木を植える

ご機嫌麗しゅうございます。
環でございます。

ときにお嬢様、『時間の取捨選択』についてお考えになられたことはございますか。

お嬢様におかれましても刻一刻と変化するこの情報社会において、もはやスマートフォンという存在もなくてはならないツールなのではないでしょうか。

そのおかげで簡単に情報を受け取れたり多くの情報を仕入れたりと便利になった反面、余計に時間を取られるということも増えたような気がしますがいかがでございましょう。

貴重な時間。
今はタイパと言われてるタイムパフォーマンスを重視する動きもあちこちで見受けられるようになりました。

日々の活動の中でどれだけ有意義な時間を確保しているかが問われる時代となったのです。

その考え自体はあまり好きではないのですが、不要に時間を取られてしまうのもなんとかすべきと考えていたところ、打って付けのアプリケーションを発見いたしました。

それは木を植えるというものでございます。

 

簡潔に解説いたしますと、そのアプリケーションを起動中に他のアプリケーションを使えなくさせるという仕様でございます。

しかもそれだけではなく、設定した時間に応じて木が成長するという面白い仕組みにもなっております。

30分で1本、2時間で4本といった具合に木が成長して、やがては森になります。

なにかを制限する動きは我慢しているような感覚に陥り、結果としてその反動が来てしまうのが常でございますが、これなら制限を対価に変えることができ、その分気持ちよく集中出来るかと存じます。

もちろん何も考えずダラっとすることも時に大事ではございますが、期限を設けたり上手く緩急をつけるためにはこの手法は有効と感じます。

個人差はあるかと存じますが、一度是非お試しになってみてくださいませ。

ご挨拶

お嬢様、お坊っちゃま、
ご機嫌麗しゅうございます。

この度、大旦那様より命を賜り
ティーサロンにてお給仕をさせていただくことと相成りました。

藤波と申します。

未熟であるが故に、至らぬ点も多いことと存じますが、
お嬢様、お坊っちゃまに至高のティータイムをお過ごしいただけますよう、
日々精進してまいります。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

近頃は空模様が突然崩れることが多くございますので、傘を常に携帯されることをお勧めいたします。

私はいつ何時でも心晴れやかに、お帰りをお待ち申し上げております。

藤波

ロマンスな夏

お坊ちゃま、お嬢様ご機嫌麗しゅうございます。
久保でございます。

いよいよ夏本番でございますね。
湿気も相まって大変暑い日々が続いてございますが、いかがお過ごしでございますか?

さて、今月からギフトショップにて初めて私が考案したお菓子が棚に並べられるそうで大変光栄でございます。

『ロミオとジュリエット』

チーズの生地とゴイアバーダ(グァバジャム)
の組み合わせのお菓子でございます。

『ロミオとジュリエット』はブラジルの伝統的なお菓子でございまして、チーズを「ロミオ」グァバジャムを「ジュリエット」二つの完璧な相性に見立てて考案されました。

どうしてもシェイクスピアのロミオとジュリエットは悲劇の印象が強うございますが、寧ろ若い恋人たちが社会によって課された障壁をはねのけて愛を成就させようとするという伝統的な恋愛喜劇だと存じます。

暑い夏にロマンチックなお菓子はいかがでございますか?

お嬢様、お坊ちゃまの感想を楽しみにティーサロンでお待ちしております。

葉月

耐え難い暑さが続いておりますが、お嬢様いかがお過ごしでしょう。

乾でございます。

 

今月は私がプロデュース致しましたフットマンケーキ「キャラメルナッツタルト」を
ご用意いたしました。

今年の2月にご用意いたしました「キャラメルナッツアイス」のタルトヴァージョン
でございます。

サクサクのタルト地に生クリームとキャラメリゼしたナッツをトッピングし程よい甘
さに仕立てております。

お召し上がりいただけましたらとても嬉しゅうございます。

 

今月はおにぎりを持ったカニでございます。

 

 

 

 

お気に召してくだされば幸いでございます。

 

お嬢様のお帰りをお待ちしております。

 

アオキサイキョウノカクテル

お嬢様、お坊ちゃま。
奥様、旦那様。
ご機嫌麗しゅうございます。
才木でございます。

いよいよ夏本番でございまして、
世間的にも夏休みに入る頃ですね。
関係がなくなって久しいですが、
この季節特有の空気感ですとか、
幼少期に感じたワクワク感も相まって、
心躍るところでございます。

