初夏で、ございます。

先日…

人生初の屋形船に乗ってまいりました。

何度シャッターを押しましても

海‼︎

海‼︎

まわりは海‼︎

佐々木で、ございます。

手前に写ってございますのが、レインボーブリッジなのかも⁈しれません。

お嬢様、おぼっちゃまには豪華客船クイーンエリザベスがお似合いでは、ございますが…

もし、お乗りになる機会がございましたら…

夜。花火大会開催期間中など…

おすすめ致します。

佐々木

日誌

紀元前から続くワイン醸造は科学的な側面もございます。

ですので技術の進歩と共に、自然任せだった部分もその仕組みが理解されコントロールされるようになってまいりました。

おそらく20年、30年前のワインに比べるとヴィンテージによる
出来不出来といった差もすくなくなり味自体もかなりぶれが少なくなっているのではないでしょうか。

勿論私はそれらのワインが作られたころに飲めたわけではございませんが。

一方。そのカウンターとして自然にそった本来のワインづくりというものも見直されております。

その一つに「ビオディナミ」というものがございます。

ルドルフ・シュタイナーという人物が唱えた思想でして、農業だけでいうのなら無農薬、有機栽培などをもっともっと進めたものをイメージすると近いかもしれません。

肥料自体も特殊ですし、栽培のスケジュールなども月齢に沿っていたりとなかなか興味深い一方、そこまですることに意味があるかと、それこそ「科学的な」思考をしてしまうのですが……

そのことに関して面白い発見をいたしましたので後ほどそのお話も致しましょう。

どうぞワインを召し上がりながらお待ちくださいませ。

寛ぎながら戯れ言

敬愛せしお嬢様へ

時任でございます。
本当に春はどこへ行ってしまったのでしょうか。
昼夜の温度差激しい日々が続いておりますゆえ、お嬢様におかれましては身体にお気をつけ頂き、如何に暑く感じられる日でございましてもまだまだ上着はお忘れなきようにお願い申し上げます。

さて、今宵も拙き言葉を紡いで参りますが、子守唄がわりと思って頂ければ幸いでございます。

誰しもなぜか心安らぐ場所というのはございますね。

それが子供の遊ぶ公園であったり、古びた香りの和室であったり、木漏れ日のある森の中だったり…それは人それぞれですね。

お人によっては、うず高く本の積まれた書庫だったり、機械油香る車のガレージだったり、愚者のカードのごとき高い塔のてっぺんだったりするでしょう。

時任にとってのそれは、夜の街でございます。
幼い頃から夜に縁深かったこともございましょうが、夜の雑踏の中に身を浸しておりますと、どんなに心身がえぐれていても泡と溶けるように痛みが消えていくように思えます。

別段、夜遊びが好きなわけでも、騒ぐのが好きなわけでもございません。
衝撃の告白をいたしますと、酒を飲むことそのものも好きなわけではございません。作るのは好きですが。
ただ、夜の街という空間に、静かに身を浸しているのが好きなのです。

お嬢様がたも、自分だけの安らぐ場所というものは、大事になさいませ。
ナポレオンは必要最低限の休息しかとらなかったと言われますが、人に休息は大事でございます。

叶うなら、お屋敷がお嬢様にとって安らげる場所であればと願いますし、そうあるように尽力して参ります。
その活力を養うためにも、今は暫し、夜に身を隠すことをお許しくださいませ。

古いジュークボックスの音色に人々のざわめき。飴色のカウンタによく似合う無骨なロックグラスにはロンサカパを満たしてちびちびと舐めて。
ああ、落ちつきますね。

…あ。猫を膝に文字と戯れているこの時間も好きですよ。
だから私の膝で爪を研がないでください。
あと勝
手にリターンキーを押すのもや
めなさい。
あ、こ
ら、やめ

なさい

って。

ょ。

…ああもう。
おやつあげますからもう寝ましょう。
明日も頑張りましょうね。
あなたのお陰で、私は明日も頑張れますよ。

ペンギン

お嬢様、お坊っちゃま、ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

近頃は、すっかり暑くなって参りまして、
梅雨の足音が、ポツポツと近づいてくるのを感じます。
くれぐれも突然の雨には、お気を付け下さいませ。

とはいえ、嫌なことばかりではありません。
初夏の気候は、お出かけにはぴったりでございます。
ただ残念ながら、この一カ月ほどは、恐らく雨も続くことと存じますので、
ふと羽を伸ばされるのなら、屋根のある場所がようございましょう。

そのような時、私はよく水族館に参ります。
明るすぎない綺麗な照明と、涼しげな水の温度、
のんびりと泳いでいる生き物達を鑑賞するのは、
何とも優雅な時間でございますよ。

その中でも、とりわけ、ペンギンが好きでございまして。
あの白と黒の可愛らしいフォルム。
寝ているのか起きているのか分からない、緩さ。
可愛らしゅうございます……。

水族館で、よく飼育されておりますのは、
マゼランペンギンやフンボルトペンギンという、
中型(体長70cm程)のペンギンが多うございまして。
最もポピュラーなコウテイペンギンは、
大きいものですと、130cm! とっても大きゅうございます。
ちなみに私が好きなのは、イワトビペンギンでございます。
頭部の黄色の飾り羽が特徴の、凛々しいさが特徴的です。

いつも、一度水槽の前に参りますと、
20分でも30分でも眺めておりますので、
外に出れば、暗くなっていることもしばしば。(私の話ではございますが)

先ほどから、暑い暑いと申しておりましたが、
昼と夜との温度差は激しく、
少々肌寒さを感じる時もございますので、
くれぐれもご自愛くださいますように。

それでは、どこからか私を呼ぶ鳴き声が
するようでございますので、
本日はこれにて失礼致します。
……あれは何ペンギンでございましょう。

才木

甘酒のアイス

雨に映える紫陽花の花も美しい季節となりました。
お嬢様、如何お過ごしでしょうか。

今回はお嬢様にお知らせでございます。

6月17日より6月の末日まで私が考案致しました「甘酒のアイス」がご提供出来るようになりました。

日本の伝統的な甘味飲料をアイスクリームとしてアレンジした一品でございます。

梅雨のこの季節は湿度が多くなり体調を崩される方も多く、この時期に豊富なビタミンB群(B1,B2,B6,ナイアシン等)やナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン等のミネラル、またオリゴ糖・食物繊維を含む甘酒を材料としたアイスクリームでお元気にお過ごしいただければ幸いでございます。
是非ご賞味くださいませ。

それでは、お帰りをお待ちしております。