験で少し新鮮です。
きっちりと遮光一級、遮熱効果、紫外線カットも外さずに。
面が白に対し、内側が黒なのも個人的に惹かれたポイントでした。

既に先月からこの傘のお世話になっておりますが、これからの季節ますます活躍してくれることでございましょう。

お嬢様は最近されたお気に入りのお買い物は何ですか?
ぜひまたお聞かせくださいませ。

それでは。

お暑うございますね。

司馬でございます。
皆様、お健やかでいらっしゃいますか?

ずいぶんと長かった梅雨もようやく明けて、夏の日差しがじりじりと照りつけて参りました。
今年の夏も、暑くなりそうです。

お嬢様方におかれましては、どうしてもご公用でお出かけになることもあるかと存じます。
残念ながら、まだまだマスクの着用も必須となっておりますが、本当に熱中症が心配でございます。

どうぞ、ご無理をなさらず、水分・塩分の補給と、たびたびの休息は必ずお取りくださいませ。

もちろん、お嬢様方のご休息の場として、スワロウテイルはいつでもご帰宅をお待ちしております。
いつもどおり、涼しげなデザート、そしてお飲み物の準備も万端でございます。

しかしながら、お体の冷やしすぎというのも、また禁物。
お屋敷は快適な室温に整えておりますが、時には行き過ぎてしまうこともございます。
時々は、温かなお飲み物をお召し上がりになりまして、また、ショールやおひざ掛けのご用意もございますので、いつでもお申しつけくださいませ。

では、くれぐれも大切なお体をご自愛なさって、素敵な笑顔をお忘れなきよう。

今回は、この辺りで失礼致します。

夏に抗う小さな足掻き

敬愛せしお嬢様へ。
暦も8月に入り、この駄文がお目に触れる頃には
大概に梅雨も明けていることでしょうか。

そうなると青空と輝く太陽。
漸く「夏」と呼ぶにふさわしい気候がやって参ります。

しかしこの「夏」の気候が私的に大層苦手でございます。

まず日光。
生来もともと日光は得意な方ではありません。
眩しいのが嫌いで、長時間日光に当たると気分が悪くなり、日に当たるだけで肌にチリチリと痛みを感じ、日射病などにも弱く。
幼き頃から地下で生きていくよう定められていたかの如くでございます。

なにより、日焼けが厄介です。
ビックリするぐらい日焼けします。
うっかりすると人種が変わります。
しかも、ほんの僅かな日光で焼けてしまいます。
徹底的に日光を避け、日焼け止めを用い、日光下では常に日除けをしていても、毎年一般の子ぐらい焼けてしまいますので、努力を怠ったらどうなるか知れたものでございます。

そして暑さ。
いえ、暑さには強い方でございます。
ですが。
汗が厄介でございます。
日焼け止めとセットになると、私の眼球を執拗に攻撃する凶器へと変貌いたします。

これらに抗うべく。
夏季はとにかく可能な限り地下から動かぬつもりでございますが。
生活上、そうもいかぬことも多うございます。

そこで。毎年奇策を練っては夏に抗っております。

ペットボトルを凍らせて所持しておく。
これは社会において発見された非常によき方法でございます。
これを転用すべく考えまして、
サイズを考慮いたし小さなポケットサイズのパックドリンクをいくつも凍らせて、ポケットに忍ばせておきました。
なかなか快適でございます。

心臓部に当たるように、胸にポケットのある肌着を使用したり、首後ろや太股など冷却効果の高いところに当てておけないか苦慮してみましたが、
これは明らかにシルエットがおかしくなるので断念いたしました。

代わりに今注目しておりますのが、
冷却力・保冷力が非常に高いタオルというものを入手いたしまして、これの活用を考えております。

冷やしたタオルというものは、暑い日に心地よいものでございますが、すぐぬるくなってしまいます。
しかしこのタオルは、お手にとって振り回していただくなど風に当てますと、協力な冷却力・保冷力により冷蔵したように冷たくなるのです。

タオルをどこで振り回すかが難点でございますが、私事で出掛ける際などは重宝しております。

しかしお屋敷の勤めに応用するには困ります。
唐突にタオルを振り回し始めたら大惨事でございます。
タオルは衣服の下に仕込むのは容易なれど、出し入れを頻繁にするのも難しゅうございます。

そこでさらに一計を案じ。
タオルにハッカオイルを染み込ませて、衣服の下に仕込んでみました。

死にかけました。

お嬢様、暑い日にハッカオイルで涼をとるなんてよく聞きますが、あれは危険でございます。
「寒いような感覚を強烈に与えている」だけでございますので、効く人には効きますが駄目な方には「暑いのに冷たい」というダブルアウトな感覚に襲われることになります。
真夏と真冬の駄目なところだけ総取りでございます。

あと、ハッカオイルの濃度にはくれぐれもご注意くださいませ。

いろいろと奇策を練ってみたものの、
涼しい地下から動かないのが一番のようでございます。
お嬢様がたも、灼熱の地上で我慢なさらず、
一刻も早くサロンにて涼しいティータイムをお楽しみくださいませ。

あ。

シェフにご協力いただき、超低温冷凍庫でスピリッツを凍らせて所持する奇策はかなりひんやり致しました。

執事服が凍りましたけどね。

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

もう季節は夏でございますね。
あまり夏が得意ではない身としては早くも秋が恋しくなっております。

そんな夏でございますが、実は子供の頃は大好きな季節でございました。

特に蝉を捕まえることに関しては、夏休みに意気揚々と外へ出かけたものです。

今となっては何故そんなに捕まえようと頑張っていたのか分かりませんが…。

そして今は蝉の声を聞くとあの頃の自分を思い出しては懐かしく感じるようになりました。

ノスタルジーとは違いますが、あの頃の自分から元気を分けてもらいながらこの夏を乗り越えていこうと思います。

…。

出来るだけ涼しい夏になりますように。

生ビール

お嬢様、お坊ちゃま、ご機嫌いかがで御座いましょう、金澤でございます。
最初に申し上げます、只今よりお話が完全にお屋敷から離れますが目の前にある黄金色の液体の誘惑にそろそろ我慢の限界でございますのでご無礼お許し頂きたく存じます。

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ご機嫌麗しゅうございます。
八幡でございます。

先月は中々天気も優れずイマイチ夏らしい暑さを感じる事が出来ずにおりましたが、コチラの日誌をお嬢様がご覧になっている時は夏らしい晴れ模様になっているでしょうか。

さて今月は桐島とマルスと申しますカクテルをご用意致します。キウイフルーツを使用致しました非常にさっぱり致しましたカクテルでございます。

今回は桐島が1から10まで考えた非常に召し上がりやすいカクテルでございますのでもし一杯で足りない場合は追加でもう一杯ご用命いただいても構いませんので是非召し上がり下さいませ。

久々にシェイカーを振る機会が出来ましたので私自身非常に楽しみでございますのでお嬢様のお戻りをお待ちしております。