暑ささえもう少し適切であれば、
手放しで喜べるのですが……。
とはいえ嫌な部分ばかり見ていても、
何も楽しくございません。
遠く鳴る祭囃子の音に耳をすまして、
季節の到来を祝うことにいたしましょう。

さて夏といえば。
今年も佐々木とチョコミントカクテルを
ご用意することになりました。
当家伝統のレシピを細かにアレンジし続けております、このカクテル。
気づけば五年目を迎えました。

皆様のおかげで、
ここまで続けることが出来たことは勿論ですが、
同期の佐々木とここまで続けてこれたことは、
とても嬉しいことにございます。

この度は折り返しや原点回帰の意味も込めまして、
初年度のタイトルと共に(Re:)にその気持ちを込めました。
気は早いところですが、
また末永くお付き合いいただければと存じます。

夏を楽しみましょう!

才木

第三十一回フルーツティーの魅力

真っ赤に燃える太陽の日差しが厳しい今日この頃。
いかがお過ごしでしょうかお嬢様、お坊ちゃま。紅茶係の白川でございます。
本日はこの暑い夏を乗り切るのにぴったりな紅茶のご紹介。

それでは参りましょう。
フルーツティーの魅力の幕開けでございます。

それは貴方にとってどの様なフルーツティーでございますか?

??「それはフルーツティーの宝石でございます。」

フルーツティーの宝石?
聡明なお嬢様、お坊ちゃまならもうお分かりかと。

そう、本日は真っ赤に燃える様な水色のフルーツティー〝ルビー〟を真っ赤に燃える使用人、火野と共にルビーの魅力に迫ります!

ルビー。
それはその名の通り赤い宝石の様な果実をふんだんにブレンドしましたフルーツティーでございます。
その内容は、ストロベリー、ラズベリー、エルダーベリー、ブラックベリー、アップル、黒スグリ、赤スグリ、
ハイビスカスフラワーなど、その美しい赤い水色を構成する赤い宝石が数多く使われております。

火野「その香りは華やかさと爽やかなベリーの甘い芳香、飲み口はしつこすぎない甘さと心地よい酸味が素晴らしいフルーツティーでございます。」
火野「また、豊富なビタミンや眼精疲労に効果のあるアントシアニンなど健康に良い成分を含んでおりますので、この厳しい夏にはアイスにして召し上がっていただくのが良いかと存じます。」

そうなのでございます。

ルビーのアイスティーは遥か昔から厳しいお屋敷の夏を乗り切るために使用人の間でも愛飲されて来た紅茶でもございます。

この夏の青空と真っ赤な太陽に映えるこの真っ赤なルビーにシューガーを入れてたくさんの氷で冷やし楽しめば、少しは厳しい夏も楽しくなるやも知れません。
ルビーとお嬢様、使用人一同と次の季節を迎えましょう。

 

次回はどの紅茶にいたしましょう?

それでは次回まで、

ごきげんよう!お嬢様、お坊っちゃま。

日誌

お嬢様ご機嫌麗しゅうございます。
片倉でございます。

サウナのような猛暑続く日々ですがご無事でいらっしゃいますか?私は耐えられず溶けかけておりました。

さて街中はオリンピックで盛り上がりを見せているようでございます。

私も偶然フェンシングの映像を拝見したのですが、勝負事で手に汗握る中ふと装備について気になりましたので今回は西洋剣レイピアについて触れて参ります。

レイピアとは16~17世紀頃のヨーロッパにて護身または決闘の際に用いられた 刺突 つまり相手に突き刺して使う片手剣です。その細さから日本では細剣(さいけん)と呼ばれています。
装備する際は右手にレイピア、もう左手に攻撃を受け流す為のダガーを持つのが一般的とされています。

フェンシングの剣と異なる点はレイピアの場合棒状ではなく両刃の剣と言ったところでしょう、突くだけでなく斬ることもできます。
刺突武器の切れ味など…と思われるかもしれませんがしっかりと骨まで斬り裂くことが出来るようです。

…と歴史や用途、サーベルとの違いなどまで説明しようとすると凄まじいことになりそうなので一旦ここまでにしましょう…

装飾などもオシャレとしてではなく武器破壊の意図もあるのですがその説明はまた今度レプリカや似た剣を一緒にお持ちして説明致しましょう
ではまたお屋敷にてお待ちしております。
片倉