心からの願い

皆様、暑中お見舞い申し上げます。
吉川でございます。

流行り病に悩まされたここ数年ですが、今夏はようやくお祭りや花火などハレの日が多くなってきたように思います。
毎週のように何処かで賑やかな様子が窺えて、特別に祭り好きというわけではない私も、柄にもなく心がウキウキしてしまいます。
日常が戻りつつあることを実感する昨今、どうかこのまま世の中が落ち着きますよう、心より願う次第です。

未知なる食材

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

この時期になると市場に出回る野菜に『青唐辛子』なるものがございます。
以前よりその存在は認識しておりましたが、ピーマンの亜種のような『獅子唐』と違い、一般人が迂闊に手を出してはいけない、何やら専門的かつ職人的な雰囲気を感じ、手に取る機会がございませんでした。

しかし昨年でしたか、『青唐辛子醤油』なる調味料を入手し、意外と日常使いし易そうだなと認識を新たにしておりました。
ただ、青唐辛子を使った料理のレシピを検索してみると、「手袋をすると安心」「換気扇は必ず回す」など恐怖を煽る注意書きが多く、購入には二の足を踏んでおりましたが、今夏に入り改めて青果店の店頭を眺めてみると、意外なほど普通に、獅子唐と同じような頻度で見掛けるようになりました。

ここは一念発起、購入することにしましたが、獅子唐と同じような感覚で使うにはまだ恐怖を伴いますので、最初は数本入りの小袋で様子を見てみます。
種をしごいて取るレシピと、そのまま輪切りにするレシピの凡そ二通りですが、炒めものに使用するのでとりあえず輪切りにしてみます。
種は柔らかいのでそのまま使えますが、切り口からは驚くほどの辛みの気配を感じます。
とりあえず豚肉と炒めて食してみると……美味しい!
乾燥唐辛子とはまた違った、さっぱりすっきりとした爽やかな辛みが癖になりそうです。
これは良い食材を知ることができました。

早速リピートしようと数日後に店頭を探してみると小袋が見当たらず、40本は入っているであろう大袋しかありません。
数本しか使わないのに大袋か……しかし癖になってしまったので欲しくたまらない……悩んだ末に大袋を購入しました。
その内の30本は輪切りにして醤油に漬けしばらく寝かせ、残りは調理に使うことにします。
漬けこんだ青唐辛子は何に使うか、そうめんに添えるか、はたまた冷や奴に添えるか、今から楽しみです

サウナイキタイ

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます

数年前からでしょうか、何度目かのサウナブームが起こっております。
サウナを楽しむ方々、通称「サウナー」が、サウナ→水風呂→外気浴を繰り返すことで「整う」ことを目指している昨今のサウナブーム。
私は未だ整ったことがございませんが、そこそこにサウナを好んでおり、サウナ用の眼鏡も作ってしまいました。
そんな私ですので、遠隔地での用向きにて宿泊の際もサウナ付きの施設を選びがち。
簡易的な施設でも小規模なサウナを有する所が多く、重宝しております。

ある夜、サウナを堪能しながら、不思議なことに気付きました。
サウナ利用者の数に対して外気浴スペースの「整い椅子」を使用している人が異様に少ないのです。
私ひとりが整い椅子でまったりしている中、何脚かある整い椅子に誰も座る気配がありません。
妙だな、と思いながら整い椅子からサウナを眺めていると、気付いてしまいました。
何と、サウナと水風呂をひたすら繰り返す、「整う」ことを拒絶するかのような、減量しているボクサーのごときストイックな、「ストロングスタイル」とでも言うべき方々が多いのです。
サウナを出ると、冷水で汗を流して水風呂に入り、またサウナに入り、水風呂に入り……。
のぼせやすい私には到底たどり着けない領域……サ道の奥深さを感じた一夜となりました。

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

今冬はサツマイモの食べ比べにハマってしまいまして、様々な品種を入手しては蒸かして食べ比べておりました。
世間的には「安納芋」の評価が高いようですが、入手のしやすさと美味しさがずば抜けている「紅はるか」が私にとっては至高となりました。
圧力鍋で蒸かしてから半分に切ってラップして冷蔵し、食べる前にレンジで温め、アーモンドオイルを垂らしたMCTノンカフェインコーヒーと共に食すのが朝のルーティーンとなりました。
購入しては蒸かして食べ、購入しては蒸かして食べを繰り返しているうちに、不思議なことに気付きました。

「サツマイモって、いつまで売っているんだろう?」と。

サツマイモと言えば晩秋から冬にかけてが旬の収穫物だと思い込んでいましたが、この時期になってもまだ店頭に並んでいます。
収穫してから冷暗所などに保存したものを出荷しているのかもしれませんが、それにしても入手できる期間が長すぎるような気がしています。
ひょっとして品種改良などにより通年入手できるようになったのでしょうか。
だとしたら関係各位の努力に頭が下がります。
いつまでサツマイモを入手できるのか、楽しみである反面、逆に店頭からサツマイモが消えた時は映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のような爽快感が得られるのではないかと期待しております。

行ってみたいなバスツアー

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

流行り病もだいぶ落ち着いてきたようですので、今年こそは行ってみたいと思っているのがバスツアーです。
皆様には縁遠いでしょうから簡単にご説明いたしますと、庶民が早朝から集って大型バスに乗り合い各地を巡るイベントです。
ほぼ日帰り旅行ですので、都内スタートでしたら行き先は関東近県のことが多いです。
この時期の代表的なルートは「朝集合→イチゴ狩り→昼食→絶景スポット→帰路」といった所でしょうか。
ものづくり体験やショッピングモールが含まれていることも多いです。
この代表的なルートでも不満は無いと言えば無いのですが、私が最も重要視しているのは「その土地特有の食事」です。
例えば山梨であれば「ほうとう」、埼玉であれば「武蔵野うどん」、栃木であれば「佐野ラーメン」など、いわゆるB級グルメと呼ばれるものでも構わないので、その土地を感じられるグルメを組み込んでほしいのですが、洋食やイタリアンなど無難なメニューが多かったりするのが難点です。
秋に催されることの多い「山梨ワイナリー巡りツアー」のように、千葉・茨城・栃木・群馬・埼玉あたりの県境を跨ぐ「関東グルメ巡りツアー」を何処かのツアー会社さんが企画してくれないかと切に願う次第です。

冬場の毛布、上から掛けるか? 下に敷くか?

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

冬になると毎年のように「毛布は身体の下に敷く方が温かい」というライフハックが出回るように思います。
私も毎年のように半信半疑ながらも試みているのですが、今年になってついに一つの結論にたどり着きました。
「掛け布団の上に薄手の毛布を掛け、身体の下に厚手の毛布を敷く」、これが答えです。
睡眠中の人体は思ったよりも発熱しておりますので、この熱を逃がさないように挟み込むのです。
更に湿気が籠もらないように下に厚手の毛布、温度調節がしやすいように上に薄手の毛布、これによって快適な睡眠が保たれます。
暖かくなってきた昨今、毛布無しで過ごせる夜も増えているように思いますが、年末の為に備忘録としてここに記します。

米麹甘酒

皆様、ご機嫌麗しゅう。
吉川でございます。

年初に立ち寄った地方の直売所にて、手頃な価格の米麹を見つけました。
米麹とは、蒸した米に麹菌を撒いて培養させ、乾燥させたものです。
ヨーグルトメーカー所有者として以前から塩麹作りに興味があったため、即購入。
同時に購入したレモンを加え、レモン塩麹を作りました。
ヨーグルトより難易度は数段低く、初めてにしては上手に出来ました。
ただ、塩麹は調味料ですから、なかなか減りません。
大量に余った米麹をどうするか悩んだ末、甘酒を作ってみることにしました。
これがまた簡単かつ美味!
市販のものより自然な甘さで、なおかつ後味もサラッとしています。
この美味しさに目覚めてから米麹甘酒作りに凝り始めました。
最初はだいたいのレシピがそうであるように米麹と水の分量を半々程度で作ってみたのですが、好みの範囲ではありますがちょっと甘すぎて粘度も高すぎるような気がします。
現在は米麹を減らして水を増やし、甘さと粘度のバランスが丁度良い塩梅を探っている段階です。
「食前に甘酒を飲むと太りにくくなる」との説もあるようで、しばらくは甘酒作りにハマりそうです。